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叶わない恋をしています〜ガチ恋〜  作者: みらいろ 美羽
ユーチュー〇ーの『みらいろはっぱ』になりました
12/14

告白したいです

こんにちワン!美羽です♥

今回も、いつも通り3000文字くらいでーす

「え、ルルはやっ」


『ボスまで行くのに20分しかかかってないw』『他の人なんて1時間とかもっとなのにw』『さすルル!』『そういえばもう4時間くらいになるな』


そう、もう配信開始から4時間が経とうとしている。


「わー!ルルいっけー!」

「ノノのんうるさいっ」

「うわぁーん!クリンがいじめりゅー!」


ノノのんとクリンがじゃれあっている。


「そーいえば、2人なかなかに仲いーね?」

「あー、だってぇー、コラボしたことあるしぃー!」

「それに」


私とすたあ様は次の瞬間、隠しきれないほど驚くことになる。


























































































「付き合ってるし?」


「「え……?」」


はい、頭ふりーずじょーたい。


「そーなんだ……お互いユーチューバーやってんだね」


すたあ様もびっくりしたっぽい


でも次の瞬間はやっぱりすたあ様で。


「まあ、なんとなくだけどそんな気はしてた。」

「え、すたあ様気付いてたんですか?」

「だってディスコードに入ったのも同じ時間でさ親しそうだったから……知り合いかなんかなのかなぁ……とは思ってたけど。」


すたあ様察しが良い……


―付き合ってるし?―


付き合う。


私にはまだ時間のかかる言葉。


でも、いつか……


その時が来るであろう言葉。


2人は私にとっての先輩。


恋の大先輩。


後で色々聞いてみようと思った。


「……あ!!!」

「「「わっ!」」」

「びっくりした……美羽、急に叫ばないでy」

「今!ライブだよっ!!コメントっ!!!」


『やっと気付いたんか』『おめでとー!』『ふたりが付き合ってたなんて……』


「「うわぁぁぁああ!」」


ノノのんはともかく、クリンのさけb


『クリンの叫び声初めて聞いたで』『あのクールなクリンから!甘々な空気が……』『えー!ツンデレ君可愛い!』『クリン=ツンデレリア充。もしかしたら甘々リア充かもわからんw』


コメントに心の声かき消されましたぁー!




「やばいやばいやばいやばいやばいやばいやばい」

「え、絶対アンチくr」


『ノノのん狙ってたのに……もうチャンネル登録者やめまーす』『クリン君と繋がりたかったのに……ノノのんって誰だか知らんけど許さんわ、さいてー』『ノノのんちゃんが……クリンってやつ酷』『ノノのんって奴のせいでクールでかっこいいクリン様が……他の人の性格変えるとかさいてーすぎ』


「「「「うわぁ……」」」」


『大丈夫!うちらは味方やで!』『リスナーもついてるんや!』『僕もクリン君とノノのんちゃんの恋応援してます!』『アンチに負けるなぁー!』


「「みんな……」」


リア充カップルの声が重なる。


「2人合わせて呼ぶ呼び方欲しいね」


とすたあ様の意見でコメントも集め、2人……リア充カップルの呼び名を決めるのだった。





その頃、ルルは。


「……コメント欄が荒れてますね……?どうしたんでしょうか……?」








「じゃあ、『ノノクリ』で、けってー!」


と私の掛け声でコメ欄でもこっちでも、いぇーい!という言葉で埋め尽くされる。


これは視聴者の、『クルミ/ゲームチームのぞみ』さんのコメント。


実は、この人、『ゲームチームのぞみ』という有名ゲーム実況者チャンネルグループのリーダー、クルミさんなのだ!


「改めて、クルミさん!ありがとうございます!やはり本物なのですね!いつかコラボさせてくださーい!」


とノノのんが元気な声で言う。


クルミ/ゲームチームのぞみ『喜んで!こちらこそ楽しみにしています(*^^*)』


と、返信が帰ってきたのだった!


「あ、あの……私もコラボさせて下さい!」

クルミ/ゲームチームのぞみ『もちろんです!よろしくお願いします(*^^*)』


わぁ……優し!


