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用語解説 四章

本日3話目です

 ・迷宮攻略許可証

 冒険者がダンジョンを攻略する際に、ギルドから発行される許可証。

 一部の例外を除いて、対象のダンジョンから1ランク下までの冒険者に発行される。

 ダンジョンに挑む場合は、許可証と攻略のスケジュールをギルドに提出する必要がある。

 予定期間を過ぎても帰還しない場合は、行方不明者リストに載せられ、ダンジョン内での救出や捜索をメインとした冒険者が助けてくれる場合もある。

 許可証を発行せずにダンジョンに入ることもできるが、ギルドからの評価が落ちる上に、手に入れたアイテムをギルドで換金することもできない。


 ・奴隷

 首元に刻まれた奴隷紋により、その行動を縛られたもの。

 基本的に奴隷は借金奴隷と犯罪奴隷の2種類に分かれる。

 借金奴隷は、返し切れない借金を負った場合になり、購入者にはその借金の支払いの義務が与えられる。

 借金の額に応じて、就かせることができる仕事が変わり、特にひどい場合は鉱山に送られたり、下水の処理になど使われることもある。

 借金奴隷は給料は出ないが、購入者には最低限の生活の保障の義務が設けられるため、ある程度の扱いは保証される。逆に犯罪奴隷には、その扱いを保証する法は存在しない。

 犯罪奴隷は主に盗賊行為などの重罪を犯した者がなり、人体実験や剣闘士など非人道的なものにも使われる。

 購入者の死亡によって一時的に自由になる借金奴隷とは違い、犯罪奴隷は購入者の死亡と同時に死亡する。


 ・王立魔導技術研究所

 魔導国家プレニシア王国の王都郊外にある巨大な施設。

 魔術、魔法陣、錬金術、魔導具、モンスター、魔法生物の6つの部門からなる塔に分かれている。

 複数の分野にまたがる研究も多く、その場合はメインとなる分野の塔に研究室が与えられる。

 魔導研究の最高峰であり、ほぼすべての研究者のあこがれではあるが、内部では変人の巣窟とも言われている。

 毎年数々の研究成果が発表され、プレニシア王国の根幹とも言える重要な施設である。


 ・魔法

 生物や精霊が取り込んだマナを変換した魔力を消費することで発生させる現象。

 周囲の精霊にマナを与えることで発生させる通常の魔法の他に、魔法陣によるもの、神への信仰によるもの、精霊との契約によるもの、モンスター自身の能力で発生するものなど多種多様な形態が存在する。

 通常の魔法はイメージを精霊に伝え、その対価として魔力を支払うことにより発現する。

 各精霊との相性、マナを移動させる能力などによって、効果が左右されるが最も扱いやすい魔法でもある。


 ・キメラ

 複数の生物を合成することで、より高い性能を実現することを目的とした魔法生物。

 組み合わせ次第では高い能力を発揮するが、能力が劣化する場合もあり、扱いが難しい。

 製造段階で、奴隷紋に似た効果の魔法をかけられ、所有者の命令には絶対服従となる。

 ごく稀に、強力なモンスター同士を融合したキメラが魔法で従えきれずに暴走することもある。

 その存在のあり方は生物というよりも、生き物を素材にしたゴーレムと表現した方が近い。


 ・新型キメラ

 ヨハネスが開発した、モンスターの身体能力と、人間の高い知能を持たせることを目標として作られたキメラ。

 比較的弱いモンスターを素材にした場合でも、高い能力を発揮することができるようになる。

 一部の知識や技能を引き継ぐことは成功しているが、意識の混濁が見られ、その性能を完全に引き出すことはできていなかった。

 比較的高い性能を誇っていたキメラだが、その非人道的な性質から研究は凍結された。


 ・とある島々の神話

 とある小さな島々に伝わる、遥か昔、世界には4つの大陸があったとされる神話。

 かつて栄華を誇ったその大陸は海の底に沈み、現在の小さな島々へと姿を変えたと伝えられている。

 口伝によるもので、その詳細はほとんど不明になっており、地殻変動により海に沈んだ、そもそも航海技術が未発達だったために大陸の位置を間違えただけで、元からそんな大陸は存在しなかったなどの説が提唱されている。

 一部の民族が祀っている神が、旧大陸を沈めたのではないかとの説もあるが、そのようなことができる存在は歴史上確認されておらず、その説を支持する研究者は少ない。

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