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『「余命半年」と嘘をついて辞職願を出したのですが、なぜか氷の閣下が泣き崩れて結婚を迫ってきます』 〜今さら「超・健康体です」とは死んでも言えない〜

作者:じょな
【2章作成中!!】
深夜二時。
カビ臭い書類と、酸化したインクの匂いが充満する王宮の地下室。
ブラック企業の社畜ならぬ「社畜聖女」エルナは、限界を迎えていた。

こめかみを刺す偏頭痛。鉛のように重い手足。
そして何より、上司である「氷の閣下」ことリュカ・ヴォルフィード公爵の、絶対零度の視線に耐えられない。

「もう、辞めよう。どうせなら、彼がぐうの音も出ない理由で」

魔が差したエルナは、健康診断書を偽造。
震える指先で、真っ赤な嘘を書き込んだ。

『診断名:魔力欠乏性・魂素崩壊症候群(余命半年)』

辞表と共にこれを叩きつけ、勝ち逃げするはずだった。
――しかし。

「……嘘だと言ってくれ」

冷徹無比なはずの閣下の声が、震えていた。
いつもは氷のように冷たい彼の手が、火傷しそうなほどの熱量でエルナの手を握りしめ、その美しい瞳からボロボロと涙を溢れさせたのだ。

「死なせない。俺の全財産と権力、その全てを捧げて君を救う!」

実は彼、表情筋が死んでいるだけで、エルナのことを「尊すぎて直視できない」ほど溺愛していたのだ!

辞表は即座に破り捨てられ、エルナはそのままお姫様抱っこで公爵邸へ連行されることに。
そこで待っていたのは、予想の斜め上を行く「監禁(スーパーVIP)生活」だった。

◆歩行禁止(トイレすら抱っこ移動)
◆最高級シルクのベッドと、脳が痺れるほど甘いエリクサー茶
◆「顔色が悪い(※ただの満腹)」と叫び、神殿を焼き払いに行く過保護な夫

与えられる愛は重く、甘く、そして暖かい。
けれど、エルナの背筋は常に凍りついていた。

なぜなら彼女は――ピンピンに元気な「超・健康体」なのだから。

胃がキリキリと痛む罪悪感と、とろけるような甘やかされ生活の板挟み。
嘘から始まる、すれ違い溺愛ラブコメディ!
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