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84. AVと後輩、そして俺らの10年

作者: Cas123
掲載日:2025/10/09

「ん……」 朝の光がレースのカーテン越しに柔らかく差し込む寝室。隣で眠る愛しい妻、ユミの寝息が聞こえる。俺はそっと腕を伸ばし、彼女の柔らかな髪を撫でた。結婚して十年。毎朝こうして彼女の寝顔を見るのが、俺のささやかな幸せだ。

「…ケンジ?」 ユミがゆっくりと目を開ける。寝ぼけ眼の彼女は、子猫みたいで無防備だ。 「おはよう、ユミ」 俺は彼女を抱き寄せ、首筋に顔をうずめた。「きゃっ……!」 ユミが小さく声を上げる。俺は彼女の唇に、そっと自分のそれを重ねた。最初は優しいキス。それがだんだん深くなっていく。ユミの腕が俺の首に回され、体が密着する。熱が、急速に高まっていくのが分かった。パジャマの薄い生地越しに伝わる彼女の柔らかな膨らみ、規則正しい鼓動、そして吐息。俺の理性は、毎度のことながらあっさりと崩壊寸前まで追い込まれる。俺の手がゆっくりと彼女の腰を撫で、パジャマの裾に忍び込もうとした。俺は悪戯っぽく笑い、そのまま耳元に囁いた。

「……今日は、会社休んじゃうか?」 「だーめ。ケンジもちゃんと行くの」 ユミはにっこりと微笑むと、するりと俺の腕から抜け出し、「さ、起きるよ!」と軽快にベッドから降りてしまった。残された俺は、燃え上がりかけた炎をどうすることもできず、しばし呆然。

(……本当に、この子には敵わねぇ)

だが、それがいい。この日常が、何よりも愛おしいのだから。 こんな風にユミにしてやられるのは、今に始まったことじゃない。そう、あれはもう十年も前のことだ。俺たちの、ちょっと変わった馴れ初めを思い出すと、今でもおかしくて、ニヤニヤ笑いを抑えられない。

***

十年前の俺は、三十路も後半に差し掛かろうというのに、人生で一度も女性と付き合ったことがない、正真正銘の「プロの独身」だった。何せ、卒業したのは男子校、就職先はむさ苦しい男ばかりの町工場。女性と接する機会なんて、コンビニの店員さんくらいのものだったが、それでもまともに目を見て話すことすらできなかった。同級生は結婚し、家を買い、子供の運動会の話で盛り上がっているが、俺の週末は近所のレンタルビデオ店で、成人向けのDVDを借りることと、近所の定食屋での一人飲みだ。おまけに、生え際の後退が日に日に顕著になり、毎朝のセットに時間がかかるようになった。悲しいかな、これが三十代独身男のリアルである。

「はぁ……もう四十路も見えてきたし、俺の人生、こんなもんなんだろうな……」 休日の昼下がり、いつものようにレンタルビデオ店へ向かう。お目当てはもちろん、聖域「成人向けコーナー」。暖簾をくぐり、厳選に厳選を重ねた二本のビデオを手に、意気揚々と暖簾から出た、その瞬間だった。

「あれ? ケンジ先輩じゃないですか。奇遇ですねー」 そこに立っていたのは、会社の後輩、鈴木ユミだった。数少ない二十代の女性社員で、工場内の男たちの間では「高嶺の花」扱いされている、あの鈴木ユミだ。 俺は手に持っていたDVDを瞬時に背中に隠したが、時すでに遅し。ユミの目は、明らかに標的を捉えていた。

「……ど、どうも……鈴木さん……」 声が裏返る。顔から火が出るほど恥ずかしい。穴があったら入りたいとはこのことか。地球の裏側まで掘り進んで、ブラジル人とサンバを踊りたい気分だった。 「先輩、何してたんですかぁ? …」 ユミはニヤニヤしながら俺に近づいてくる。やめろ、それ以上近づかないでくれ。俺のライフはもうゼロだ。 「ふふっ、先輩。何借りたんですか? 」 「いや、これは、……友人に頼まれて……」 我ながら苦しすぎる言い訳。ユミはケラケラと笑いながら、俺の背中に手を伸ばし、ひょいとDVDを奪い取った。そして、パッケージを見つめ……。

