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世界を終わらせる男  作者: もやし昆布
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人間の醜さと狂人

マネーキングとの兼ね合いになるので投稿頻度は不定期です。

 俺はすべてを恨んでいる。

 そして自分でもおかしくなっている自覚もある。

 25年前、俺は中東に生まれた。

 そこは紛争地域で自分が安心して住む場所があった記憶がなかった。

 でも幸せだった。

 なぜならその幸せを共有できる人がいたから。

 人間と言うのは共有できる人がいればどんなにつらくても人間としては壊れない。

 それが人間としての生命線なのだ。

 しかしそれは生まれて10年で壊れた。

 自分が生まれた地域では家族が全員生き残ってる期間は長い方だと思うがそんなのは当事者にしてみればなんの言い訳にもならない。

 そこから俺の思考はおかしくなる。

 最初は自分の父親と母親を殺した人間だけを恨んでいたがそもそも戦争が起こったことに対して原因があったことに気づく。 

 思考を進めていくと、人間がそもそも戦争をしなかった時代がなかった。

 なので人間はどんなに大きな戦争があったとしてもその時は反省したかもしれないが、結局なんにも変わらずそのまま戦争が続いている。

 なら、そんな人間を自分も含めて滅ぼしてしまえばいいんじゃないかと考える。

 普通に人間を滅ぼしてしまうのは面白くはないと考える。

 それよりも人間を大きく争わせその死に行く様を見ていきたいと本気で願ってしまった。

 そんな思考を1週間続けていくと人間変わるもので、それは俺でけなのかもしれないが性格がひん曲がった。

 それから自分の目が変わってきた。

 ある時、そこらへんを歩いている人に対して死んでしまえと念じてみた。

 その時、本当にその人は自分を殺せる凶器を探し出して死んだのだ。

 ある程度実験して分かったのが目を合わせて念じればその人は念じたとおりに行動した。

 この時に俺は特殊な目を手に入れたことがわかった。

 

 特殊な思考をしている人間に特殊な能力をあげると世界はろくな事にならないというのは本当なようで俺はとことん世界の人間を苦しませようと、行動を開始する。


 俺は今アメリカのニューヨークにいる。

 ニューヨークは確かに華やかに見えるがその裏には深い闇がある。

 そのことは全く知られていない。


 ある日、俺はホームレスや親に捨てられた子供たちが多く暮らしている薄暗い地に来ていた。

 ビル群がある大通りから一歩入れば、そんな土地がある。

 そこで俺はある人物を待っている。

 その人物はそこの地区を仕切っている20代の男だ。

 こんな地域は縄張りがありそこら一帯を仕切っている男がこの男だ。

 この男を待ってこの男を自分の下に付けてこれからいろんなことをしていこうとしたのであった。

 

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