犯人
さぁ直接勝負が始まりますよ!
私、九条 楓澄は、違和感を覚えていた
みられている...
およそ10人~15人しかも昼間は、1時間おきに家に来る
とにかく不自然だ
ここにきてなぜそんなことをする?
まさか行動を起こした!?
もしそうならちんたらしている暇はない、村長と教主様に会いに行く
昼間に外に出たのはいつぶりだろうこんなに景色がされいなんて
見とれている場合ではない、早く探さなくては
まるまる1時間村長を探したが見当たらない、
それにしても視線がうざすぎるしかも見ているだけで一定の距離を保っているストレスがたまる
仕方ない
村長は、後に回しにして教主様に会いに行く
ドンドンドン!
扉をたたいても何の反応もない。
「あの!教主様!私です!九条です!!」
何の返事もない
しかたない家に入ろう
ガラガラと扉を開け家に入る
家の中を確認
するとガラス張りの中に古い本が保管されているそのほかには
「何の変哲もない…」
まさかもうにげた?
この村には、防空壕と地下通路がつながっていてそのさきには、小屋が存在する
村にきて隅々まで調べた時には、法を犯してでも
すでに逃げているのなら早く見つけなければ
私は、防空壕へ行き通路を走る
出口を出て小屋が見える
小屋の中へはいる
そこにあったのは
村長と教主様の死体
あたりは血の海と化している
「よぉ九条さん、思ったより早かったなぁ」
私は、後ろから聞こえてくるその声を聞いてすぐさま振り向いた
すると視界が思いっきり揺れた
その瞬間理解する
殴られた
意識が飛びそうになるが何とか耐える
「お、お前..か お前がやったのか.落町..」
「あぁ?うるせーよ俺は、落町じゃねぇ」
言っていることが理解できない自分が自分じゃないと?
「キサマ、何を言っている...?」
「あーいやまぁお前に行っても理解できねーよ」
話しながら少しずつ近づいてくる
「オラァッ!!」
「ッツ!!」
膝でおなかを蹴られた
地面に転げ落ちおなかを抱える
「おいおいその程度でへばんなよぉ〜」
落町は、手に持っている箱
私の家に隠していたはずの箱の中から刃物を取り出した
「正直これを見られたときは、背筋が凍ったぞ、だが、そのおかげでこの村でやることの方針がきまった、礼を言うぜ」
ニヤニヤしながらこちらを見ている
「クソ.が..!」
自分の出せる力を全て振り絞り立つ
「ほうなかなかやるじゃねーかその根性には惚れたぜ俺の女にでもなるか?」
高笑いをしながら近づいてくる
「だ、だれがなるか.ボケッ!..」
手と手が届きそうなほど近くになると刃物を振りかざし
切り付けられる
だがたおれない、倒れるわけにはいかない
「お、お前の、くそみたいな、顔と...声、覚えた、ぞ…」
「あ?今更覚えて何んなんだよ、黙ってくたばれ雑魚が」
刃物が首に刺さる
声が出せない
血が噴き出ている
意識が途切れる
ここまで読んでくれてありがとうございます