「ぶふっ! 『新人ナース・飛び散る汁と潮 汗だく奉仕24時!』……先輩、なかなかのセンスじゃないですかぁ。こっちは…『交わる体液、濃密セックス 完全ノーカットスペシャル』すっごーい! 今度、感想聞かせてくださいね?」 悪魔だ。こいつは紛れもない悪魔だ。俺の純情(?)を踏みにじり、土足で蹂躙するサタン・ザ・デビルだ。 「そ、そんなわけないだろ! これは友人の……」 「へーえ。じゃあ、そのお友達に感想聞けばいいんですね? あ、明日、職場でみんなに『ケンジ先輩がこんなDVD借りてたよー』って報告しちゃおっかなー」 「なっ……!?」 それはまずい。それだけは絶対にまずい。俺のささやかな社会的名誉が地に墜ちる。いや、もともとそんなものはないのかもしれないが、それでもまずい。 「や、やめてくれ……頼む……」 「うーん、どうしよっかなー。じゃあ、一つお願い聞いてもらえます?」 ユミは小悪魔のような笑みを浮かべた。これが、俺とユミの奇妙な関係の始まりだった。

***

翌週の土曜日、俺はユミに呼び出され、おサレなカフェにいた。もちろん、支払いは俺だ。 「このパンケーキ、すっごく美味しいです! 先輩も一口どうぞー」 「い、いや、俺はコーヒーだけで……」目の前で幸せそうにパンケーキを頬張るユミ。その姿は可愛らしいのだが、いかんせん、俺の財布が悲鳴を上げている。 「先輩、今度の日曜日、新しくできた映画館、行きません? 私、観たい映画があるんですよー」 「え、あ、いや、日曜はちょっと……」 「ふーん。じゃあ、月曜日の朝礼で、新人ナースの話、しちゃおうかなー」 「……行きます。喜んで行かせていただきます」 こうして、俺はユミの「脅迫」によって週末ごとに「奴隷」、あるいは「歩く財布」と化し、行きたくもない場所に連れ出され、その都度、食事代や遊興費を支払わされる羽目になった。映画館、水族館、ちょっと高級なレストラン……。俺の貯金はガンガン減っていく。

「先輩、あのバッグ可愛いと思いません?」 「ああ……(またかよ……)」 「この服も素敵! あ、こっちのワンピースも捨てがたいなぁ……」 ウィンドウショッピングに付き合わされ、延々と女性ものの服やカバンを見せられる。地獄だ。いや、これは拷問だ。 「先輩、疲れてます?」 「だ、大丈夫だ……全然、疲れてなんかないぞ……ははは……」 内心では「いい加減にしてくれ!」と叫んでいたが、人質ならぬ「DVD質」を取られている身としては、従うしかない。

そんな日々が続いたある日、俺たちは夜景の見えるレストランで食事をしていた。もちろん、会計係は俺だ。その日の支払いは、俺の給料の一週間分に相当する額だった。 店を出て、駅まで二人で歩く。ユミは上機嫌で鼻歌なんか歌っている。俺の心は、鉛のように重かった。 (いつまでこんなことが続くんだ……? 俺は、こいつのATMじゃないぞ……) 募り募った不満と怒りが、ついに限界点を超えた。

「……あのさ、鈴木さん」 「なんですか、先輩?」 「もう、いい加減にしてくれないか」 我ながら、驚くほど低い声が出た。ユミはキョトンとした顔で俺を見ている。 「え? 何がですか?」 「何がですか、じゃないだろ! いつもいつも俺に奢らせて、好き勝手なところに連れ回して! 俺は、君の財布でもなければ、パパでもお兄ちゃんでもないんだ!」 言ってしまった。ついに言ってしまった。もうどうにでもなれ、という気分だった。新人ナースの件が会社中に広まろうが、もう知ったことか。 ユミは、目を見開いたまま、何も言わない。 「俺だってな、好きでこんなことしてるわけじゃ……!」 そこまで言った時だった。ユミの大きな瞳から、ぽろり、と涙がこぼれ落ちたのだ。

「え……?」 予想外の展開に、俺は完全にうろたえた。 「……うっ…ひっく…」 ユミは俯いて、肩を震わせながら泣き始めた。え、嘘だろ? なんでこいつが泣くんだ? 泣きたいのはこっちの方だろ? 「ちょ……なんで泣くんだよ……」 「……だって……先輩が……そんなこと言うから……」 しゃくり上げながら、ユミが途切れ途切れに言う。 「私は……ただ……先輩と……一緒にいたかっただけなのに……うわああん!」 ユミは子供のように声を上げて泣きじゃくった。 その瞬間、俺の頭を鈍器で殴られたような衝撃が走った。

(一緒に……いたかった……だけ……?)

