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小悪魔な後輩を押し倒してみた

作者: 夏川 秋

「あっちぃ……」


鞄から鍵を取り出し、取手を捻る。

 中に入り込むと、太陽の光で熱せられてた身体が蒸気を放つかのように冷やされていく


「これだから夏は嫌なんだよなぁ」


年々地球温暖化により気温が上昇している。

 それは日本も例外では無い。


「まっ、おかげで学校帰りのキンキンに冷えたガジガジ君を食べるのが、余計に美味く感じるから良いとしよう」


冷蔵庫から棒状のアイスクリームを取り出し、自分の部屋へと歩みを進めた


「ふー……ってはぁっ!?」


扉を開け部屋に入る、までは良かった。

 視線をベッド上に向けると、空き巣犯は笑いかけてきた


「こんにちはー! せーっぱぁいッ」


中にいたのは、仲の良い学校の後輩。

 制服から張り裂けんほどの乳房。男ならば、すぐ虜にされてしまいそうな顔立ち。

 流石はミス学校No.1


「……何がこんにちはだ。この犯罪者」


「えーっ、わたしはせんぱぁいの部屋にエッチな本がないか、調べにきただけですよぉー」


どちらにしろ不法侵入には変わりないだろ。

 俺が普段寝ているベッド。その上で堂々と漫画を読んでいる小悪魔系後輩。


あ。あとちょっとで胸が見れそ……


「せんぱぁーい、引っかかりましたねぇ〜」


「な、ななななんのことかな……? こ、これあげるから許してくれ、いや下さい」


たまたま持っていたガジガジ君を、そのまま後輩に渡す。

 えへへ、と舌を出しながら餌をもらった子犬のように笑みを浮かべた。

 

 こやつ、わざと胸元を見せようとしたな……。

男の自我だから仕方は無いが、してやられた気分になった。


「話は戻すが、エロ本は見つかったか?」


「いいぇー。どうやら先輩は、妄想派の方ですかね? パソコンの検索履歴にもありませんでしたし……」


「いやこええわ! パスワード教えたつもりないんだけど……」


扉の前で立っているのも辛くなったので、ベッドにいる後輩の隣に腰をかける。


「しぇんぱぁい? エッチなこと、したいですか?」


「っ!?」


座るやいなや、耳元に顔を近づけて甘い(ささや)きを仕掛けて来た。

 また俺をからかうつもりなようだが、そうはさせないぞ?


後輩の方へと顔の向きを変え、肩に手を置く。


「えっ。せ、せんぱぃ……?」


「これはいつものお返しだぁっ!」


「きゃっ」


積み重なるようにして二人同時にベッドへ倒れる。

 よし、成功だ! やり返したぞ!

などと内心喜んではいたが、ここで一つの失敗が生じた。


それは……


「……ん? 息が苦しい。って、なんだこれは……、揉むと柔らかい感触が伝わってくr……」


「んッ」


後輩が少しおかしな声色を漏らした。

 えっ、ま、ままさか……。

うずくまっていた顔を上げ、どこを触っていたが確認する。


「む、胸だったのかっ!? ああ、あっ。その、ご、ごめんっ」


即座に頭を下げる俺。

 浴びせられるであろう『変態』という言葉は、なぜか返ってこない


「せ、せせせぇんぱぁぁい……。わ、私と、したいん、ですね……?」


「そ、そういうわけじゃ……」


顔を上げ後輩の顔を見ると、目元に涙をうるうるさせながら何かを訴えてくる。

 え? な、何を言えば……


「私を、食べて……くださぃ。ここまで、したんですよぉ、? 我慢、出来ないです……」


「な、なななな」


初めて手にした触感に頭がショートしたため、うまく言葉を発せられない。

 理性と本能。どちらを取るべきなのか……。

しかし、彼女の瞳と言葉はとてもからかっているようには思えない。


「……いい、んだな?」


「は、ぃ……」


弱々しくも、頬が紅潮しながら答えた後輩。

 俺は覚悟を決め、行動へ移した。




その後無事に食べ終え、このことがきっかけとなり付き合う関係にまで発展。

 これからは、恋人としてちゃんと大切にしたいと思う

ここまで見て下さって、ありがとうございました。

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