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58、手札を集めろ


 波紋が広がる。


 暗闇だ。


 いや、暗闇と定めることも出来ない。


 境界が不確かで、彼我の区別すらない。


 ここでは、他者は自己で、自己は他者だ。


 だが、その曖昧さが今は心地よい。


 この世界は夢。

 誰かが見た夢。


 そして記憶。


 自分のものではない誰かの記憶。

 救えなかった者の記憶。

 失ってしまった者の記憶。

 裏切られた者の記憶。


 そして、自分自身の未来。

 幾度と無く取りこぼし、幾度と無く救えず、幾度と無く諦めて、幾度となく絶望した。


 けれども世界は許さない。


 ――――まただ。また、届かない。


 唯一意味を為した言葉は、けれども空虚に波紋を残して解けていった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「ゆーくんっ! ゆーくんっ!!!」


 少女の悲痛な叫び、それがオレを覚醒へと誘う。

 唐突によみがえってくる身体の感覚に、意識が追いつかない。

 水の中にいるかのようにぼんやりとした意識が、オレの完全な覚醒を妨げる。


「エルナちゃんと、ソフィアちゃんがっ!」


 エルナとソフィア――――

 その言葉が持つ意味を、そして今オレの置かれた状況を、遅まきにしてようやく脳が認識する。


「……ぁ、っつぅ……」


 小さなうめきとともに、頭蓋に響く鈍い痛みがその存在を主張する。


「ゆーくん! 良かったっ……!」


 凛が涙を流してオレの胸に顔をうずめる。

 定まらない焦点は、一面の青を映し出す。

 それが、空であることを認識し、オレは地面に倒れ伏していることを確認した。


「……凛。オレが気を失ってる間に何があった」


「あ、あのね! エルナちゃんと、ソフィアちゃんが――――」


 しどろもどろになりながら慌てる凛の話を要約するとこうだ。


 背後からの殴打によりオレが気を失った後、いかつい男が何人も現れて無理矢理エルナとソフィアを攫って行ったらしい。

 凛も奮戦したらしいが、多勢に無勢。そしてこの人ごみだ。十分に力を振るうに及ばず、気付けば二人は既に遠くに連れ去られていた。


「くっそ……ここまで強硬手段に出るとは思ってなかった……しかも、白昼堂々だぞ?自警団とかいねえのかよ……」


「なんか、奴隷がいるこの街じゃ、いつものことだって、お店の人が……」


 うかつだった。まさか、何の話も挟まずに初手から暴力で解決を試みるとは……

 現状の認識を終え、状況の不味さに歯噛みしていると凛が震える声でぽつりと零した。


「わたしの、せいだ……」


 声の震え。その裏に潜む感情はぐちゃぐちゃとしていて仄暗い。


「わた、わたしが……ちゃんと、していなかったから……! あの子たちを信じられなかったから! ゆーくんの、役に立つつもりだったのに……わたしの、せいで……」


 目は光を失っていき、徐々に息が荒くなっていく。


「ごめんっ……ごめんなさい……! っ! はぁ! っはぁ!」


「おい、凛! 落ち着け! ゆっくり呼吸しろ!!」


 過呼吸に陥る凛を落ち着かせる。

 苦しそうに喘ぎながらも、凛は涙と一緒に懺悔を吐き出していく。


 何とか凛を落ち着かせ、オレも頭に治癒魔法をかける。

 体の運動機能や思考に問題は無いが、脳に衝撃が行ったってことは何か障害が起きてもおかしくない。

 呂律のおかしさや手足の痺れが無いことを確認して、ほっと一息をつく。


「……ごめん、ゆーくん……」


 その謝罪は自らの不甲斐なさからか、それとも取り乱したことからか。

 恐らくその両方であり、それ以上のものも含まれているだろう。


「今は過ぎたことを話しても仕方が無い……とにかく、あいつらを取り戻さないと……」


 連れ去った、ということは即殺すことはないはずだ。もし殺すつもりなら、人気の少ないところでオレらを皆殺しにすればいい。だが、そうしていないということは最低限今もあいつらは生きているといっていいだろう。

