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受付嬢のテッソクっ! ~ポニテ真面目受付嬢の奮闘業務記録~  作者: 空戦型
七章 受付嬢ちゃんで!

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異世界デビューに失敗した男の成れの果て

 俺は、所謂凡庸な一般人ってヤツだった。

 いや、訂正。今も根は変わってない。


 生まれて育って、なんとなくで生きてきて、そしてなんとなくで社会に出た。

 二十歳になったのを機に大人の真似して酒飲んだり煙草吸ったりしながら、面白くもねぇ仕事を腰痛と肩こりに耐えながらこなしたわけよ。


 そのやっつけ精神が悪かったのか、運が悪かったのかは分からん。

 分からんけど、俺は当時の上司に滅茶苦茶に扱われてよ。

 やることなすことケチつけてくる。俺の仕事だけ必死こいて粗探す。確かに俺が悪いけど俺だけが悪くて起きた訳じゃないことを、全部俺のせいみたいに語る。挙句、言葉遣いの一か所一文字でも気に入らなかったら肩掴んで的外れな説教。


 上司が良い行いをしているなどと思っている同僚は見当たらない。

 だが、絡まれるのが嫌だから関わろうともしない。

 辛かったわ。人が信じられなくなりそうだった。


 嫌いとか憎いとかじゃない。

 ただ、何もかも厭になった。


 仕返しする気にもならず、仕事にも手が付かず、上司は勝ち誇ったような顔で俺の評価を下げまくって退職にまで追い込んでくれたよ。俺はそれ以上自分の将来とか、色々考えたくなくて、だらだら町を彷徨った。

 無職だって言えば家族に何か言われる。誰かを頼るのも、仕事のこと聞かれるのが嫌だからしたくなかった。そのうちどこにも俺の居場所がない気がして、俺の事を誰も知らない場所に行きたいってすごく思った。


 そんな折に、声が聞こえたんだ。


 声――いや、言語だったのかは分からないな。今となっちゃ何を言っていたのかは思い出せない。でもそれは明確に誰かに何かを伝えるような意志がある、声のようなものだったんだ。


 視界が光に包まれて、気が付いたら俺は着の身着のまま見たこともない場所に寝転んでた。


『こんなところでどうしたんですか? もしかして貴方も体調が悪いの……?』


 で、当てもなく途方に暮れてたら偶然一人の女の子に出会った。

 名前――踊り子ちゃんっていうマギムだ。その頃はマギムなんて言語の意味は知らなかったけどな。その子に連れられて町に来て、話を聞いて、ケモ耳だのしっぽだのが生えた連中を見て、俺はここが自分のいた世界と根本的に異なる世界なんじゃないかと思った。


 ……。

 ……話、続けるぞ。


 そこは海に浮かぶ島だった。

 ただ、のどかではなかったな。

 そこは半ば歴王国の植民地と化した場所だった。

 具体的には、医療独占を笠に着た商人連合による実質的な支配だよ。


 当時、島では流行り病が蔓延してた。歴王国はこの病を治す薬草をたんまり持っていたんだ。しかし、連中は人道支援とかそんな小綺麗な美辞麗句を並べながら、押し売り同然で薬草を馬鹿みたいに高い値段で売りつけ、その代金と称して無理やり書類にサインさせて相手を借金漬けにしてた。


 踊り子は病気にかかったせいで歴王国の商人に目を付けられて、薬草で病気を治した代わりに両親は書類を書かされ奴隷同然。金払えないなら島の特産出せとかいってタダ働き。挙句、利子分を相殺出来てねぇから踊り子ちゃんに歴王国の商港で働けと来たもんだ。


 踊り子ちゃんは綺麗な子だった。

 そんな子が味方の一人もいない異国の連中しかいない場所で仕事とか、その先の事は想像したくもねぇ。碌な目に遭わないのが目に見えてた。


『ごめんね、パパ。ママ。わたしが病気なんかになったばっかりに……! 桜もごめんね、せっかく家まで連れてきたのに、嫌なものばっかりみせちゃったね……』


 健気な子だったよ。

 外見的には俺は歴王国の連中に近い。実際周囲はそれを訝しがって俺の事を相当睨んでた。それでも困ってた俺を気遣ってくれた踊り子ちゃんに、何か恩を返したいって思うのは当たり前だろ?


