初告白……?
皆さんこんにちワン美羽です。
短いですが許して下さい……
すたあ様とのメールを開く。
美羽:今度2人でコラボしません?
すたあ:あー、いーよ、いつ?
美羽:私はいつでも!
すたあ:来週日曜とか?
美羽:了解です!
すたあ:てか、同じチャンネルメンバーになる訳だし敬語外して。せめて様はやめて。
美羽:が、頑張ります……!すたあ、さん?
すたあ:すたあでいーよ
美羽:すたあ!
一段落着いたかと思うとまた通知が来た。
実況者グルの方だ。
「……あー、すたあ……様……が、実況者チャンネルの名前決めよって言ってるなぁ……」
すたあ:いい案ない?
ノノ:んー、花の名前的な?
私も困ってはいた。
するとピン、と閃いた。
美羽:さっき私、新しいチャンネルで新しい未来を切り開こうと思って……なので、『新未来』はどうでしょう……!
ドキドキと心臓がなっているのがわかる。
ノノ:いーね!もう少し加える?
すたあ:なら、英語で、『ニューヒューチャー』とか?まあ、ホントの英語で『new Future』とか?
美羽:new future!それにしたいです!
すたあ:さんせー
ルル:賛成ですっ
ノノ:さんせー!
クリン:さんせー
すたあ:チャンネル作りますね
美羽:任せた!
「ふー」
と一息着く。
あ、久しぶりに個人チャンネル投稿しなきゃ……
……ライブのやり方わからん……
動画撮りアプリの解説動画を見まくってライブ配信開始。
元々チャンネル登録者が20人もいないのでやっぱり1人も見ていない。
でも、誰かが気付いてくれるまで。
何度でも。
「皆さんこんにちワン!美羽です!」
コメント欄もシーンとしている。
回覧数0。
それでも。
「今回は初ライブということで雑談していこうと思いまーす!質問どんどんこーい!」
シーン
「じゃあ、私のプロフィール久しぶりにもう一度やっちゃおっかなぁー!」
回覧数0が1になったのにも気づかなかった。
「私の名前はみらいろ美羽でーす!美羽って書いてみうって読むんだぁー!そして年齢は中一だよっ!投稿の事はごめんなさい……!次から週一投稿頑張るので待っててねー!」
その時だった。
『すたあ:無理しないでね』
「っ……すたあ……!?見てたの……!?」
……ありがとう、すたあ。
大好きです。
「それじゃあ、質問コーナー行っくよーっ!コメントに質問募集中ですっ!……ラグがあるから、その間……ゲームやってよっかなー!ゲーム実況者だし!」
そう言って私は画面を変える。
「えー、ピック○アークというゲームをしまーす!これはねー、ブロックみたいな世界観が特徴!カクカクしてる世界!でもね、作れるものがたっくさんあって、すごく面白い!」
そう言って私はそのゲームを開く。
そして作り掛けの石の家を眺めた。
「これは、今私が作ってる真っ最中の家でーす!パノやエメも入れるよ!……っと、コメントありがとうございます!」
今は10人がみてくれていた。
10人って凄いなぁ……っておもう。
1万は低いとか
そんな訳ない
この『1人』は努力の結果。
1人でも私のことを待ってくれている人がいる。
こんなに投稿していない私のことを許してくれている人がいる。
それがどんなに嬉しいことか、分かる?
私は幸せものだ。
こんなに素敵な人たちに恵まれたから。
ありがとう、すたあ。
ありがとう、newfutureのみんな。
ありがとう、大好き、すたあ。
この気持ちを伝えたい。
まだ会って数時間。
でも私にとっては貴方に会って1年半。
この気持ちを伝える。
今日。
いつも見て下さりありがとうございます!
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おつみう!