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本当に、脇が甘いのか

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

脇の甘さは重々承知の上なんですよ。

だからこそ、必死になって人を学んでいるんです。


という訳で、なんでも許せる方向けです。

特に男性はご注意ください。

今の今まで男性経験、性的暴行は愚か、男性とも付き合った事がない箱入り――。

痴漢にはあってますよ。だから基本的に、男性は薄らと仄暗い目で見てますよ。

それでも絶対に流される。注意深く、囲って/気を付けて居ないと。


あんまり綺麗な顔をしているとは言えません。幼少期に親戚の男の子と比べられて、父親から殴られてました。学生時代、何が気に入らないのか男子から虐めを受けていました。男性教員から顔周りをベタベタと触られました。買い物をしていたら男性に臀を揉まれました。就活では面接官の男性に散々笑い者にされ、メンタルぶっ壊れて人間不信です。

そんな事を言うと、『自分の方がもっと辛い目にあってんだ!!』と返されるでしょう。だから私はこう返します。『貴方と比べれば笑っちゃう程イージーモードですよ。貴方よりマシな人生送ってるから、グレること無く生きているだけですよ』とね。

でもそれ故に誰とも付き合う事無く、脇の甘いだけの箱入りとして社会に放り出されてます。あぁ、きっと私は格好の鴨にされることでしょう。


布団で横になっていると、体の上を細長い何かが這い回った。それは鎌首を上げて、私の顔を見下ろすと、『スーっ』と舌先を出した。猫のような目が不安で揺れている。

「……これだけの目にあっているけれど、いや……だからこそ、ちょっとでも優しくされたらコロッと落ちてしまう脇の甘さがあるから、私は心配で、心配で、心配で……」

「……脇の甘さは実感してるので、風俗には行かないので……」

「当たり前でしょう!?」

猫が威嚇する様に、『シャー』っと牙を剥き出しにすると、私の顔に自分の舌先を近付けた。励ますようにちょんっと鼻先に当てると、首に巻き付くように蠢く。

明日から、研修かぁ。今まで女子達のグループで抜いぬくぬくと温室育ちで生きてきたけれども、明日からはちゃんと話をして生きないと。

まぁでも、男性と全く話をしなかった訳でもないのだから、きっと上手くやれるだろう。


席が余って無かったので、別の席に移動した。一人の男性がカタカタとキーボードを叩いていた。彼は独り言が多く、誘いには乗った方が良いだろうと、あえて笑顔を作り、話を合わせて会話をしていた。

「今付き合ってる人って、いるの? 居ないのなら付き合おうよ」

眼鏡から覗く半眼。僅かな下心をチラつかせて、私を舐め回す。上がった口角は『お前を今からオトす』と雄弁に語っていた。

そう言えばこの人、お友達と幼小中高大、ずっと一緒だったんだよな。友人の方は彼に興味はなさそうだったけど、彼の方が寂しがり屋なのかも知れない。

この時、誰でも良いのだと察した。話があって、乗ってくれて、自分を寂しくさせない、気持ちよくさせてくれるのならば、誰でも良いのだと。

あまりにも軽すぎる恋愛観。きっと興味が逸れたら別れるか、浮気をする。だから。

「いないけど、貴方とは付き合えないかな。私自身、浮気性だからね。付き合った女に浮気されたくないでしょう?」

「まぁね」

そう薄笑いを浮かべて、捩じ伏せた。肯定したな?


「もっと脇が甘いかと思ったよ」

「かなり揺れましたよ。脇が甘々なので」

あの男を振った時のあの子の目、徹底的に相手を見抜いた上でしっかりと拒絶を示した。そして仄暗い冗談を交えて相手を立てた。

……思っていた以上に、この子は……脇が硬い。その上、男性嫌いだなぁ。

男性女性、何方の読者様が多いのかはずっと、永遠の、謎!!

男女問わず、全方位に銃口向けて弾を撒き散らしているので、そのうち前後問わず刺されそうです。


以下何でも許せる方向け。

個人の意見飛び交います。私の発言が許せる方のみ宜しくお願いします。


この『人生イージーモードです』って言うの、初っ端から皮肉。物凄い皮肉、そして煽り。裏を返せば、

『人生辛いなら、ずっと下向いたまま生きてれば?

私は貴方よりマシな人生送ってるし、より良くしようと頑張るから。辛いならずっとそうやって、不幸自慢してろよ』ぐらいの意味を込めてます。


優しくないね。怖いね。

こんな子を捩じ伏せるくらい強くなろうね!! 皆!!


なお、最後の皮肉を見返して見ると、彼女の醜悪さが分かることでしょう。

今までの人生が人生なので、男性恐怖症。

だからこそ、優しくされれば、ヤリ捨ても有り得る。


でもね、それじゃ終わらないのが私の子達の捻れ。

今までの男性の醜悪性を見抜いた上で振ってます。

返し方も中々皮肉効いてて好きなんですよ。


『お前、浮気するヤツ無理って思ったよな?

じゃあ、他の子と付き合っても浮気すんなよ?

浮気したら前後から暴言投げるからよ』

ぐらいの意味を込めてます。


そんな狡猾さを、知恵の象徴を思わせる生き物に宛てがいました。

頭の良い人が書けるようになりたい。

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