 その時の俺は傷心だったし、きっと惚れてたんだと思う。

 惚れて無理はない女性だとは、思うけど。


 ところが当時の俺はいきなり知らない土地に来たばかり。

 周囲からすれば異様に上質な衣服と、財布と、たばこと100円ライター。あとはスマホくらいしか持ってなかったのよ。神秘術なんて扱える訳もねぇし、そもそも通貨のロバルも持たねぇ文無し野郎。異世界に来れるならもっと準備しとけばよかったと思ったよ。


 気まずい生活だったよ。異郷の地に来てまでこんなのが俺の運命なのかってな。せめて現代知識を活かせればとも思ったけど、いくら御大層な知識も思い出せなきゃ意味ねえわな。ニコチン中毒で苛々してたし。

 俺はいよいよヤケクソになってスマホに……。


 え? スマホって何かって?

 あ、すまん。スマホってのは俺が持ってるこの板切れだ。

 ゴールドにだけ、ちらっと言ったことあるな。

 いい加減気になってる人もいたか? すまんすまん。


 こっち風に言えば神秘道具ってヤツだな。一定の条件が揃えば、これは映像を記録したり、遥か遠くにいる人間と会話したり、本も持ってないのに情報を得たり、暇つぶしに何かしら出来る便利な代物なのさ。

 ちなみにこいつも、煙草ほどじゃねえが簡単に手に入るぞ。俺の故郷ではな。


 で、このスマホは話しかけると望んだことを勝手に調べてくれる機能ってもの一応あったんだ。そこまで高度な言語読解能力はその時はなかったんだけどよ。あー、さっき言ったけどこいつは本来限定的な条件が揃わないと機能を発揮できねぇんだ。俺はそのとき、条件が揃ってないからてっきり使えないもんと思ってた。


 ところが、そこで大きな転機があった。


『――マザー端末より逆アクセス。データ最適化。桜のマスターアクセス権限を再登録しました。初めまして、ユーザー。サポートツール『ハイメレ』の起動が完了しました。これよりユーザーのサポートを行います。なお、当システムはマスターのオーダーをハイメレが受諾するという形式に則るため、ハイメレは自己判断能力を持ちません。よって実行できないオーダーもございます。ご了承ください』


 どういう理屈かは今もよく分からん。

 異世界Wi-Fiなんてサービス聞いたこともねぇし、無料アプデの理由も分からねぇ。とにかくその時から、俺のスマホは『頼めばなんでも答えてくれる』道具になった。しかもアプリ拡張機能まで追加されて、神秘術とかはあらかじめ設定すればオートで動かせるようにまでなっちまった。


 これ、どういうことか分かるか。


 ――そう、そういうことだよ翠魔女さん。これさえあれば、俺は自分が術に詳しくなくとも幾らでも高度な神秘術を処理できる。しかも人間の頭より圧倒的に速い処理速度と規模、正確さでな。


 バッテリーも無限になってるし、術の書き換え機能が材質にまで変化をもたらしたおかげで魔物に噛まれても傷一つつきやがらん。『反則権能チート』さ、まさに。困ったときには何でも教えてくれる神のお告げだよ。


 俺はその力に、浮かれたよ。

 凡人の俺が人生で初めて手にした、特別な力だもの。


 元居た社会で生きていたら絶対に手に入らない力を手に入れたときの万能感は、まさに蜜の味。力に溺れるなって言葉くらい知ってたが、実際の力を前にすりゃあ、そりゃなんとなくで生きてきた傷心の現代人は溺れるさ。


 それに、当時の俺には島の状況は明瞭な正義と悪の対立関係に見えた。

 歴王国はどうみても悪どかったし、島の人間に罪はなかった。


 俺はスマホの力で当時まだ誰も発見できてなかった薬の調合法を再現することにした。道具が足りなくて塵漁ったり、知らない人の家に行って相当頼み込んで譲ってもらったり借りたりしてさ。詐欺師だインチキ野郎だと相当蔑まれたが、結果を見せれば絶対にひっくり返せると固く信じた。

 踊り子ちゃんも手伝ってくれてさ……ちょっといい感じの空気になりかけたり、一緒に風呂入ろうとか言われて文化性の違いにドギマギしたり、なんやかんやで非日常の刺激を充実感として受け取ってたんだ。


 やがて薬は完成。

 最初は相当警戒されたよ。歴王国と同じ手を使うんじゃないかってさ。でも必死になって薬の事を説明して、どうしても子供を死なせたくない親御さんの許可を得てやっと一人、治した。治してしまえばあとは皆縋ってくるわな。


 全員治したよ。これから歴王国の商人どもが食い物にしようとしてた人達、全員分治してやった。ついでに商人どもが病原を持ち込んでた事が判明して住民の怒りは大爆発。俺も義憤ってヤツに駆られて、商人どもが作った借用書だの何だを全部奪って燃やしてやった。


