悪者の罰当たり
世の中に真面目にコツコツ働く人とそれをバカにするかのように油を売って手柄だけ奪う人が存在する会社が意外と多いのです。
真面目に働いている人、頑張っていたら絶対誰かが見てるしいつかお金で買えないような大きな信頼という宝を得られます。負けずに日々戦ってほしい!
そんな思いで実話をベースに書きました。
昔昔ある学校の給食室でヨシオくんとイチコちゃんが働いていました。ヨシオくんはいつもイチコちゃんに意地悪ばかりしています。イチコちゃんが
「おはよう。」
って挨拶してもヨシオくんは無視をします。
そこでイチコちゃんは出勤したら鏡を見て自分に挨拶をすることにしました。笑顔で元気に挨拶すれば笑顔で元気な挨拶が返ってくるのです。どんなに辛くても毎日笑顔で元気に挨拶して美味しい給食を作っていました。
ヨシオくんは何もしません。イチコちゃんが頑張って働いている横でスマホゲームしたりお昼寝したり…
それなのに生徒のみんなにには嘘をつきます。
「これはぜーんぶ僕が作っているんだよ。イチコちゃんは何にもしてくれなくて困っているよ。」
それを聞いた1人の生徒は校長先生に言いました。
「給食のおじちゃんがおばちゃんに意地悪されて可哀想。」そこで校長先生は言いました。
「意地悪はいけないことだね。教えてくれてありがとう。」
校長先生は給食室へ行って言いました。
「明日からイチコちゃんは異動してもらいます。ヨシオくんはいつも通り1人でできますよね?」
実は校長先生この2人の働きっぷりをよく知っていたのです。イチコちゃんは昇格です。もっと大きな給食室に異動してみんなのリーダーとして働くことになりました。お給料も増え、みんなから尊敬されてとても頼りにされています。常にみんなの顔見て笑えるようになりました。さらに生徒から
「イチコちゃんが来てからますます給食が美味しくなったよ。」と言われるようにもなりました。何ででしょう?イチコちゃんは今まで残飯まで見て反省をしていたのです。残飯の多い日は献立を振り返ってどんな味付けにするべきだったか考えていたのです。
一方ヨシオくんはその頃、みんなから毎日マズイマズイと文句を言われ、嘘もバレて泣きながら辞めていきました。
頑張っていれば、いつかきっと良い事あります!