テヲ
よし
ロリコンと回ってくる
友達とTRPGしたい初心者が、友達とやる為だけの作品を作りました。
取り合えずファンブルの海に溺れさせたいな。
難易度:☆2
時 間:一時間
推 奨:なし
探索者:一人が推奨。又、幼馴染と同年代でお願いします(中学生~高校生程度)
備 考:探索者には幼馴染がおります。探索者目線では、ごく普通の陽気な幼馴染です。彼女は探索者に対して恋愛感情を抱いています
また、作中のミゴに対しても好感度を設けております。
【あらすじ】
季節は夏。舞台はとある遊園地
探索者は、幼馴染に誘われ、共に遊園地へと行くこととなる。
その遊園地では様々なうわさが絶えなく、その中でも行方不明者が出る事で特に有名であった。
そんな曰くつきの場所だが、彼女はその噂を口に出す事は無く、持ち前の陽気で意気揚々と探索者を誘うだろう。
その遊園地は、探索者が住む町の郊外にあり、ごく平凡な地方の遊園地であることが分かる。
近隣住人からは時折悲鳴のような声が聞こえるとの苦情もあり、オカルトマニアの間ではとある怪物の噂が流れている。
そんな遊園地の正門で探索者は彼女を待つ。
花のような彼女は、”何か”を知っている。
0.真相】
黒幕はミ=ゴと幼馴染。
数十年前から、遊園地を通じて人体実験を行っていた。
裏には幼馴染の家が絡んでおり、彼女は分家ではあるがその家の関係者であった。
幼馴染は魔術使いであり、生物の混合。分離についての研究に手を出していた。
魔術師家柄とミゴの探求心がかみ合い、彼等は協力関係を築いて研究を行っていた。が、とある事故で彼女の本家の人間が全員(肉だるま化)死亡。分家である彼女の家に研究が移されたが、分家の為に力が弱く、研究自体にさほど興味も無かった為に、正当な後継ぎは居なかった。一般人でしかなかった両親よりも素質があった彼女に、=ゴは魔術使い達の分離への協力を要請する。
人を救うという命題に、彼女は喜んで参加をする。しかしそれは、思っていた者とは違っていた。
人体実験は一年以上続き、人を繋ぎ止めた怪物は増え、人体実験を回数を重ねるごとに彼女の心は罪悪感で壊されていく。
心を壊した彼女は、今まで壊していた人間たちを捨てる事をせず、自分自身の意思で肉の塊の一部となり、内部から分離をする提案をミゴへとする。だが、小川は河川の役目を全うする事は出来ず、分離の作業も困難を極め、彼女は自分の意志で自らと”それら”を切り離した。
統合体の実権は失敗し、彼女は内臓と血液の一部を肉の塊に奪われる。
彼女はすでに死に体の体であり、あと数日でその生涯を終えるだろう。
その様子を見たミ=ゴは、彼女の願いを聞き入れる。
彼等は、研究者としての彼女を見捨てなかった。
研究者に対しての敬意を含めていた。
そしてその上で、初めての成功例へ賛美を送るだろう。
喜べ””。
私達は、成功したぞ!!!
★NPCについて
幼馴染は基本的にロリです。*ショタは不可
十八歳以上を認める事はありません。
十八歳以上の場合、貴方を詐欺罪と作者の心を壊した器物損壊罪で訴えます!!
