ゼロ
人類は宇宙へ進出できず、地球温暖化、海面上昇、砂漠化あらゆる問題を抱えていたが、ここコロンビア大学のマシュランプ教授はタイムマシンを作ろうとしていた。映画【ターミネーター】を真似て、過去へいき地球温暖化への警鐘を鳴らそうとしていたのだ。
もし、偶然から【アレ】を作ってしまったら注意しなければならない。【アレ】はパラレルワールドを無限に発生させ、世界の膨張、宇宙の屈折、時限の加速、万物の生死を司る。
人類は宇宙へ進出できず、地球温暖化、海面上昇、砂漠化あらゆる問題を抱えていたが、ここコロンビア大学のマシュランプ教授はタイムマシンを作ろうとしていた。映画【ターミネーター】を真似て、過去へいき地球温暖化への警鐘を鳴らそうとしていたのだ。
しかしタイムマシンは失敗に終わった。
人類最後の日、海面は遂に残存生物の陸における面積を越えた。つまりもう立っているだけもできない。マシュランプは気圧され海へ飛び出して陸地を探した。何日経っただろう?
「もう、終わりにしよう……」
「諦めるな!」
どこかで聞き覚えのある声がした。その声は紛れもなく自分の声だ。だが、少しかすれている。
「お前は?」
マシュランプは手を伸ばす。ガチッとキャッチした男は答える。
「お前さ、マシュランプ。但しお前は二十四歳だろ?俺は五十三歳だ。」
「?」
「利き手は左。髪の毛は赤毛、目は青で華奢な体に天才的頭脳、ファーストキスは……」
次々自分の事を言われて恥ずかしくなりマシュランプは止める。
「も、もういいって!」
「理解してくれた?」
冷静に切り返された。
「ドッペルゲンガーじゃないよな?どうみても俺だ。何で年齢が違う?その怪しい服に、宇宙船?みたいな乗り物は?」
「さすが科学者。いや、若い俺だ。質問がすごいな。まぁ、まず上がれよこの【タイムマシン】に!」
なんと、乗り物はタイムマシンだった。しかし、マシュランプは手を引かれ乗り上がると驚愕する。そのタイムマシンとやらは、ヘリコプターの乗るとこが大きめな乗り物で、その中には【あらゆるマシュランプ】が存在していた!
学生、サラリーマン、スポーツ選手などなど職だけでも十に分けれるだろう。そしてその中でも学生なら文系理系や体育会系と細かく別れ、更にそれから年齢が重ならない程度に別れていた。
「ど、どういう事だ……?」
「説明しよう」
奥から一番顔立ちが整っているマシュランプが現れた。
「俺は第三パラレルから来た。第三とは分岐の三つ目と言う事だ。第一にマシュランプが産まれる分岐、第二に科学に興味を持ち始めたお前よりちょっと若い分岐、そして第三とはお前がタイムマシンを作り上げた未来から来た。つまり、お前は俺の反対側にいたマシュランプさ」
マシュランプの説明によると、タイムマシンは【ワープ】が原因因子になるらしく、例えば元々ワープできない船とワープできる船が宇宙を飛んだ場合、ワープできる船には常にワープしてゴールする未来のパラレルワールドが生じ、それは点の続きではなく線であり、何らかのイベントごとに大きい岐路を刻むのだ。船が隕石にぶつかる未来とぶつからない未来と言う具合に。そして、ワープをできない船とワープができるのにしない船は【相対的ワープ】を生じ、スペックが似ていれば似ている程、その二つは時限にパラレルワールドの要因を生む。という事だ。
「待て。ワープによりパラレルワールドができるのはわかった。だが、何故パラレルワールドのお前らが俺の世界にいるんだ?」
「それは簡単。ワープから推測される次元を推測するのだ」
「もっとも、その推測観賞を可能にしたのは第八分岐の俺だがな」
「いや、待て未来の俺はわかった。だが、過去の、子供の俺はなんだ?」
マシュランプの言う通りである。タイムマシンがワープをする事で未来に飛べる結果、パラレルワールドが発生し、そのパラレルワールドにも行けたとしたら、時間の逆行は矛盾している。でも、実際この乗り物は未知のモノだし、子供の頃のマシュランプがいる。
「そっか! パラレルワールドって【並行世界】だけじゃなくて【時間軸】も含まれるのか!?」
「御名答!」
確かに、パラレルワールドの定義上時間は関係ない。
「そういえば、俺をどうするんだ?何をする?」
「そっか! パラレルワールドって【並行世界】だけじゃなくて【時間軸】も含まれるのか!?」
「御名答!」
確かに、パラレルワールドの定義上時間は関係ない。
「そういえば、俺をどうするんだ?何をする?」




