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Parfumésie 【パルフュメジー】  作者: じゅん
歌うように。
198/369

198話

 そもそもが『ドイツ歌曲』とはなんなのだろうか? 文字通りドイツの歌曲であることはわかるのだが、中世の騎士が身分の高い女性への愛を歌った『ミンネザング』というものが起源とされている。そして時が経つにつれ少しずつ変化し、現在では芸術的な作品として捉えられている。


 その芸術へと昇華されるまでには、詩人であり科学者や政治の道にも進んだゲーテが深く関わっている。彼の書く詩が音楽家を刺激し、その感動から音楽を作曲した第一人者がかの有名なモーツァルト。『すみれ』という詩からドイツ歌曲は始まったとされている。


 一曲一曲が短く、歌詞もあるため非常にわかりやすい分野のクラシックといえるので、じっくりと聴けて飽きがこない。寝ている聴衆を起こす曲、というものが存在する世界。この頃は聴く側のマナーが非常に悪かったのだが、入門用としてはとても理に適ったスタイルなのである。

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