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北山口成立
時は2032年7月2日、第三次世界大戦が終わってまもなく、突然旧自民党勢力を中心とする一部の県民が独立運動を始めた。これに目をつけたのがヒンケリ総統の伯父である。彼は県民をあおり、7月10日、山口共和国を樹立、初代大総領に即位。大総領とはかつての日本で言う所の天皇陛下と同じ地位にある。アディト大総領は即位して直ぐ後継者を定め、蘇我家の子孫に当たる刀自美を充てた。が義理の娘の刀自美の企てはすでに始まっていた。彼女は蘇我家の残党を集め、作戦会議を開いた。5年後にアディトを倒すべく人々に匿名で悪い噂を流した。