 無論、死にたくなるほど酷い目に遭わされている可能性は高いが。


 彼女らの苦悶の表情を浮べる光景を思い浮かべ、顔が歪む。

 迅速な行動が必要だ……作戦も立て直さなければならない。

 向こうがここまで強引な策をとってきたのであれば、対等な交渉のテーブルには付けない。

 さすれば、こちらも切り札を用意する必要が出てきた。


 オレが切れるカードは……

 思考を回すオレに凛が視線を向けてくる。


「ゆ、ゆーくん……何か、思いついた?」


「いや、ちょっと待ってくれ……今、あいつらと交渉するために切れるカードを探してる……」


「ねえ、ゆーくんの魔法で無理矢理取り戻したり出来ない?」


 凛の提案にオレは首を振る。


「残念だが、オレの魔法にそんなものはない。たとえ、武力で取り戻したとしても、向こうにエルナたちの生殺与奪を自由にする手段がある以上、本当の意味で奪えたとは言えない」


「そっか……どこかに奴隷紋を解除する方法が書かれた本とか無いかな……」


 希望的観測を呟く。


「たとえあったとしても厳重に管理されて、オレらが目にすることは出来ないはずだ」


 もしそんな本が流出でもすれば、奴隷を自由に作ることも、奴隷が自由に自らを解放することも出来てしまうからだ。

 だから、文献で解除方法を探すことは出来ない。


「解除する方法が分かれば無理矢理奪還も出来るのにね……」


 そもそもオレはまだ奴隷紋を施す場面も解除する場面も見ていない。

 そんな状況で方法を知るなど、どだい無理な話だ。


 ………………いや、待てよ?


 見ていないなら、見ればいいんじゃないか?


「凛。お手柄だ」


「え、な、何が?」 


 分かっていない様子の凛にオレは笑みを浮べる。


「奴隷になるところ、見学してみたいとは思わないか?」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「本当によろしいのですか?」


 黒服に身をつつんだ男がオレに最後の確認をとる。


 この男細身に見えるが意外と筋肉はついており、動きも機敏だ。

 部屋の中は薄暗く、奥のほうには奴隷を入れておくのであろう檻が見える。

 彼の質問にオレは無表情で言葉を返す。


「ええ、……オレの代金は、後で来る妹……茶髪の女の子に、絶対に渡してくださいね」


 浮べるのは儚げな笑み。

 これから、オレは奴隷に落ちる。


「そうですか。分かりました」


 男はあくまで事務的にそう呟き、オレの鎖骨の間あたりに塗料で紋様を描く。

 やや見えづらいがどうやらエルナやソフィアたちの奴隷紋と同じ模様だ。


 オレの作った計画はいたってシンプルだ。

 奴隷紋を施す場面など、機密性から考えてまず一般公開されているとは考えがたい。だから、見せてくださいと殴りこみに行った所で門前払いがオチだ。


 だが、ただ二人だけ、奴隷紋を施す場面を直接見ることが出来るものがいる。

 それは、奴隷紋を施す奴隷職人。


 そして、奴隷になる当の本人だ。


 さすれば、自ら「奴隷になりたいからやってきた」と言えば、その場を直接見ることができる。

 それこそが、オレの札集めの一手だ。

 ちなみに「借金を作って親に蒸発されたが、妹を守るために自ら奴隷に身を落とし、その代金を妹に渡して借金を無くしたい兄」という、まあ何ともストーリー性にあふれた感動的なお話をでっちあげ、無理矢理に奴隷職人に引き合わせてもらった。