「視聴者とだけ会話してないでこっち見て」


すたあ様の声で画面を見てみると、もうルルの倒すボスのHP(ヒットポイント)がミリだった。


「えっ、早っ」

「まだ35分……」

「さすルル」


『さすルル!』『さすルル!』『はやぁ!』『かっこいー!』『ルルの動画見たこと無かったけど、見てみたいと思った!』


「「「「(*^^*)」」」」


こんな風に視聴者と触れ合える場所。


それが、ここ。


いいなぁ、ここ。


この居心地が良くて。


たくさんの人と触れ合える。


世の中が、こんな優しい世界になりますように。




「ルル!おつかれー!」

「ありがとうございます!」


無事にボスを倒し終わった。


もう既に4時間以上かかっている。


「んじゃ、いってきまーす」


すたあ様はこのゲームのRTA記録保持者でもある。


RTAというのは、リアルタイムアタックの略。

そのゲームのゴール(このゲームではボス攻略)に早くたどり着いた人の勝ち、というルール。

ゲーム攻略のシーンを動画に撮り、それをゲームの運営会社に応募してルール違反がないか確認する。


他の誰よりも早かった人がRTA記録保持者となる。


すたあ様は五体倒すのに40分という脅威のスピード。


五体だから!






と、まだ30秒ほどしか経っていないのに、武器を整えている。


「うわっ、はや過ぎ」

「まさかこのスピードを御目にかかれるとは……!」

「自己ベスト更新するかもね」

「すたあさん流石……!」



すたあ様は無言でどんどん進めていく。


開始から2分でボス部屋へ。



そこで、プロにしか出来ない倒し方で倒す。




それは、

爆風。


ボスの、行動をよく見ていいタイミングで設置爆弾に着火。


それを繰り返す。


タイミングが少しでもずれるとボスが逃げてしまい、

また、その「良いタイミング」がなかなか来なくなってしまう。



つまり、1番最初が重要。


そのプロの技でボスを無事撃破。


かかった時間は4分。



「うわーっ!早すぎっ!」

「RTAの記録伸びたんじゃない!?」

「いや、でもRTAは五体倒さないとだから……」

「絶対すたあ様はもっと早くなる!」


「ふー……案外ボスが早く来てくれてよかった」


パチッと、ミュートが切れる。


『さすすた!』『さすすた』『さすすたぁ!』『最強過ぎw』『すたあ様へのラブ度が上がりました』『すたあおつかれ!』『みんなおつかれぇ!』


「はい、という訳で長くなりましたがコラボしてボス攻略でしたお疲れ様でーす」

「「「「お疲れ様ー」」」」

「良かったらチャンネル登録者高評価お願いします。それぞれのチャンネルも見てみてねー!それでは……それぞれ終わりの挨拶お願いしていいかな?」

「おつみう!」

「さようなら!」

「ノノバイ!」

「さよならー」

「ばいばーい」


ふー、正直いって結構疲れた。


「じゃあ私はこれで!ばいb」

「ノノのんっ!今度2人でコラボしよ!」

「あ、いーよっ……メール持ってる?交換したい」

「あ、はーい……電話番号で行くね……えーと、000の0000、0000」

「ん!」

ピコン!


「なんならみんな繋げちゃおうか?今な人いる?」

「「「「居ませーん」」」」


「本名のままの人いる?大丈夫?」

「あ、私変えますね」

「僕も」


ピコン

ピコン

ピコン

ピコン


と音がする。


そして。


ルル:( ゜▽゜)/コンニチハ

すたあ:✡ヨロ*.꒰ঌ˶'ᵕ'˶໒꒱.*シク✡

ノノのん:コラボの日時とか後で決めよー

クリン:よろしく


「わ、通知めっちゃ来るw」


「あ、5人のグルつくっていー?」

「どーぞ」


『〔実況者グル〕に招待されました』


と通知が来る。


もう、今日はワクワクしっぱなしで。


すごく楽しいなぁ……


私は実況者グルを開く。


「みんな入ったね……ディスコード抜けていーよー」

「はーい」

「抜けまーす」

「抜けまーす」

「分かりましたー」


私はスマホに画面を移す。







実況者グル



ノノ:|・ω・)ノ やぽ~| ///|

すたあ:ノノのんw

美羽:これ、何に使いますかw?

すたあ:わからん

ルル:嫌ならいいんですけど

美羽:ん?

ルル:この5人でゲーム実況者チャンネル作りません?



え、ゲーム実況者チャンネル!?


すたあ様と!?

他にもいるけど!




美羽:めっちゃやりたいです!

クリン:でもすたあさんはチャンネル2個あるよ

クリン:僕自身はやりたいけど。

ルル:私はすたあさんの判断で!

すたあ:んー、まあ週5とかになるけど、それでもいーなら。


「やったぁ!」

思わず声にだしてしまった。


ふふっ


みんなで、新しいチャンネルへ。


みんなで、新しい1歩を。



新未来を。

こんな時なんですが、事情で少し、いやまあまあお休みをいただくかと思います。


ごめんなさい。


書き溜めは少しだけれどしておくので!



このお話がいいと思った人は『いいね』と『お気に入り登録』お願いします!


おつみう!

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