表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Duty college  作者: スケトウダラの子
第1章 イレギュラーな人生
9/17

第7話

めちゃくちゃ日が開いてしまいました。次話は早めに出したいです(願望)

忙しい毎日にはこれ!

テッテケテッテッテー!エナジードリンクゥ。

これを飲んでもう24時間頑張ろう。

「おい。目は覚めたかい?パッチリ?それとも(まぶた)どっしり?」


声を聴いただけで応答が億劫(おっくう)になるのはなぜだろう。こいつと絡むことで得られる報酬は疲れだけだ。あいむべりーたいやーど。私はとても疲れている。勘弁してくれ。


「いきなりゲームに参加させちゃってごめんねー。でも、楽しんでくれたよね。君はゲームやる、楽しい。OK?」


No, not really. 本当にしつこい。返答しなければいけないのだろうか。


「返事がないなー。おい大学生(仮)!そんなんじゃぁ青春が逃げてっちゃうぜ?僕と一緒にお話ししよう。リア充になろう。」


こっちの返事の有無が分かるとか、無駄に高性能。私は製作者の無駄な努力に遺憾(いかん)の意を表します。


「朝っぱらからうるせえ。寝起きで頭もまわんねーのにわーわーわーわー。なんなんだよ。」


「他の人はもうとっくにネクストフェーズに進んでるぜ!」


もうなんか、うざい。俺こいつ苦手。


「せっかくルール説明やらなんやらかんちゃらホンダラ、教えようと思ってたのに。もう、そんなんじゃ教えてあげないんだから。」


「お前って何なの?誰かが変声機でも使ってる?こんな饒舌(じょうぜつ)な奴みたことねえぞ。」


「ん?ルアラのこと?」


一人称が自分の名前ってのは、なんか、好きになれないな。こいつがやるとなお一層うざい。


「ルアラはねぇ。うーん。この言い方キモイな。やめよう。僕はAI。ただのAI。自己学習機能がついてるから、日々人が嫌がることを勉強中なのだ。」


なぜここまで無駄なAIを創った。


「じゃあなんだ。感情とかっていうのは無いのか。」


「あるよそのくらい。いまどきどこのレジでも持ってる。」


「それって勘定か?」


「君って頭悪いんだねー。感情っていう言葉の意味教えてあげよっか?」


タブレットに勘定と感情の意味が表示される。ほう。なるほど。こいつは本当にすごい学習能力だ。絶妙にうざい。


「まあ、冗談はさておき、ルール説明しちゃっていい?」


それをさっさとしろ。


「もう、(りゅう)ちゃんったら本当に世話のかかる子!でも、そんなところが愛らしいわ!」


「誰だ竜ちゃんって。俺の名前にかすりもしてねえよ。俺はな、」


自分の名を告げようとすると、タブレットに警告音らしきものとともにSTOPと表記される。


「ここで自分の名前を言ったものは退場だよ。どこからだろう。この入試からだったらいいね。」


・・・それだけでは済まないということか。自分の名前を口にするのもダメなのか。全く不便だな。


各ゲームの紹介はもうすぐやります...


うう、睡眠、睡眠をくれぇ...zzz


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