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Duty college  作者: スケトウダラの子
第1章 イレギュラーな人生
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第13話

ここに来てから2日目。

今まで生きて来た中で、最も気だるい。一日が始まったと信じたくない。むしろ終わってくれ。


昨日の夕方同様に、アナウンスでホールに呼び出された。


一通り身支度を済ませ、部屋をでるときにちらと時計を見る。


7:30


俺は一体何時からルアラに捕まっていたんだろうか。というか、何時で起こしやがったあいつ。


ホールは昨日と同じく、静かなエリアと騒がしいエリアに分かれていた。幾分か騒がしいエリアが増えたといったところか。


俺が着いて間も無く、ルアラが軽快に話出した。


「やあやあ。みんな昨日は眠れたー?僕はとっても眠れたよ。君たちの寝顔はすごく面白かったけど、我慢して寝たんだ。本当、吹いたけど。」


すごくどうでもいいなこの話。独特な高さの機械音は、右耳から左耳へと流れた後霧散した、だろう。


何か有益な情報を話していたかどうか、周りの奴らの顔色でうかがったが、察しの通りだった。


結局なにかいい情報が手に入るわけでもなく、自室に戻された。まあ、自室になにか仕掛けるための時間稼ぎってことはわかるんだが、もうちょっといい方法があった気がするんだよな。


案の定部屋の中に変なものがあった。


シフト表みたいなものだが、3色で分けられていた。その色の配列は適当なのか、すごく適当に塗られていた。中には5日連続で同じ色で塗られている箇所もある。


まあ、率直に言えば、その日にやるゲームが書いてある。ルアラの言っていた3つの種類のゲームだ。今日は、戦争ゲームか。まあ、いいか。百聞一見にしかずだ。習うよりなれるほうが楽だし、適当に流すか。


まあ、すくなからずつまらないとは思っていないかな。

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