★登場神話生物
ミゴミゴランド職員 ミ=ゴ 十一体
電気銃などは装備していなく、比較的友好的です。デュエルを申し込むと、快く承諾するでしょう
【1.導入】
探索者たちは、気分転換の為(理由はそれ以外でも可)に遊園地へとやってきた。
その遊園地は昔から妙なうわさが絶えなく、特に神隠しの噂が有名であった。
幼馴染はその遊園地の関係者らしく、今度リニューアルするらしい遊園地のオープン前の招待客に探索者を選んだと語る。
その遊園地の名前は、ミゴミゴランド。
探索者は、近隣住人からは騒音の苦情がここ最近まで絶えなく、オカルトマニアの間では怪物の噂が広まっている事を思い出しながらも、彼女の提案に従うだろう。
そんな遊園地に探索者たちは足を運ぶ。
遊園地正門前、広々とした駐車場にて待ち合わせる。
【2.探索】
正門を進む。
辺り一帯にうるさいくらいの鳴き声が響いている。
夏の陽気は、実に鈍重な気分を植え付ける。
…幼馴染はふと観覧車を指さすだろう。
★全員に<目星>ロールを振ってもらう。
成功→…何か見たことも無いキャラクターを発見。観覧車の側面に、謎のキャラクターが可愛らしくプリントアウトされている。ピンク色か薄赤色の甲殻類のような姿。渦巻き状の楕円形の頭にはアンテナのような突起物が幾つか生えている。鉤爪のついた手足を多数見える。(0/1)
失敗→何処から見ても普通の観覧車だ。異常なところは見られない
<アイデア> 足が異常な程多い。どんな感性を持ち得たらこれをマスコットに出来るのかと思う。作者の神経を疑うだろう
<生物学> これに類似する生物は知らない。
暫く進むと開けた場所に出る。
中心には看板があり、この遊園地の名前、地図、お勧めスポットなどがある。
目星に成功すると、その看板の先にアイスクリームを売る売店を見つける。
★アイスクリームの売店
近付くと気さくな誰かが聲を掛ける。
…先ほどの、マスコットキャラクターだ。
しかし、それは可愛らしくプリントアウトされた其れとは違い、実に現実味を帯びている。質感はそれを現実だと思わせる。(0/1d6)
※ミゴは比較的協力的であり、主人公の名前とどのような人物かを幼馴染から聞いています。心理学などでその情報を出しても可です。
★観覧車
特に異常はない観覧車。
街の全貌が見え、特に夜景が素晴らしい街の景色を一層より良く見せる事で有名。
時折、高速回転する。(0/1d2)
★ジェットコースター
それなりにスリルが体験できるジェットコースター。ハイパーゴミゼクターコースと、クロックアップコースがある。(0/1d3)or(0/1d4)
★コーヒーカップ
とてもよく回る回るコーヒーカップ。
魔法人が描かれており、時折何かが現れる(0/1d3)
★森の図書館
沢山の蔵書が置かれている子供用の絵本が多い印象の図書館。
様々な動物を模したキャラクターと、先程の円錐形のマスコットが壁紙にプリントされている。
本棚に目星成功(目星は二回振れます。メモ一から公開してください)
シンデレラと書かれた絵本の中に、栞のように挟まれたメモを見つける。
栞のように挟まれたメモその一
実験結果
ツギハギだらけの体は、異常は特に見られない。
ツギハギだらけの心は、私を他人だと識別している。
つぎはぎだらけの私は、自分自身さえ認識していないようだ。
状態経過を確認中。
じょうたいをかくにんちゅう
ジョうたいをかくnnちう
サテ、ヤラナキャ
つぎはぎされた。
つぎはぎした。
つぎはギされた。
つぎはぎだらけ
ソれデも
ダメかもしれないけど
私は、誇りたいから
栞のように挟まれたメモその二
実験は成功した。
わたしでない部分を切り落として、私は正常に戻っタ
私は、私の一部を犠牲にした。
私は、ツギハギが目立つ私は。
私は、最後に。
そのテをきっと
握るのです
シンデレラの絵本
シンデレラの魔法が解けた場面で物語が終わっている。
【3.選択】
日が暮れ、辺りは夕張に包まれる。
いつの間にか鳴き声も変わっている。夕日に似合わないうるさい聲。その声に負けない程、探索者たちは色褪せない時間を過ごしただろう。
彼女が不意に手を伸ばす。
その表情は、いまにも消えてなくなりそうだった。
貴方は手を取りますか?
はい →あなたはその手を取る。彼女は楽しそうに笑う。それは消えゆきそうな表情だった。遊園地に人影はなく、貴方たちだけが取り残される。(ハッピーエンド)
いいえ→あなたは手を取らない。貴方は彼女の好意に気付いているだろう。その上で、手を取らなかった。その理由は貴方にしか分からない。遊園地に人影はなく、貴方だけが取り残される。
彼女は最後に、”ありがとう”と語るだろう。(グッドエンド)
【4.エンディング】
<ハッピーエンド>
鳴りやまない蝉時雨が頭を叩く。
昨日、何かをしたと思ったが、何をしたのか思い出せない。
大切な選択をして、大切な誰かといたはずだった。
其処まで理解しているのに、自分は何をしたのかが思い出せない。
貴方は、重く痛む頭を抱えながら日常へと帰る。
いつも通りの日常は、それとしか言葉に表せない。
日常であるというのに、足りない、満たされない自分に嫌気がさすだろう。
ふと、手を伸ばす。
それに応える者はいなかった。
<グッドエンド>
鳴りやまない蝉時雨が頭を叩く。
昨日、何かをしたと思ったが、何をしたのか思い出せない。
大切な選択をして、大切な誰かといたはずだった。
其処まで理解しているのに、自分は何をしたのかが思い出せない。
貴方は、重く痛む頭を抱えながら日常へと帰る。
ふと、自分自身の腕を見た。
其処には、自分で付けたとしか思えない切り傷で満たされていた。
何故?という後悔が頭を支配する。
どうして自分は、手を?
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【あとがき】
一回でもいいからオンせしたいなぁ。