小さな1歩
ごめんなさいー！！！！！
今回まじで短いです。
ほんとにごめんなさい！
次回は3000ちゃんと行くから許して？？
ズババババンッ
美羽「……ボス」
ボス「ぐおぉぉぉぉぉおおおお！！！！」
確かこのボスは……ユクシアン・ノクリサミナ・ズグノヘイト。
通称『ｕｎｚ』
美羽「……行けっ……！」
『いけー！』『頑張れ美羽さーん！』
ズババババババンッ
ズドドドドンッ
「わっ」
氷柱攻撃。
『美羽大丈夫？』『落ち着いてー！』『大丈夫大丈夫！応援してる！』
HPバーが削れる。
バンッバンッ
『後ちょっと……！』『あと一撃！』
バンッ！
銃の弾丸が当たったとき、大きな音を立ててｕｎｚが倒れた。
美羽「……や、やったぁ……！」
『うおぉぉお！』『おつかれー！』『お疲れ様ー！』
パチッとミュートが切れる音がする。
「おめでと」
真っ先におめでとって言ってくれるすたあ様……
しゅき(はーと
「おめでとうございます！」
「おめっとー！！！」
「おめでとー」
みんなおめでとって言ってくれて。
嬉しいなぁ……てかリスナーさんもおめでとって言ってくれてる
「もし良かったら！このリスナーさん達の中に、DMで私と話したい人！お待ちしております！(私が話したいだけですけどw」
私は言う。
私は、気持ちを隠して、そうすることでいいことがあると思っていた。
でも、自分の気持ちに嘘をついたって
何も変わらない。
自分から行動しなければ。
前に進み続ける。
ずっと、ずっと、ずっと。
「バレバレw」
ドキッ……
すたあ様……の……笑ったカオ……！！！
「すっすたあ様可愛い……！」
あ……声に出ちゃった！？
「ご、ごめんなさい、無礼を……！」
「いや、気にし過ぎ」
ドクンドクン
自然な優しさ。
それが彼の素敵なところであり私の惚れた理由の一つなのかもしれない。
「それとさ」
すたあ様が続ける。
「なんで自分だけ敬語なの？」
「いや、それはやっぱり推しには敬語ですよね」と思う。
「え、推し……？」
「え、声に出てました？私すたあ様推しですよ？」
「ふふっ」
ドキドキドキドキ
また、心臓が早く動く。
画面しか見えていないのに。
すたあ様に顔が赤いのがバレてしまいそうなくらい私の熱は高かった。
「ありがとう」
その、落ち着いた声。
優しさに満ちた性格。
クールでかっこよくて、でもどこか可愛くて。
ちょっと天然で
でも凄く頭良くて
抜けなしっぽいけど実は少し抜けてたりして
そゆとこ好きって伝えたいなぁ……
ずっと
ずっと
ずっと
ずっと
ずっと
好き
好きが溢れそうなほど
私は君に恋してる
すたあ様
私は君を知って初恋を知りました。
この気持ちを大事にしよう。
いつか、この気持ちを告白するその時まで。
「じゃ、ルル行ってらー」
「わ、分かりましたっ……すたあさん最後でいいんですよね？」
「あー、自分の事は大丈夫だよ」
ドクン
”自分の事は大丈夫だよ”
他人想いなとこ。
他人に優しすぎるんだよね、ほんと
「ルル、行ってらっしゃい」
「……美羽さん？元気ないですよ？」
ルルは周りをよく見てるなぁ……
「……さっきのボス攻略久しぶりだったから、疲れちゃった……」
「ちゃんと休んでくださいねっ！！いってきまーす」
プチッ
「ねー、てかさみんなこの配信の後ひまぁ？」
と、ノノのんが聞いてくる。
「私は特に何も」
「自分も」
「何もない」
それぞれが答える。
「もし、嫌だったらいーけど！この後会わない？」
「いやいきなりリアル」
「自分東京だからいいけど……」
「この後竹下通り集合とか？」
みんなが話しているのを聞いてたけど、やっぱみんな東京なんだなぁ……
「あの、ごめんなさい……実は、私東京じゃなくて……！」
わたしは正直に言った。
「あ、そっかぁーごめんねー！」
ノノのんさんが謝る。
「いえいえ！改めて有名Y○uTuberは東京が多いんだなぁと感じました！」
私は少し慌てて返事をする。
それが、すたあ様にとっては結構な焦りに感じたのか、
「焦りすぎw」
って笑ってくれました。
その笑顔。
見たことないその笑顔。
すたあ様はグループもやってて、そのメンバーと初めて会った時の第一印象は「The・すたあ」だったらしい。
すたあ様みたいな……笑顔。
すたあ様と言えばあの立ち絵しか思い浮かばない。
あーもう……っ！
こういう風に、時間がある時はいつもすたあ様のことを考えちゃうくせも、やっぱり……
「恋」のせいかな
ある程度ゲーム実況者を知ってる人なら、誰をモデル(すたあ)にしているか分かるかも知れません……
この気持ちがあるのは実話なので！
もしこの恋の人の正体が分かる人、語らせて下さい！！
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おつみう！
