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銛、 広大無辺の大地より  作者: あま
大海知らず
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 下の階層に出たはいいが、武器なし、魔素量乏しく、食料もない状態からどうやって奴に勝てばよいのだろう。ただ動かないまま過ごすよりは行動したほうがいいだろう。謎理論で階層を歩き回ることにした。


 歩いていると明らかに敵対的な生物がいないことに気づいた。上の階では少なくともネズミのような生物や熊のような生物がいたし、熊のような生物が咆哮を浴びせる相手がいたはずだ。しかしこの階には敵対的どころか生物のいた形成が全くと言ってない。明らかにこの『ダンジョン』はこちらを拒んでいる。迷路のような構造と敵対的な生物がその証拠だ。この階は『セーフティエリア』なのだろうか。


 周囲を警戒し続けていたが余りにも危険のきの字も無いため気が緩んで来た。歩く歩幅は大きくなり。目線はうろつき始めた。そんな時

「ガコン」

足元で音が鳴った。背中が冷たくなる感覚。これは明らかに………

「罠か………!」

考える間も無く、後ろから壁が迫っている。前の道は続いているが、この壁がどこまで迫ってくるか分からない以上、最悪プレスされてしまう。走る、走る、出来る限りの力を振り絞って走る。外に出てからというもの走ってばかりだ。そうして十数秒、私は希望を見つけた。分岐を見つけたのだ。分岐を曲がろうとした瞬間、胴の部分になにか引っかかって、引っかかったものが千切れる。


体が宙に浮く。思考がゆっくりになる。落ちる瞬間下をみるとここからの明かりがほんのちょっと反射してみえる。水ならワンちゃんあるが地面だったら即死だろう。


 何か過去のことが頭に流れてくる。これが『走馬灯』ってやつか。記憶が溢れてくる………?ん?こんな記憶あったか?と思った瞬間、着陸いや着水した。

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