なろう小説家が、刃物に対する認識不足について。
掲載日:2016/05/18
まず、はっきり書きます。
片刃の日本刀は、存在しません。
刀は、両刃です。
こう書くと、両刃って剣の事じゃないの?と思われる方も居ると思いますが、片刃は出刃包丁や、柳葉包丁のような、断面がカタカナの〈レ〉になっている物を差します。
両刃。これの読み方が、また混乱させている事になります。
〈りょうば〉と読むと断面がアルファベットの〈V〉になり、〈もろは〉と読むと断面が菱形〈◇〉になります。
刀は両刃と書き、剣は諸刃〈もろは〉と書くのが正しいと思います。
それと、よく目にするのが、刀は包丁のように引いて切る。
なんてのが有りますが、全く違います。
刀の反りと、人の手で振ったときの円運動により、
引くと同じ効果になります。
切っ先三寸なんて言葉が有りますが、刀は切っ先から三寸〈約十センチ〉以下になると、ほとんど切れません。
嘘だと思う方は、刀匠か、居合道の人に確認して下さい。