そう言われてみれば、ユミはいつも楽しそうだった。俺がどんなにブス面をしていても、彼女は屈託なく笑いかけてきた。俺のくだらない冗談にも、大声で笑ってくれた。奢らされるのは腹が立ったし、振り回されるのも疲れた。でも、心のどこかで、ユミと過ごす時間を楽しみにしていた自分がいなかっただろうか? 彼女からの「今週の日曜、空いてます?」というメールを、密かに待っていた自分が、確かにいたのではないか。

あれは、ユミの「脅迫デート」が始まってまだ数回目、俺がまだ心の中で文句を言いながらも、鈴木ユミという小悪魔(?)から目が離せなくなりかけていた、そんな時期のことだ。

その日、俺たちは例によっておサレなカフェにいた。ユミは目の前に運ばれてきた、山のようにフルーツが盛られた巨大なパフェに目を輝かせている。対する俺は、アイスコーヒーのグラスを持つ手が若干震えていた。このパフェ一つで、俺の昼食三日分が吹き飛ぶ計算だ。

「すごーい! このイチゴ! キラキラして!」 ユミは子供のようにはしゃいで、パフェの写真をスマホでパシャパシャ撮っている。その無邪気な姿は……まあ、うん、可愛らしい……と思えなくもないが、いかんせん俺の財布へのダメージがでかい。

(はぁ……俺の人生、このパフェみたいに甘くはねえなあ……)

そんな自虐的な思いが頭をよぎった瞬間、なぜか口から、自分でも予想外の言葉が飛び出した。

「そ、そのパフェ……あまりにも完璧すぎて……『パーフェクト』だね……なんつって」………。

(な、何言ってんだ俺はーーーーー!?) 空気が凍る。時間が止まる。隣のテーブルのカップルの会話も、店内のBGMも、一瞬にして遠のいた。俺は顔から火が出そうになるのを必死でこらえ、アイスコーヒーに視線を落とす。

ユミは、パフェスプーンを口に運びかけたまま、ピタリと動きを止め、俺を見ていた。その目は点になっている。 (ああ、完全にスベった……。明日から会社で『ダジャレおじさん』って呼ばれるんだ……。いや、そもそも明日、会社に行けるのか……?) 俺の脳内は、絶望的な未来予測でいっぱいになった。

数秒間の、永遠とも思える沈黙の後。 ユミの肩が、小刻みに震え始めた。 (……ん? 何が起きた?) 恐る恐るユミの顔を窺うと、彼女は俯き、口元を手で押さえている。

そして、次の瞬間。

「ぶふっ……! あははははっ!!!」

ユミが突然、大爆笑し始めたのだ。その笑い声は、おサレなカフェの静寂を打ち破った。 「せ、先輩! 今の、本気で言いました……? あははっ、お腹痛い……!」 涙を浮かべているが、ユミの笑いは一向に収まる気配がない。

「だって……『パフェがパーフェクト』って……! しかも、『なんつって』って……! 面白すぎますよぉ……!」 ユミは笑いすぎて、ぜえぜえと息を切らしている。 俺はと言えば、予想外のユミの反応に、ただただ唖然とするばかりだった。

(こ、こんな寒いダジャレで……こんなにウケてるんだ……?)

しかし、楽しそうに笑うユミを見ているうちに、俺の心の中に、じんわりと温かいものが広がっていくのを感じた。 それは、安堵感と、少しの照れ臭さと、そして、不思議な高揚感だった。

「どんなお笑い芸人のネタより面白いです! 先輩、意外な才能があるんですね!」 「いや、才能というか……ただの事故というか……」 「また何か面白いこと言ってくださいね! 期待してますから!」 きらきらした瞳でそう言うユミ。

この時、俺は初めて、この「脅迫デート」も、まんざら悪くないかもしれない、と思ったようだ。 俺のくだらない冗談に、こんなにも屈託なく笑ってくれる女性。 それは、それまでの人生には存在しなかった、眩しくて、温かい光のように感じられた。

この「パフェがパーフェクト事件」以降、俺は時々、自分なりに考えた(そして大抵スベる)冗談を口にするようになった。その度にユミは大爆笑し、俺は赤面する、という謎のパターンが確立されたのだった。

だが今、目の前にいるユミは、まだ泣きじゃくっている。

(俺は……こいつのことが……)

その感情に名前をつけるのは、少し照れくさかったが、でも、認めざるを得なかった。 俺は、目の前で涙を流しているユミの肩に、おそるおそる手を伸ばした。 「す、鈴木さん……ごめん……俺、きついこと言い過ぎた……」 「……先輩の……バカ……アホ…」 「う……はい、その通りです……」 「……私のこと……嫌いなら……そう言ってくれればよかったのに……」 「ち、違う! 嫌いじゃない! むしろ……その……」 言葉が続かない。三十数年間、女性とまともに会話すらできなかった男だ。気の利いたセリフなんて、出てくるはずもない。 俺は、ええい!と、心の中で叫んだ。

