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銛、 広大無辺の大地より  作者: あま
大海知らず
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神殿2

 思い切って神殿に入ってみることにした。未知への恐怖心はあるものの、進まないことには確定した危機的状況に追い込まれるだけだ。具体的に言えば飢餓だ。カバンの中身にある食べ物は蔓状の謎植物の実と残りわずかなカチカチのパン。耐えれて7日くらいだろう。『虎穴に入らばずんば』なんとやら。そうして私は神殿に踏み入った。


 入ったはいいものの歩いていくと異様さが目につく。光源は『ダンジョン』と同じく松明なのだが火が碧く生気というか、暖かそうと感じることができなかった。広い通路の壁には壁画と言語らしきものが書かれているが言語が意味がわからない故ただ不気味さを醸し出している。壁画が松明の碧々とした光とマッチしてなかなかに『ホラー』な光景だ。


 ぼんやりと奥が見えてくる。大きい像だ。その周りを甲冑の姿の兵士のようなものが取り囲んでいる。碧々とした光が暗闇と混ざり全体像は見えない。

 

 そんな中で突然強風に煽られたかのような感覚に襲われる。続いて深海に沈められてしまったような感覚に襲撃される。肺の中の空気を吐き出してしまい、声を挙げることも不可能だった。酸欠により溺死と窒息死のダブル体験をさせられたまま意識が遠のく。薄い思考の中で呟く

 せめて『成人』くらいまでは生きてたかったな〜

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