「では、行きます」


 奴隷職人の言葉の後に、奴隷商人がぶつぶつと何かを呟きだす。

 オレの全感覚は彼へと集中し、その一言、一動作、呼吸のリズムまでをも完全に脳内に焼き付けていく。

 だが、彼の漏らす言葉はオレに理解することは出来ない。何か特殊な呪文なのだろうか。

 スキル『魔力感知』で彼の魔力と自分の魔力を精密に観察するが、特に異常な部分は見られない。

 一瞬だけ、お互いの魔力が大きく乱れる。


 と、同時に彼が口を閉じる。


「っ……」


 胸の上のあたりに描かれた奴隷紋が小さく熱を帯びるのを感じる。


 まさか……


「終わりました。……これで、あなたは奴隷です」


 終わった……


 その言葉に唖然とする。


 何もつかめなかった。

 あれだけ集中して、全神経を傾けていたのに、その概観すらも把握できなかった。

 人を奴隷にする、という行程の埒外な難しさにオレが未だ呆然としているのをどう受け取ったのか、奴隷職人の男は残念そうな顔で、


「あなたの代金である、金貨1枚と銀貨2枚は、妹さんにお渡ししておきます」


 妹、というのは言うまでも無く凛のことだ。

 オレのような若い人間は労働力として一定数の需要があるらしく、そこそこの値が付いた。

 だが、やはり希少な亜人になるほど価値は高く、ソフィアの属する狐人族などは、まず市場に出回らないため金貨30枚はくだらないそうだ。

 なるほどね。だから、あいつらは是が非でもエルナとソフィアを取り戻したかったのか。


「では、人間族の男、そちらの檻に」


 既にオレは商品だ。だから、その名前を呼ぶことも無いということだ。

 だが、彼の誘導にオレは頷かないで笑った。


「その必要は無いと思いますよ」


 怪訝そうな表情の奴隷職人が、こちらに無遠慮な視線を向けてくる。


「何を……もし逆らうようでしたらあなたの命を奪うことができることのをお忘れですか?」


 奴隷職人の男が凄む。


「ああ、いやいや。何も逆らおうってわけじゃないんです……なんて言ってる間にほら」


 未だに怪訝そうな奴隷職人の耳にも声が届く。


「あのー、トイチユウトって人間族の男の人の奴隷を買いたいんですけど!」


 最愛の妹、もとい織村凛の大根役者な演技にオレはほっと息を漏らした。




 その後、凛が金貨2枚と銀貨1枚でオレを買取り、その場で奴隷紋を解除した。

 奴隷職人は始終首を傾げていたが、商取引としては何ら問題なくとり行われたのだから文句も言えない。


 加えて、この奴隷商は同情ゆえか奴隷紋を施す前にぺらぺらと色々なことを喋ってくれた。


 まず、ソフィアとエルナの居場所。

 特にソフィアは珍しい狐人族であったためよく覚えているらしく、どこの奴隷商人が保持しているか教えてくれた。


 ケリー・ガルデムという男が、連れてきたらしい。

 ガルデムという男がどんな男かは分からないが、どのルートから手に入れたかも分からない奴隷候補者を連れてきて奴隷にするため、あまりいい噂は無いようだ。

 奴隷職人と奴隷商人は兼業できないらしく、あくまで独立した事業だ。奴隷職人は奴隷商人の依頼を受けて、持ってこられた人材を奴隷にする。あくまで奴隷職人は奴隷化の技術を提供するだけで、そこの善悪判断はしないらしい。つまり、奴隷の入手経路がどんなものであろうと、奴隷職人はそれを問わないというわけだ。まあ、妥当な関係だな。


 とにもかくにも、ガルデムの事務所の場所は割れている。

 加えて、恐らく奴隷職人からガルデムのほうに連絡が行くはずだ。


 そうすれば話は早い。

 こちらがまだエルナらを取り戻す意思があることを、向こうに伝えておくのだ。

 

 オレはこれで奴隷紋の設置と解除を文字通りこの身をもって体験した。

 だが、


「ねえ、ゆーくん……何か分かった?」


「いや、さっぱりだ」


 そう。残念ながら、オレにまねできるほど簡易な魔法ではない。

 奴隷紋の敷置も恐らく魔法だ。それに間違いはない。

 だが、どんな魔法で、どうすれば発動するのか、何が必要なのか、オレは見極めることができなかった。

 オレの胸に書いた奴隷紋のインク以外に必要なものは無いとは思うが、いかんせんあの男が服の中に奴隷化するために必要な魔法道具でも仕込んでいれば、オレにそれを知る由は無い。

 そうした意味で最善の結果を得られなかったのは確かだ。


 しかし、次善程度の結果は得られた。


「凛。これでオレが交渉で使えそうなカードは揃った」


「え、嘘……なんで!?」


 疑問に悲鳴を上げる彼女にオレは口の端をゆがめる。

 それは揃えた自分の手札に対する自信の無さを誤魔化すため。そして、他に可能性が無いのだと自分に言い聞かせるためだ。


「まあ、それは当日のお楽しみってことで」


「……」


 納得いかなそうな彼女の背を押してオレは奴隷商ケリー・ガルデムの事務所へと向かう。


「今からもう殴りこみに行くの?」


 オレの迅速な行動に目を丸くした凛が問う。


「違う。そもそも、殴りこみなんてするつもりは無い。とりあえず、明日に向けてアポをとるだけだ」


「明日……ってことは、今日は助けに行かないの!?」


 またも驚愕する凛。

 それにオレは内心の焦りを隠して悠揚に頷いた。


「ああ。オレが奴隷職人のところで怪しいことをやっていた、ってことを奴隷職人の口からケリー・ガルデムの耳に入れさせる必要がある」


 そうでないと、オレの手に入れた切り札は切っても効果が薄くなってしまう。


「そう、なの?」


「だから、心苦しいが、事務所に直談判に行くのは明日だ。もう、日も暮れるしな」


 いつの間にか日は傾き、空はいつぞやの茜色に染まっている。


 だが、その色は昨日見たそれとは違い、酷く焦りを孕んでいるように見えた。

 その色を視界の外に追いやりつつ、凛を安心させるように笑った。


「大丈夫だ。決戦は明日。最悪、魔法でどんぱちやるさ」


 そんなお気楽な言葉を漏らしつつも、オレは強く拳を握り締めていた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー






