雨に謳えば~神の子の神たる聖の中央宣言~
「誰がために鐘はなる」
出ていく勇気。
流したミックスジュースのような涙。
幸福。
誰がために鐘はなる。
夢見た景色。
危なき道。
つづく道。
大袈裟なことなんて何一つない。
気楽に笑えた次の日、
涙がとめどなく流れた。
とめどなく。
網干で猫が死んでいた。
哀しく。
あの人と一緒にいたい。
叶わなかった。
鐘を鳴らす僕。
前を向こう。
明日へ繋げよう。
遠くても、
寒くても、
言い訳せずに。
きれいな生き方をする彼女へ。
誰がために鐘はなる。
「何故、お前はうん。としか言わずにびびっているのか」
自信がない。
うん。うん。
としか言わないお前。
びびっている、
その理由を僕に教えろ。
大袈裟にチョイスするお前の適当な言葉。
自己満足で飯屋を出る。
うん。うん。
戻って来た昔の香り。
お前はそれでも。
うん。うん。うん。
自己満足に浸ったら明日はやって来なくなるよ。
正解と言う前に、
鏡を見てご覧なさい。
それが正解ですか。
うん。うん。うん。
産まれ持った言葉に。
うん。うん。うん。
「R」
一番に嫌い。一番好き。そこにいろ。せめてお茶でも。Rを曲がると、砂がキラキラ。
理解に苦しむ人なんてはじめから理解しなくてもいいんだよ。
おごりある人よ。
無残に消えた愛の人よ。
僕はシャワーをカランコロン。
星がキラキラ。
理解に苦しむおごりある人へ。
「可能性」
美学。
哲学。
食らいつく。
メッセージはこれからもどこまでも。
美を創る。
きれいに咲かせる僕の右人差し指。
誰かが理想で、
誰かが憧れ。
どうして。
是が非でも。
欲しい。
手にする。
それがどうした。
それが僕の色。
それが僕のこだわる理想の色。
西へ進む旅を僕は選んだ。
岡山で聞いた親父の訃報。
立ち上がれなかった。
米原行きの電車に乗って、
親父の亡骸を見ておいた。
「お前は生きろ」
親父は馬鹿野郎な僕に何度も何度も繰り返した。
僕が生きる可能性を親父は示してくれた。
美学と哲学をしっかりと持って。
「2」
愛してやまない人がいた。どきどきわくわくしながら、一緒に歩いた。
繋がれた僕の手と彼女の手。
心がとても豊かできれいな、本当に美しい人。
いつもお酒を飲むと笑ってくれた。
僕は、原稿用紙にしがみついてやることやるよ。
また会えたらいいね。
「自由表現」
白紙も文章表現のひとつである。
卑怯に生きる者は去れ。
僕が何をどうしたところで、
いたって快調に自由表現に言葉にリズムを刻む。
寝ろ。
食え。
住め。
君も僕も自由表現。
そういう生き方はどうですか。
今、午前8時52分です。
数字は忘れていきましょう。
世は自由表現なのだから。
白紙も自由な論理です。
「愛していますか」
死ぬ覚悟。
腹をくくった。
生きる覚悟。
腹をくくった。
腹をくくった。
お前は良い奴だ。
お前の性格がよくわかってきた。
そんなに僕は強くはない。
厳しい試練。
楽しくパンをカジル。
愛していますか。
あなたは人と話していますか。
あなたは人間と話していますか。
僕は腹を充分にくくり、
全てを壊して全てを作ります。
あなたは人と話していますか。
あなたは人間を愛していますか。
愛していますか。
僕の大きな正直な問いです。
愛していますか。
「夜」
藤原が言った夢。
「ひとりの人と結婚して親父になりたい」
藤原のことだ。
きっと、
今頃、タフな父親になっていることだろう。
夜の母校に集まった僕達。
月夜の下、
バス停に座る順子のこころを好きになった。
僕らは誰も責めはしないよ。
ぶらぶらと夜に走るバスに揺られながら。
「浮かぶ浮かばれる」
初めて、絵を描いたとき、夢中でした。夢中にマクラーレンホンダを描きました。
浮かぶようになりました。
嘘など全くありはしない僕が鏡に映っていました。
今、バスタブで絵を描く僕がいます。
浮かばれるようになりました。
勘違いも含めてですが。
君なら出来ると言われました。
苦節。
息苦しい日々もありました。
今もそうかもしれません。
こころを描きました。
こころを表現しています。
全て、
病みもなく、
光と影を描いています。
緊張と解放。
それが僕にはあるようです。
夢中にマクラーレンホンダを描いています。
あの日より歳をとった分だけやることは、
こころを描くこと。
