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ファイエルベルクの祈祷師《2》  作者: 小野田リス
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**登場人物**

*フェリス

・・・ファイエルベルク国の女祈祷師。17歳だがもうすぐ18歳。幼い頃にかけられた呪詛の影響で、その頃の記憶を失っている。ホーエンドルフ在住。


*ハナ

・・・フェリスの”護衛役”であり母親代わり。大陸の東の果てにある小さな島国出身。アナベルの元侍女。


*ラドル

・・・見習い祈祷師。9歳。フェリスの助手をしている。幼い頃に身寄りをなくし、フェリスたちと一緒に住んでいる。


*ローレル

・・・フェリスとラドルの祈祷師としての師匠であり、二人の父親代わり。元呪術師の家系。


*サク

・・・元呪術師。グロースフェルト城を襲ったが、フェリスによって妖の力を封じられ、真実を知らされたことで改心する。現在はホーエンドルフでローレルの助手をしている。


*クリス(クリスチアン=グロースフェルト)

・・・デーネルラント王国の辺境伯。敵国ランチェスタに人質として送られたことがあり、フェリスと知り合ったのはその時が最初。


*シルヴィ(シルヴァン=ピエル=プリエール)

・・・ピエル=プリエール公爵家当主。フェリスの実の兄。クリスと交換条件のように、敵国デーネルラントへ人質として送られたことがある。


*パラサティナ=ピエル=バートル

・・・ランチェスタ王国の公爵令嬢であり、シルヴィの婚約者。


*ウルケ

・・・パラサティナの侍女。


*アイラ&ジャン=レノワ

・・・パラサティナの従者夫婦。アイラはフェリスの元乳母。


*サイラス=ガリエル

・・・クリスの育ての親であり、クリスの兄ルッツにとっては義理の父。


*ザーシャ

・・・ホーエンドルフで雑貨店を営む女店主。


*ナディ

・・・ホーエンドルフの宿屋の女将。


*ダン

・・・祈祷師協会の会長。


*ミゲル

・・・ホーエンベルク神殿の司祭長。街の人気者。


*ヨルク

・・・ホーエンベルク神殿の司祭。



*アラン=ピエル=プリエール(故人)

・・・フェリスやシルヴィの父。ブラン城が滅んだ時に謀殺された。


*アナベル=ピエル=プリエール(故人)

・・・アランの妻であり、フェリスやシルヴィの母。

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