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四季  作者: 葡萄鼠
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~落ち葉~


 緑が色づき赤に、黄に、移り変わりゆく姿はどこまでも美しい


 その変化に何故だか胸が詰まるような


 何とも言えない憂いが、切なさがこみあげてくる


 そんな想いさえも大切で


 一瞬一瞬、その瞬間にしか感じられないモノもある


 きっと忘れないこの景色も 香りも 想いも全て



 「秋」はどこか寂しく感じるけれど


 優しい香りに癒されて


 傷ついた心も癒えてゆく



 落ちては重なり募る落ち葉のように


 私の気持ちも「幸せ」も「哀しみ」も全て咲いては募り


 落ちては重なりあってゆく



 苦く広がる痛みは鈍く痛む


 辛さと痛みは中々引かない



 「運命」という形のない存在に翻弄され


 今何を望んでいるのか分からなくなる時もある



 だけど 君を想うこの気持ちだけは変わらぬ本物


 一緒にいたいと願い そう在りたいと思う気持ち


 毎晩星の輝く夜空を見上げては


 一際煌めく星に願いをかける



 毎夜願うたび 星をみるたび


 この想いが真実(ほんもの)であると実感する


 そして想いは日ごと増してゆく



 落ち葉のように色づき募るこの想いは


 大切に いつか君に伝えようと 願っている




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