僕は浮かばれました。
僕は浮かびました。
それが人間の証明だと想い日々を豊かに送っています。
「ちょっと隠れる」
夜九時に寝る。
寝付きが悪い。
朝、
四時半に起きてコーヒーを飲む。
パソコンと手書きのメモに目をやる。
ちょっと隠れることも人生に必要な気がする。
止まらずに隠れる。
ちょっとだけ。
「どんなときも」
美しく、
ガラス細工のこの国で。
懸命に生きる人あれ。
どんなときも。
たまには、ゆっくり眠ろうか。
きれいに片づけたならまた働こう。
どんなときも。
そんなにこの国、悪かない。
夢のライブハウス日本国へようこそ。
「僕なりに」
感謝。感動。カンペキ。
小さな100点。
過去に生きる馬鹿は常にひとりぼっち。
僕なりに出来たもの。
2000年、
一枚の絵。
小さな100点満点。
周太郎と流した涙。
忘れられない夜。
どうしても行かねばならぬときがある。
赤穂御崎で煙草を吹かして、
ただ、
海を見ていた。
ただ、
独り、
海を見ていた。
幾つかの勲章と消せない傷。
これでいいんだと思う。
僕なりの、
僕なりの詩です。
ぐるりと。
ぐるりと。
僕なりに。
カバリーノランバンテ。
きっと勝てるよ。
グッドラック。
大きな幸運を。
全ての女神達に大きく素敵な幸運を。
「ライオン」
ライオンを飼いならせ。
君なら、
出来る。
ライオンよ。
空を見ろ。
地を見ろ。
ライオンを飼いならせ。
わが友よ。
ライオンよ。
君なら、
出来る。
ライオンよ。
必ず出来る、
ライオンよ。
「素敵に笑う」
誰かが言っていた。
しわくちゃになるまで笑おう。
しわくちゃになるまで生きよう。
素敵に笑おう。
僕のばあちゃんはよく笑って俳句を詠んでいた。
ばあちゃんは、
いつもコーヒーを僕に入れて素敵に笑っていた。
しわくちゃになるまで素直に素敵に笑おう。
ばあちゃんが教えてくれた。
しわくちゃになるまで。
「我々であるような我々」
どうしても最期に言う言葉はさようなら。
依存する太陽に息を吹く。
楽しく、
辛く、
我々。
ネクタイを譲る。
理想の世界の中の世界。
ストーリーを感じ、
息をする。
グリーンスタジアムで野球を見てた。
演じる。
魅せる。
動く。
走る。
打つ。
きまぐれに車が走る。
さようならの後にこんにちは。
時には桜を見ましょうよ。
我々は。
「1995」
1995。
5月。
女神を見た。
きれいな顔を持った女神を見た。
女神は僕に言った。
「あなたは文を書きなさい」
2年後。
本当にその顔を持った女神が、
僕のもとに現れた。
僕はペンを持つようになったんだ。
女神と全ての世界のために。
2015。
2016。
この街の東の方で。
僕は女神を抱いて恋をした。
「非常に大きく成長し」
愛犬、
リキダジュニアの散歩によく行って、
海で愛犬を離すと、
おもいきり、
リキダジュニアになめられた。
愛犬は、
海岸沿いを楽しく走る。
僕はカフェオレを飲んで、愛犬、リキダジュニアをそっと待つ。
香からの着信音。
彼女も愛犬の散歩中。
リキダジュニアも非常に大きく成長し楽しくクリスマスを迎えています。
みんなに幸福あれ。
と言いたいようにリキダジュニアは舌を出して可愛い顔をしています。
お正月には愛犬、
リキダジュニアにたくさん贅沢させるつもりでいます。
我が家に幸あれ。
彼女に大きな幸あれです。
「平成ダイナマイツの赤マイツムラカワアオイの事件簿」
平成ダイナマイツの赤マイツことムラカワアオイが自宅マンション、地下駐輪場で自転車に乗ろうとしたところ、肝心かなめの自転車が見当たらない。それも昨日、買ったばかりのぴかぴかの税込12560円の自転車だったのだ。平成ダイナマイツグループの意地を賭け探しに探したのだが結局、見つからない。平成ダイナマイツの赤マイツことムラカワアオイがあきらめ途方に暮れていると、パトロール中のお巡りさんに事情を聴かれた。そのお巡りさんこそが真の正義の味方であると、自分自身に言い聞かせ、ヒーローである以上、ある程度のルックスがいるのだろうな。と思い込んだ、平成ダイナマイツの赤マイツムラカワアオイは被害届を提出し、職業の欄に(株)平成ダイナマイツ営業。と書かざる、おえなかったのだ。
赤マイツはチャンピオンシップに決着をつけることが出来るのか。その自転車泥棒は捕まるのであろうか。次回 平成ダイナマイツ「今どきのおじいちゃんの三日月」お楽しみに。