「むしろ……好きだ! 君のことが、好きだ! だから……その……泣かないでくれ……」

絞り出した声は、情けないほど震えていた。 ユミはピタリと泣き止み、俺をじっと見つめた。その表情は、驚きと、ほんの少しの期待が混じっているように見えた。 「……ほんと……ですか?」 「……ああ、本当だ。嘘じゃない」 俺が頷くと、ユミの顔がぱあっと明るくなった。そして、次の瞬間、彼女は俺の胸に飛び込んできた。 「わーい! 私も先輩のことが大好きです!」 「え……まじで……?」 「まじです! 最初、レンタルAV見てるところ見つけちゃった時は、どうしようかと思いましたけど、なんか、だんだん先輩のこと、可愛いなって思うようになっちゃって!」 ……可愛い? 俺が? このむさ苦しい三十路男が? ユミは俺の胸に顔をうずめたまま、クスクスと笑っている。その振動が、心地よく俺に伝わってきた。

「あの日… 先輩とレンタルで会った時、先輩に対するそれまでの印象がガラッと変わったんです。それまでの印象と言えば、工場内でも特に口数が少なくて、いつも黙々と作業着で機械と向き合っている、ちょっと近寄りがたい先輩。たまに事務所で顔を合わせても、会釈する程度。正直、『いてもいなくてもどうでもいい人』くらいの認識だった」


だからこそ、あのDVDを手に慌てふためく姿は、ユミにとって強烈なインパクトがあった。「ケンジ先輩って、あんな顔もするんだ……なんか、面白いかもって思って」

「じゃあ……あの脅迫は……?」 「えへへ、半分は本気で、半分は先輩とデートするための口実でした!」 悪魔だと思っていた女は、実はとんでもない策士で、そして、俺なんかのことを好きだと言ってくれる、天使のような存在だったのか。 「……なんか、全部お見通しだったんだな……俺のこと…」 「ふふっ、先輩、わかりやすいですから」 ユミは顔を上げて、俺に満面の笑みを向けた。その笑顔は、どんな夜景よりも綺麗で、俺の心を強く、強く惹きつけた。 俺は、生まれて初めて、自分の意志で、女性の唇にキスをした。 それは、あの『新人ナース・汗だく奉仕24時!』なんかよりも、ずっと刺激的で、甘美な体験だった。

***

「……んじ。ケンジーってば!」 ユミの声で、俺は十年間の思い出から現実へと引き戻された。 「なんだ?」 「もう、早くしないと遅刻するよ?」 リビングでは、エプロン姿のユミが、朝食の準備をしながら俺を呼んでいる。 「わりぃわりぃ」 俺はベッドから起き上がった。テーブルの上には、ほかほかご飯と味噌汁、そして焼き鮭。日本の正統的な朝食だ。 「さっき、何考えてたの? 一人でニヤニヤしちゃって」 「ん? ああ、俺たちが付き合い始めた時のこと、思い出してたんだよ」 「えー、あのレンタルAVのやつ? 『新人ナース・飛び散る汁と潮』だっけ、あはは、やだ、恥ずかしい!」 ユミがぺしっと俺の腕を叩いた。

「でも、あれがなかったら、俺たち、こうなってなかったかもな」 「……それは、そうかもね」 ユミは照れたように微笑んで、俺の向かいに座った。 「いただきます」 二人で手を合わせ、朝食を食べ始める。 他愛のない会話をしながら食べる、手の込んだ朝食は、最高に美味い。

あの頃の俺は、まさか自分が結婚して、こんな幸せな毎日を送るなんて、夢にも思っていなかった。 成人向けDVDが結んだ、ちょっと変わった赤い糸。 まあ、たまにユミに「新人ナースごっこでもするか?」なんて冗談を言ったり、「今度は俺がドクターで、ユミ・ナースに『特別診療』をしてあげよう!」と調子に乗って怒られたりするのも、悪くない。

「ねえ、ケンジ」 「ん?」 「来週の結婚記念日、イタリアン予約したから、楽しみにしててね。ケンジが好きなイカ墨パスタ、オーダーしておくから」 「おう、サンキュ」「それと、アドリア島の潮風ワインね」

俺は、世界で一番幸せな「元・プロの独身」だ。この幸せが永遠に続くように、これからもユミを大切にしていこう。 ……もちろん、たまにはレンタルビデオ店にも行くけどな! もちろん、ユミに内緒で!


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