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東龍の花嫁  作者: 朝生紬
五章 星を喰らうひと
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東龍の花嫁 あとがき

 雨の音を聞きながらこの後書きを書いています。

 こんばんは、朝生紬です。


 東龍の花嫁本編はこれでようやく完結となります。

 一年と少し、鈴と茅羽夜の旅に付き合って下さり、ありがとうございました。


 昔から日本神話が大好きで東龍もイザナギイザナミの黄泉下りや、八岐大蛇伝説が下敷きになっています。

 真陽瑠、奈月彦、茅羽夜の三兄弟はお察しの通り三貴子(みはしらのうずのみこ)を元に名付けています。実際は三人どころじゃないですし真陽瑠と茅羽夜は姉弟といっていいのかわからないんですが……まあ、それは置いておいて。

 鈴はわたしの大好きな女の子キャラをギュッと固めたような子で書くのは楽しかったです。ただ、なにぶんあちこちに脱線して走って行っちゃうタイプだったので本当に、本当に大変でした……。

 茅羽夜も茅羽夜ですぐ自己完結しちゃうので「いや、そこはちゃんも話し合えよ!」と思ったことは数え切れません。登場人物全員を「気持ちを全部吐露するまで出られない部屋」とかに入れたら東龍の花嫁は秒で完結してましたね。



 そういえば彼らのその後ですが、終話で書いたように玉椿が皇后として冊立し、璃桜、銀朱、葵依は東宮の世話係だったり玉椿の補佐だったりと女官として勤めます。ただ、璃桜は後に再婚させる予定でした。

 銀朱はその傍ら創作活動をし、後世に名を残したり残さなかったり。

 葵依は女官として玉椿を支え、東宮が即位して治世が安定したのを見届けた後は寺に入り、真尋の墓を守って行くんじゃないかなと思います。


 三光は島へ戻り、水早たちと静かに暮らしていきます。凛音は三光の元で巫術を学んだ後、十二国へ戻って無事に再会を果たした陸と一緒に出雲の作った孤児院を切り盛りしていくことになります。十二国の山守はたぶん、彼女に継がれたことでしょう。

 婆様の後継には菫花が、天龍山の山守には千種と守千賀の子へ渡って行きます。


 銀朱たちのその後だったり、奈月彦と玉椿のあれこれだったり、掘り下げられなかった部分も多々あるのでそのへんはまた別の機会に番外編として書けたらいいなぁと思っております。たぶん。

 一応全員その後みたいなのは考えてあるんですが、とりあえず今は書き切った達成感でいっぱいなので、今後はおいおい考えます。


 読んでくださった方、評価をつけて下さった方、感想を下さった方、みなさまのおかげでここまで書き切れました。

 本当に感謝の念に堪えません。

 東龍の花嫁というお話はここで終わりを迎えますが、鈴と茅羽夜の物語は誰かの中でこれからもずっと続いていきます。

 雨が川となって海へ流れるように、想いや言葉が人から人へ細く永く受け継がれ、やがてまだ見ぬ誰かに渡るのでしょう。

 同じように、わたしの言葉が誰かの胸にひとつでも届いたのなら幸いです。



 ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

 それではまた、次のお話で。


 朝生 紬


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