ここで番組からお知らせです。平成ダイナマイツの赤マイツことムラカワアオイが執筆した、第十一回 深志野純文学賞大賞受賞作品「奈穂子の恋」の単行本を五十名様に差し上げます。
詳しくは、「平成ダイナマイツの赤マイツの酒は長すぎる」でご検索ください。
素敵な恋物語を赤マイツからあなたへ。
「ウエディングドレスを着たあいつを抱きたかった」
僕は最愛のあいつとクチヅケを交わし、幾度も夜をともにした。
あいつの体温は僕より低い。
親父の葬式の日、葬儀屋に泣きながら言われた。
『娘さんのウエディングドレス姿を拝見されたかったでしょうね』
僕の妹は結局、独身でいたいと言う。
最愛のあいつは、よくはしゃぐ、きれいな女だった。
ウエディングドレスか。
僕は無くしてから気付いた。
ウエディングドレスを着たあいつを抱きたかった。
今も、
どこかで僕を見ていて、
今もどこかで笑っているようなきれいな女だった。
「DRR」
この世の最も哀しく、美しき場所に美穂とあゆみはもういない。
僕は僕はと言い過ぎた。
僕の世界はこれからも偶然的にやって来る。
美穂とあゆみに最大の愛を込めて。
「ホロニガイ日々」
三つボタンのスーツに袖を通し、
市役所へ向かう。
ホロニガイ日々。
でも楽しく。
アツロウの舌は一枚だが誤解を呼ぶ発言を繰り返す。
みんながみんな、同じではない。
野球を見たい奴がいれば、競馬を見たい奴がいる。
『みんなと同じようになれたら合格ね』
と笑い僕自身に何度も叫ぶ。
続くときは続くもの。
今日と明日は微妙に雨の量も変わるだろうよ。
アツロウは僕に言う。
『君は間違ってる。僕を訴えても僕が勝つ』
そんなくだらないことを言いたいんじゃないんだ。
コーヒーを飲む自由も失われた過去。
でも楽しくありたい。
アツロウの言うところに暴威あり。
師走に冷房。
今、僕はコーヒーを飲み、飴をなめながら、
ここにいる。
愛すべき者達とアツロウのホロニガサを笑いながら。
居場所は全世界中である。
人間よ。
地球を廻せ。
人間よ。
ホロニガクても楽しく歩め。
人間よ。
「ご褒美、頂戴」
僕は今回、
やれることを全てやるだけやって良い結果が、かなり出ました、舞い降りました。
僕は貴女の裸を愛しています。
だから、ご褒美、頂戴。
「夜更かしといっても二十三時だが」
ムービーメーカー起動中。
バスタブに油絵あり。
机の上に僕が撮った愛猫小梅の写真。
二十三時に独りきり、パソコンが目の前。
ベースが二本。
ギターが二本。
ここのところ弾いてない。
あの頃、
自由自在にベースを弾けた。
あれから、時は流れ、友人にも白髪が時折見える。
明日は祝日。
銀行も休みか。
今日、ATMへ行けばよかったなと反省する。
金持ち兄貴はクレージー。
くだらないメールで起こされる。
白黒を付けたいのなら、
明日、パンダを見に行こう。
小梅の体も白黒だった。
十年前と変わったこと。
小梅が近くにいないこと。
宿替えをしてぶつぶつ言うことが増えたこと。
小梅は幸せそうに歩いていた。
十年前と変わらないこと。
僕という人間は、結局のところ僕しかいないということ。
夜更かしといっても二十三時だが。
「リメイク人工呼吸器」
人工呼吸器をハメラレタ僕には、ひとかけらの優しさも浴びせるな。
最後であっても。
最期であっても。
僕の生命のリメイクは僕がする。
僕がするんだ。
「あんなことコンナコト」
ピアノを奏で終わり、花束を嬉しそうに眺めるヴォーカリスト。拍手喝采。才色兼備。
素晴らしい日曜日の午後。
オレンジジュースを自販機で買い、飲み干すのは、僕だけじゃないような気分になった。
わけが分からぬ、この僕は駅裏の交番横の居酒屋で、皆と酒盛り。
「今日ぐらい飲んだ方が良いよ」
と由香里は僕を見ては笑う。
「結局は、人間だ」
と面白おかしく笑う由香里の仕事は精神科医で。
「アオイくんの文は痛いところをつくよね。結局は、人間が好きなんでしょ」
と酔っぱらう由香里。
カウンセラーだ。
看護師だ。
受付嬢だ。
ガードマンだ。
と。
揃いに揃い、酒盛りをしている。
あんなことは今日の酒で解決しようと言う白衣の仲間。
「僕には、看護師は出来ないですよ。ただでさえ馬鹿なのに」
と、由香里に言うと、
「モノカキは儲からないよ」
