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異世界マゼマゼ奮闘記  作者: ぷい16
第三章 4人、日本とインジスカン王国を行き来する
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手紙の返事

 領地視察から帰って来た汲広(くみひろ)一行。


 どれくらい(めぐ)ったか気になった汲広(くみひろ)は、



「セバスチャン、行っていない街や村はあとどれくらい?」


「あと、1カ所村があります。そこを見終えれば領地巡りは終了に御座(ござ)います」


「分かった。ありがとう」


(あと1カ所かぁ。長かったなぁ)



 もうすぐ終わることを聞き、安堵する汲広(くみひろ)


 しかし、これだけ期間がかかるってどれだけ領地、大きいんだよ!


 (もら)ったときは、一代男爵っていう貴族の中では一番低い爵位だったはずなのに…


 それだけこのインジスカン王国は、大きいのか、大きいのかーい!と思う汲広(くみひろ)であった。



「そういえば、手紙の返事、来てるかな?」


「あぁ、そういえば、あの牧場主になりたいというお二人ですか」


「ああ」



 屋敷に入って(みな)を休ませ、汲広(くみひろ)の部屋に入る汲広(くみひろ)とアントネラ。汲広(くみひろ)は、



「ちょっと手紙、取ってくる」



 と言い残し、日本の自宅へ掃き出し窓の魔法で向かう汲広(くみひろ)


 果たして葉書(はがき)や手紙は来ていた。とって返して領主邸の自室に戻る汲広(くみひろ)



「これと、これは()らないな」



 興味の無い広告を()てる汲広(くみひろ)



「あった」



 二人とも、返事を()こしている。


 アントネラも内容に興味があるようだ。汲広(くみひろ)は封を開けて、中身を確認する。



「二人とも、こっちに()たいってよ」


「良かったですね。汲広(くみひろ)


「二人とも、日本で家畜は買わずに、まず、こちらの野生種を調べたいらしい。何でも生態系を(こわ)したくないそうだ」


「まぁ、逃げ出したりしたら壊れそうですものね」


「でも、これって、アカツキ伯爵の守備範囲だよな?」


「そうですね」


「一応伝えておこうか。忙しくてこっちに構っていられないかも知れないし」


「そうですね」



 そして、アカツキ伯爵に念話を送る汲広(くみひろ)



(アカツキ伯爵、今、大丈夫?)


(問題ない。何だ?)


(日本に、こっちに来て牧場をやりたいっていう日本人が二人()るんだけど、これって、そっちの領分だよな?)


(そうだな。しかし、お前に任せる)


(いいのか?)


(いいさ。しかし、うまくやってくれよ)


(分かった)



 そして、念話を終えると、アントネラが、



「どうでした?」


「僕に任せるってさ」


「そうですか。良かったですね」


「そうだな」



 と、いうわけで、一任された汲広(くみひろ)


 しかし、手紙のやりとりじゃぁ、時間がかかるなぁと思いながら、手紙を見返してみると、



「メールアドレス、書いてきてるじゃないか」



 二人とも、手紙にメールアドレスを書いているのであった。



「じゃぁ、メールで返信するか。試しにこちらに来ますか?僕が場所を知っていれば(むか)えに行きます。交通機関より早くて便利な魔法がありますので。こんな感じかな?」


「それでいいと思います」



 アントネラも同意してくれたので、その(むね)を送信する汲広(くみひろ)


 明日には返信来ているだろうか?


 どんな人が来るだろうか?


 領地視察もまだ残っている。


 あまり考え込むのは()めて、明日の(ため)、風呂や食事にする汲広(くみひろ)であった。



     *



「あぁ、やっと終わった」


「お疲れ様でした」


「「「お疲れ様で御座います」」」



 残りの1件も済ませ、領地視察は終了となった。



「本当なら、書類仕事が終われば帰れたんだけど」



 こちらへ来たいという牧場主希望の二人と会わなければならない。



「メールチェックするかぁ」



 汲広(くみひろ)とアントネラは、汲広(くみひろ)の部屋で、メールチェックをする。



「一人は明日、もう一人は2日後に僕たちの家の前で待ってるってさ」


「行動が早いですね」


(まった)くだよ…」



 こちらと日本とでは時差があること、家畜となる動物がいるかどうかは保障(ほしょう)できないことを念押(ねんお)しして、了承のメールを二人に送る汲広(くみひろ)



「こっちの準備もしないとな」



 執事のセバスチャンを呼んで、来客が来ること、ハンターか私兵を連れて動物探しに行くかも知れないことを伝えた。



「分かりました。手配しておきます」



 執事が有能で助かったと思う汲広(くみひろ)であった。


 そして、風呂と食事を済ませる汲広(くみひろ)とアントネラ。汲広(くみひろ)の部屋に行き、



「一人はもう僕たちの家の前に()いたってさ」


「本当に行動が早いですね」


「まぁいいさ。迎えに行ってくる」


「お気を付けて」



 そして、日本の自宅前へ掃き出し窓の魔法で向かう汲広(くみひろ)であった。

お読み下さりありがとうございます。


地球や日本、リアルな世界とこの話での世界観は同一ではありません。また、ぷい16が理想とする世界観でもありません。フィクションとして楽しんで頂ければ幸いです。

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