 静寂。


 すすり泣く声。


 殴打音。


 静寂。


 苦しみ喘ぐ声。


 殴打音。


 不規則な吐息。


 そんな静寂と一瞬の騒音が、心をかきむしる。


 あたりは薄暗く、すぐそこの闇の中で何が行われているかもわからない。

 ジャラ、と手足につながれた鎖がこちらを嘲笑うかのように鳴った。

 カツカツ、と男のものと思われる足音が鼓膜を叩く。

 先ほど殴られた体中の痣が悲鳴を上げる。


「おい、ガキ」


 怖い男が檻の外から声をかけてくる。


「っ――――」


 反射的に悲鳴を上げようとしてしまう体を無理矢理押さえつけ、情けない息を漏らすに留める。


 いや、そんなことなどしなくてもまともに声など出なかっただろう。

 ガチガチと歯が鳴る。

 抑えようしても、規則的に打ち合わせられる歯の動きが止まることは無い。


「……お前らを助けてくれた優しいお兄さんとお姉さんのことだが」


 低く、相手を萎縮させるような声が独り言のように続ける。


「うちと懇意な奴隷職人のところにやってきて、あれこれと聞いていったらしいぜ」


 自分たちを助けてくれたお兄さんとお姉さん……きっと、あの二人のことだ。

 逃げていた自分たちを助け、匿ってくれた。

 絶対に救うと約束してくれた、優しい人たち。

 無言のまま視線を向けようとするも、首につながれた鎖がそれを妨げた。

 一度逃亡した私たちには、間隙ほどの自由も許されていなかった。


「どうやら、まだお前らを助けようとしてるらしいな」


 そう言うと、男はつまらなそうに鼻を鳴らした。


「明日、直々に俺に会いに来るそうだ」


「っ!?」


 声にならない驚き、だが、それは男を喜ばせた。


「おお、おお。随分と反応がいいじゃねえか」


 慌てて目を逸らすも、それは男の不興を買ってしまったらしく、舌打ちも付いてきた。


「……男の方」


 大男が呟く。


「明日、お前らを応接間に持っていく。そこで、男の方を――――殺せ」


 何を言われたか分からないままに、呆然と男の目を見つめる。


「そうすれば、お前をここから出して自由にしてやる」


「――――」


 無言。決して表情には出すまいと努めても、狼狽と混乱は目の前の男に筒抜けらしい。男は「くっくっく」と底意地悪く笑う。

 つまり、男はこう言っているのだ。


 お兄さんを殺せば奴隷から解放し自由の身にする、と。


「何だ、不満か? 本来なら、お前ら二人ともすぐ殺されても文句は言えねぇんだ。むしろ感謝して欲しいね」


 男は本気で感謝など求めていないのだろう、どこまでも陰湿に笑う。


「ああ、そうだ。今、別の檻にいるお前の大事な大事な友達にもこの話はしてある」


「――――」


 大事な友達――――

 そういわれて思い当たる者は1人しかいない。


「早いもん勝ちだ。先に刺した方が自由の身で、出遅れた方は一生奴隷だ」


 この男はさらに友人までもを裏切れと、そう醜悪にのたまっているのだ。


「何、簡単だ。向こうはガキの分際でいっちょまえに俺と交渉ごっこをしようとしてんだ。で、適当にまとまったところで、お前が泣きながらお兄さんに飛びつく。んで、そのまま懐に隠したナイフで一突き。……な、簡単だろ?」


 その問いに、男は返事を求めていない。


「まあ、せいぜい考えておけや。このまま奴隷として死んだようにして生きていくか。それとも、栄え栄えしい人生を謳歌するか……くっ、くくっ……くはは!」


 こらえきれないといった様子で笑いながら去っていく男。

 まとまらない思考と鈍い痛みを主張する体中の痣に囲まれながら、どうするべきかを迷っていた。


 まだ、夜は明けそうにない。


次回、レグザス編クライマックス

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