村の判断
不穏な空気が…
僕が彼女を見た2週間後、彼女を除く村の人たちに朝集まってもらった
その1週間前つまり彼女を見た1週間後、僕は、村長と話をしていた。
内容はもちろん彼女についてだ。
先に村長を説得し、全てを話すことで後々楽になる
ここでは、あること以外をすべて話す
彼女を見た時のこと、箱の中身、最近でもないが村の人が殺されていること、自分が警察であること、最後に自分の計画の一部
「本当にそんな計画で解決できるのか?」
やや不安そうに考え込む
「はい、そのために村の人たちとの協力が欠かせません」
「じゃ、じゃが…」
「不確定要素が多いと?」
「...」
「大丈夫ですよ、僕を信じてください!」
やや圧をかけるように言う
「わ、わかった検討しよう」
「ありがとうございます!これで被害は最小限に抑えられます!」
今までの村の生活や、村の人たちの関係が功を奏し協力してもらえるようになった
ここから1週間準備を始める
準備ついでに彼女の行動を把握する
朝6時と夕方6時はやることがあるからついでに監視できる
彼女は、日が出ている時間は行動しない
行動パターンは簡単
朝8時〜夜7時まで家にいる。
夜7時〜日の出までには家に戻る
そのため村の人たちを集めるのは朝から昼
後々確認したところ箱は姿を消していた彼女が回収したようだ
あとの準備はもう地形を覚えるだけ...
1日後、村の住民が指定の場所にどんどん集まってくる
私、この村の村長、安田 友成はその光景におびえていたけして落町さんを疑っているわけではないだが、九条さんが殺人犯だと思えない..
だが落町さんは、証拠を見たといっている、が私は見ていない..
本当に信用していいのか..あぁオモガケ様どうか私に助言を、...
すると落町さんから電話が来た
「もしもし、落町です。こちらの準備は整いましたのでいつでも村の人達に話してくれて大丈夫ですよ。」
ここが最後のチャンスかもしれない本当に九条さんが犯人かどうか
「もしもし落町さん、最後に確認なんですけど本当に九条さんが犯人なんですか?」
途中で話を遮られないように早く強くはっきりはなす。
私にも責任がある。ここで確実に九条さんが犯人だという確証が欲しい
「疑っているのですか、しょうがないですよね、僕の口から聞いただけですから、では、村の人達にやってもらうことを話してから僕の家に来てください。証拠をお見せします。」
「村の住人に話してからですか?」
「はい、僕は、彼女が犯人だとかくしんしています。犠牲が出てからでは遅いのです」
「...」
「間違っていたら村の人に間違っていましたと後から謝れば済む話です。」
あくまでこの計画は、村から追い出すための計画、そこまで大事にはならないだろう
話すしかない...
私は村の住人に話した後、落町さんの家に向かった。
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