 この島はもう自由だ、ってよ。


『すごい、すごいわ桜っ!! 貴方って本当に、神様の遣いみたいよ!!』


 踊り子ちゃんと抱き合って喜んで、宴会して。

 踊りなんかも楽しんじゃって。

 本当に……何も考えず、浮かれてたよ。


 ……。

 ……それで面白い冒険譚に続けば、ラノベだったんだがな。


 おかしくなり始めたのが一週間後だった。

 俺はその日まで、次に歴王国の連中が暴力に訴えてきても追い払える新しい武器とか、術とか、戦略とかを皆に教えてたんだ。もちろん全部スマホ頼みだけどさ。


 ――教わった連中が、歴王国の商人を一方的に襲った。


 力を得たら試したくなることくらい、俺が一番よく知ってた筈なのにな。

 幸い歴王国の連中は死にはしなかった。自前の薬がたんまりあるからな。


 しかし、それがマズかった。

 商家の連中はその時までまだ「美味い話が潰れた」という損得の話で物を見ていたんだ。ところが住民の矛先が自分たちの喉元に届くと気づいた商家共は、暴徒に襲われているという連絡を歴王国の海遊艦隊に通達したんだ。自分たちの嘘とへまを真実で覆い隠してな。


 歴王国艦隊と島の住民の、戦争だよ。


 俺はその時になってやっと自分が力に酔っていい加減な事をしてたと自覚した。しかしな、遅かった。もう何もかも遅かったんだよ。


『何言ってやがる! こっちには武、術、医、知に長けた神の遣いがついてんだぞ!?』

『左様!! 歴王国などおそるるに足らず!! 皆の者、戦える者を掻き集めよッ!!』

『連中に思い知らせてやる……真の『王』の力をなッ!!』


『『『――我らをお導き下さい、桜さまッ!!』』』


 俺はその日、言う事を適当に言って自分の部屋――いつの間にか町長より豪華になっちまった一軒家によろよろ逃げ込んで、トイレで吐いた。体の中から何もかもなくなっちまうんじゃないかと思う程、吐いた。


 歴王国の艦隊を犠牲なく追い払うには、俺が術を使えばいい。

 でも、それは人を殺すってことだ。


 艦隊だけならまだ、無理じゃなかったのかもな。

 風を使って船を進めないようにするとかさ。

 でも歴王国商家の連中は、一部は逃げたが大多数が島の人間に捕まってた。人質だよ、歴王国に対する。それも若い連中は勝っても負けても勢い余って商人の連中も処刑するって言いだしかねない様子だった。


 考えてみれば当たり前なんだよ。島の連中は商人連合のやり口でゴミ同然の扱いを受けて死んだ奴だってそれなりにいた。憎しみの火種が「悪い奴を追い払ったぞ」で消える訳もねぇ。まして、俺がいることで島は『力』というバックを得た。国力を笠に着た奴らと同じように、俺を笠に着た。皮肉な話だぜ。


 王様扱いになった俺がなんとか押しとどめてたけど、俺の見てない所で商人をさ……。


 俺、商人はどいつもこいつも欲望塗れのおっさんだと思ってたけど、商人には家族を連れて来てる奴もいるんだよ。なぁ、それが犬の餌みたいなもん食わされて牢屋に閉じ込められて泣いてるんだぜ。町の連中は誰一人としてそいつらを憐れまない。


 踊り子ちゃんも、だ。


『私、桜さんにずっと付いていきます! なんでも言ってください、桜さん!!』


 あの子はもはや自分で何も考えてなかった。

 自分から非道に走りはしなかったけど、俺に陶酔してた。


 これ、怖いんだぜ。

 俺の言葉で他人が動く。俺の口に人の命が乗っかってるんだ。

 重いよ、そんなもの。重すぎて背負えねぇよ。


 俺は会社から逃げるように去ったあとでたどり着いた異世界で、手に入れた地位から逃げたんだ。

 島から逃げて、人から逃げて、責任から逃げて、逃げて、逃げて……。たまたまゴールドに出くわして、なりゆきで力使って、雪兎に会って……後は、もう皆が知ってることだ。


 俺は、力を使えたのに我が身可愛さに今まで黙りこくってた、臆病な卑怯者なのさ。





 



 長い長い、独白。

 きっと吐いて楽になりたかっただけなんだろ、と桜の心の中の自分が吐き捨てるように言い放つ。だれも言葉を発さない中、いの一番に問うたのは、ゴールドだった。何となく、そうだろうと思っていた。


「……住民と艦隊はどうなったんだ?」

「島の人と、船の連中。商人も含めて全員の記憶に干渉した。商人はトラブルで島に漂着しただけで、艦隊はその救助で、島は病の知識と対策と最低限の自衛手段だけ残し……『流行り病は無事去った』という記憶を与えた。もちろん所詮暗示の類だ。どっかから綻んでもとに戻るかもしれん。でも、俺はもう背負いきる覚悟がなかった」

