リューべ(キャラ紹介、バリバリにネタバレ含みます)
プロフィール
名前:リューべ・アルバス
コードネーム:『灰被りの姫』
年齢:19歳
身長:162cm
体重:48kg
B:72
W:56
H:58
瞳:パッチリとした空のような青
髪:金髪のショートカット
『性格』
良くも悪くもまっすぐで自分の意見を変えない
芯もメンタルも強く、興味がない人間にはまったく無関心
ロキと初対面のときは、心身のショックで後ろ向きになっていた
『好きなもの』
母・他人に寄り添うこと・肉(特にベーコン)・味の濃いもの・お昼寝・歌・赤いもの・ロキ
『嫌いなもの』
村の連中・大きな音・死・別れ・何も言わずに死んだ人
『初めてのこんにちは』
星屑の国の名家に誕生したが、生まれつき声帯がなく、父からは目の敵にされ育った
『名家の娘が喋れないなどあってはならん』
それが父の口癖だった
けれど3歳の頃、母親が禁忌とされる『義欠の体』を創り出した
それによって話せるようになったが、禁忌を犯した母は死刑宣告を受けてしまう
が、女王の命令により、母子そろっての追放処分とされた
女王は母の親友であり、命の恩人だった
『無垢なる疑問』
リューべは喋れるようになってから、しきりに母へ質問した
どうして自分はお父さんに恨まれていたのかを
そして母親はこう言った
『たしかにあなたは恨まれていた。けれど自分を愛してくれない人なんて気にかけなくていい、私はあなたを愛しているから』……と
それに頷くと、リューべは父親のことなど記憶のすみにも置かなくなった
『人助けとこじれ』
彼女は12歳の頃、辺境の村で生きる希望を失った老婆と出会った
夫は先に逝き、息子たちは戦争で死んでしまったと言う
そんな老婆のために、彼女は歌った
「希望を持て」と
それによって老婆は涙をながし、金のアクセサリーをリューべに送った
けれどそれを見た村人たちは彼女が老婆を操ったと罵り、石や残飯を投げた
リューべはそれに心を病んだ……訳はなく、ただ冷静にこう思った
『こいつらが困った時、絶対に見殺しにしよう』
『突然のさようなら』
母親は義臓(義手や義足の内蔵バージョン)の研究者だった
リューべはその弟子となり、様々な医療を学んだ
声で救えるのは心だけ
だから彼女は、人の肉体を救えるようになりたかった
肉を切るときも、手を血で染めるときも、人の死を悲しむときも、助けるときも、彼女は母と共にいた
それが何よりの支えで幸せだった
けれど19歳になった夜、彼女は売られた
自分を差しだす村人たちの中には母親の姿があり、自らの思い出のすべてを呪った
だが心のどこかで引っかかっていた
売られる直前にみせた、今にも泣きだしそうな母の姿を
『終戦のその後』
街中の小さな一軒家でロキと暮らしている
チェスで勝てないことに腹を立て、毎日本を読んで練習中
ロキと歌ったり、話したり、買い物したりすることが楽しみであり、彼と一緒にいることが何よりの幸せだと感じている
【装備】
『赤鉄のブレスレット』
赤いブレスレット
母から譲り受けたものであり、中には鎮痛剤と輸血チューブ、特別な鉱石を編みこんだ金色の縫合糸がある
母はとある願いをこめて、ブレスレットをリューべに送った
『あなたを傷つける者ではなく、あなたの優しさに気付いてくれるものを救いなさい』
『義欠の体』
喉に埋め込まれた、赤い義声
起動時には青い筋が浮びあがる
声だけでも人は操れるが、歌にすれば心にひびき、人を操りやすい
生きろと歌えば、自殺衝動に駆られている者も瞬時にその考えを捨てるほど強力である
だが元の考えは完全に消える訳ではなく、時間が経てばその効力は薄れていく
それは一種の洗脳であり、思いの塗りつぶしでもある
けれど本人は、一時でも救えるのならいいと割り切っている
『特技』
一度聞いた音なら、だいたいは口で再現できる
『苦手なこと』
料理(舌バカなロキの方が料理上手)
【人間関係】
『ロキ』
恋愛感情もあるが、それよりも守りたいという気持ちが強い。絶対に死なせたくない
『ラク』
ロキの左腕を撃ったから、300回くらい蹴りたい
『まゆ』
ロキの左腕を切ったからふつうに殴りたい
『スープ屋のおじさん』
料理を教わったりしている。店の常連客になった
『母』
一人で勝手に背負いこんで勝手に死んだ大バカで卑怯者。文句をすべてぶちまけたい……大好き、ずっと愛してる




