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クエスチョン

「ところでさ、伝説を作るだけで神とかイヴはどうなるの?」

「考えてみたまえ、伝説の最初、アーサー王の名前やエクスカリバー、今のジャンヌにしても名前が違うだろ?伝説ってのは、人がある出来事を美化し尾ひれを付けていった結果だ。尾ひれの中に伝えたい意図を汲み、人間の本質を知る、神とは人間しか信じてない「ところでさ、伝説を作るだけで神とかイヴはどうなるの?」

「考えてみたまえ、伝説の最初、アーサー王の名前やエクスカリバー、今のジャンヌにしても名前が違うだろ?伝説ってのは、人がある出来事を美化し尾ひれを付けていった結果だ。尾ひれの中に伝えたい意図を汲み、人間の本質を知る、神とは人間しか信じてないものだ。神の形は人間の意図から図る。これが流れだ。」

確かに神は人間が作り出したもの。存在は人間の幻想の中に潜むかも知れない。


「ほれ、はよせんとジャンヌダルクが死んでしまうかも知れないぞぃ」

「わかった! やってみる!(どうせ神なんかいないし暇潰しにはいいや)」


決戦前夜、ジャンヌダルクは風にあたっていた。丁度一人だ。マシュランプは声をかけた。

「アスリーン!」

「お、お前! なぜ?いやそれより五年前と変わらない風貌……。お前は一体何者なんだ?」

あわてふためくジャンヌダルクにマシュランプは抱きついた。そして、背中にシールドをセット!

「な、な、何よ?」

「もう、会うことは無い。じゃあ!」


タタタタ、マシュランプは走り去った。ジャンヌダルクは意を決したように精神を研ぎ澄ましはじめる。これから大きな戦だ。

「さて、じゃあ俺の時代でどうなっているか、確かめに行くよ。」

「ところでさブレイン、君って第一分岐なんだろ?それってつまり人類最初の人間って事?」

マシュランプはアダム説が本当ならそう言う事だ。

「はい。そうなのです。ボクは気がついたらこの姿で、周りには誰も居ませんでしたです」

人類が何十兆まで人口が増えたのもアダムと【イヴ】から始まるはずなのに近くに誰も居なかった。

「なぁ皆、イヴってもしかして、俺達が見つけて第一分岐に送り届けるんじゃないか?」

マシュランプ達はざわついた。盲点というか灯台もと暗し。確かに可能性が無い訳ではない!

「それは考えて見なかったな」

「ああ」

「お前やるな!」

神はもしかしたらマシュランプに人類の発展を使命と課したのかも知れない。

「……やってみる?」

「ボクの相手イヴを皆であらゆる時代駆け回って見つけて見るですか?」

「おう! やろうぜ皆ぁ!」

「そうだ!」

「ちょっと待って! ジャンヌダルクは?ちゃんと伝説は成立してるのか?」

冷静なマシュランプは皆を制したが……。

「それならもう確認済みだ。ジャンヌダルク伝説は変わって無い!」

「どうやってわかった?」

「これだ」

と、取り出したのはバーチャル図書館。そこの一冊をクリックするとジャンヌダルク伝説が綴られていた。ものだ。神の形は人間の意図から図る。これが流れだ。」

確かに神は人間が作り出したもの。存在は人間の幻想の中に潜むかも知れない。

「ところでさ、伝説を作るだけで神とかイヴはどうなるの?」

「考えてみたまえ、伝説の最初、アーサー王の名前やエクスカリバー、今のジャンヌにしても名前が違うだろ?伝説ってのは、人がある出来事を美化し尾ひれを付けていった結果だ。尾ひれの中に伝えたい意図を汲み、人間の本質を知る、神とは人間しか信じてないものだ。神の形は人間の意図から図る。これが流れだ。」

確かに神は人間が作り出したもの。存在は人間の幻想の中に潜むかも知れない。


「ほれ、はよせんとジャンヌダルクが死んでしまうかも知れないぞぃ」

「わかった! やってみる!(どうせ神なんかいないし暇潰しにはいいや)」


決戦前夜、ジャンヌダルクは風にあたっていた。丁度一人だ。マシュランプは声をかけた。

「アスリーン!」

「お、お前! なぜ?いやそれより五年前と変わらない風貌……。お前は一体何者なんだ?」

あわてふためくジャンヌダルクにマシュランプは抱きついた。そして、背中にシールドをセット!

「な、な、何よ?」

「もう、会うことは無い。じゃあ!」


タタタタ、マシュランプは走り去った。ジャンヌダルクは意を決したように精神を研ぎ澄ましはじめる。これから大きな戦だ。

「さて、じゃあ俺の時代でどうなっているか、確かめに行くよ。」

「ところでさブレイン、君って第一分岐なんだろ?それってつまり人類最初の人間って事?」

マシュランプはアダム説が本当ならそう言う事だ。

「はい。そうなのです。ボクは気がついたらこの姿で、周りには誰も居ませんでしたです」

人類が何十兆まで人口が増えたのもアダムと【イヴ】から始まるはずなのに近くに誰も居なかった。

「なぁ皆、イヴってもしかして、俺達が見つけて第一分岐に送り届けるんじゃないか?」

マシュランプ達はざわついた。盲点というか灯台もと暗し。確かに可能性が無い訳ではない!

「それは考えて見なかったな」

「ああ」

「お前やるな!」

神はもしかしたらマシュランプに人類の発展を使命と課したのかも知れない。

「……やってみる?」

「ボクの相手イヴを皆であらゆる時代駆け回って見つけて見るですか?」

「おう! やろうぜ皆ぁ!」

「そうだ!」

「ちょっと待って! ジャンヌダルクは?ちゃんと伝説は成立してるのか?」

冷静なマシュランプは皆を制したが……。

「それならもう確認済みだ。ジャンヌダルク伝説は変わって無い!」

「どうやってわかった?」

「これだ」

と、取り出したのはバーチャル図書館。そこの一冊をクリックするとジャンヌダルク伝説が綴られていた。

「……やってみる?」

「ボクの相手イヴを皆であらゆる時代駆け回って見つけて見るですか?」

「おう! やろうぜ皆ぁ!」

「そうだ!」

「ちょっと待って! ジャンヌダルクは?ちゃんと伝説は成立してるのか?」

冷静なマシュランプは皆を制したが……。

「それならもう確認済みだ。ジャンヌダルク伝説は変わって無い!」

「どうやってわかった?」

「これだ」

と、取り出したのはバーチャル図書館。そこの一冊をクリックするとジャンヌダルク伝説が綴られていた。

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