「で、俺に出会ったのか」

「うん」


 ゴールドは自然体の声で俺と会話した。何も思っていない訳ではないだろうに、俺に気遣ってくれているのだ。こうしてくれるゴールドの性根の優しさがあるから、俺はゴールドを友達と思えた。今まで必要以上の事を聞いてこなかったし、俺のような最低の男であっても気遣ってくれる男だから。


「奇抜な髪の色は、もしかして変装か?」

「島を出た後も、どこかで誰かが視てるんじゃないかって不安が消えなかったから、術で染めたんだ。元は黒髪だった。顔の形もな……目元とか口元とか、最低限印象が変わるように変形させてあるんだ。自分の顔見るのが気持ち悪くて一週間はゲロ吐きまくった」

「そりゃ顔だけじゃないだろうに。道理で俺と初めて会ったとき、あんなにぶっきらぼうだったわけだ」

「そんなに態度悪かったか?」

「ああ。ただし他人じゃなくて自分自身にね。だから君についていったのさ」

「……お前、相変わらず観察眼が独特だな」


 そこまで知ってて何か隠していることも分かってて、それでも黙って付き合ってくれる人間がいることのありがたさを、俺は改めて噛み締めた。


 皆、桜の言ったことが荒唐無稽で受け止め切れていなかったり、今の話に決していい感情を向けていない部分があるのを感じていた。銀刀が興味なさそうにハンモックで揺れているのは例外だろう。

 それが当然だ。ゴールドが普通じゃないだけだ。周囲が俺の弾劾を初めても、ゴールドは責めも庇いもせず、道理を説くだろう。


 俺は会社でも島でも味方が欲しかったんじゃない。

 俺はただ、理解者が欲しかっただけなのかもしれない。


 と、明るいとは言い難いこの空気など知らないとばかりに雪兎がとことこやってきて、桜の胸に抱き着いた。少し、不安そうな顔だった。


「ごめんな雪兎。長くて訳の分からん話に着き合わせちまって」

「そんなこと、どうでもいい」


 雪兎は桜の胸に顔を擦りつけ、顔を見上げる。


「わたしを置いて、どこにもいかない?」

「――勿論さ。言ったろ、もう逃げないって」


 雪兎の頭を撫でてやると、彼女は目を細めて受け入れ、やがてこちらに倒れ込んで寝息を立てた。やはり長話で疲れていたのだろう。謎だらけで無垢な彼女をしかし、桜はこの少女だけは見捨てる訳にはいかないと思った。


 何もかも投げ出してきた桜が、投げ出さずに真っ当に生きる為に天から吊るされた糸。これを手放した時、桜は本当の本当にどうしようもない人間になってしまう。投げ出した雪兎が取り返しのつかないことに襲われてしまう。


 守らなければ。

 守り抜かなければ。

 それが、異世界くんだりまで来て桜がやっと見つけた、自分のすべきと定めうることだ。


 雪兎を慣れた手つきで抱えた際、無意識に視線がポニーに向いた。


 彼女は桜の話に驚いたり笑ったり口元を抑えたり、一番百面相していた。そして今は、桜と抱えられた雪兎をほっとしたような顔で見つめていた。深く他者と関わるまいとしていたのに、彼女と関わってから連鎖的にギルドというコミュニティと繋がっていった。


 桜の世界は彼女と出会った頃から大きく変わった。

 雪兎の為に仕事をしろと言われたとき、嫌な筈なのに心のどこかでそれを口にしてくれる彼女に安心感を覚えていた。

 気が付けば彼女を目で追っている自分がいる。

 その事実に蓋をするように、桜はポニーに声をかけた。


「どう思った、俺のこと?」


 ポニーは、こう答えた。



 ――責任の放棄と逃亡については、いつかきちんと償いをしましょう。


 ――そう考えるだけの余裕と相談できる人が、今の桜さんにはいます。


 ――それに、わたしは桜さんにどんな過去があっても、貴方の担当冒険者です。


 ――相談してくれれば、島の人と違って容赦なくバシっと問題を指摘してあげます!



 やる気に溢れた解答に苦笑いして生返事を返し、桜はテントに雪兎を寝かせに行った。

「そんなこと言われると、甘えたくなっちゃうだろ。何でお前、そんなにっ、優しいんだよ……ッ」


 嬉しかったのか、何なのか。消音の神秘術を展開した桜は、眠る雪兎の横に倒れ、顔を両手で覆って泣いた。涙は暫く止むことはなく、まるでこれまでに溜め込んだ全ての苦しみを洗い流すかのように続いた。

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