と反して笑う、由香里は結局、立派な精神科医で。
「コンナコトもこれからあるかもしれないと考えときな」
という由香里を見て、
オレンジジュースに切り替える僕。
医者の娘の美佳。
彼女は僕と同じ誕生日でイヤだと笑いこけていた。
僕は気楽に言葉を遊ぶ。
「サカモトサン」
僕に言葉を与えてくれたサカモトサン。老人に嘘はない。
墓に入ることよりも大事なメッセージを人間は必ず遺すと言ったサカモトサン。
遊べと僕に言ったサカモトサン。
よく笑っていた、サカモトサン。サカモトサン。
サカモトサンに嘘はない。
「ヘブンセント」
頑張り屋。負けず嫌い。
徹底する。追い求める。
俺様である部分も持て。
人は涙する。
悔みきれないほどに人は消えてしまう。
情熱という名の孤独。
今日、描いた、絵のタイトルは情熱という名の孤独。
母体にいる全ての人間はここから産まれ来るような気がしてならない。
きれいなことときれい事は全く違う。
せっかく、
産まれた。
きれいなことを愛したい。
表れるのは人間のこころであると僕は想い想いを想いする。
逃げたい。
わからない。
知らない。
いらない。
だけでは生きては行けぬ。
巌流島に大きく息する女が笑う。
エンジンはマワッテル。
きれいに。
昨日よりも。
神の子。
人の子。
役者はもうとっくに死んだ。
僕は坂道を降り快感を覚える。
きれいなことを愛したい僕はキャンディをなめて笑ってる。
この日常、
この生活は、とてもきれいなことだらけでありたい。
僕のヘブンセントは幸せだ。
「走るとするか」
四苦八苦。模様をきれいに刻む。ほんの少しの美を乗っけて。さてと、走るとするか。
「三秒」
マイケルが走る。
とことんリードをヒロゲ、トップを走る。
愛され上手なマイケルに、
「BOXBOXBOX.コース上で三秒、タイムを稼いでくれ」
「了解」
無線が飛ぶ。
僕は自転車にまたがり、
マイケルごっこ。
スーパーまで必死に汗をかきながら、
自転車を飛ばしに飛ばし、
赤信号は、守らなくては。
スーパーでガムを噛む僕。
「STAYOUT。STAYOUT。コースにとどまれ」
とこの人生を想うけど。
マイケルごっこは頼もしい。
レジの島津さんはいつも楽しく、
お客様と接している。
何か良いことありそうだ。
心の音を聴きましょう。
心拍数。
上がって下がって。
この三秒前にこの詩は世に存在しなかった。
三秒。
三秒前。
妙に三秒前。
「イクサ」
シーズン序盤に負け戦。
されど、最後に大きな勝利がやって来た。
隠れた努力は実るはず。
僕はいつでもそう思う。
甘えたい彼女に電話。
きっと、
コンニチ、
彼女を抱いて全てを解決する僕だろう。
甘えたい彼女と勝ち戦。
彼女が作ったカレーライス甘口を食べるふたりがここにあり。
勝ち戦に次も駒を進めるこの僕がいる。
イクサ。
勝ち戦の大一番が僕を呼ぶ。
「チョコレートに酔いながら」
チョコレートが運んで来る空気。
また、会う日まで。
お疲れ様。
新逗子なんてしゃれたところでチョコレートの空気に酔う。
この日本に誇りあり。
日の丸を真ん中に。
チョコレートに酔いながら。
この日本人に大きな誇りあれ。
チョコレートに酔いながら。
「西明石のラーメン屋」
一仕事を終えて、
お腹がすいたと電車に乗って西明石駅前で煙草をぷかぷか。
美味いラーメン屋があるぞ。
と友から聞いて店に入ると、
本当に心から美味いと思えるラーメンに出会った。
店のテレビにはナイター中継。
馬鹿者達に言いたい言葉。
もう、これ以上の争い事はやめようよ。
家に帰るとやくざ映画を観ている僕。
孤独と本能、
ここにあり。
「再生」
僕は再生する。キタナイをキレイに再生する。キレイをキタナイに再生する事もある。
映写機の後ろニテ。
「タクシードライバー西原さん」
「水も美味いし、魚も美味い。とうふちくわを肴に一杯やると酒が弾むんだ」
タクシードライバー西原さんは僕に笑顔で言う。
「兄ちゃん、引っ越して来るか。住むにはいい街だ。鳥取は」
「本当、越して来たいですよ。本当、鳥取はのんびりしてるし、海もきれいでいいですよね」
名刺を僕にくれたタクシードライバー西原さん。
「兄ちゃん、俺で良かったら、いつでも指名して。少しはまけたるよ」
幸せな一時は短いもので。
南駅前町に帰ると日常が深く鋭く光ってやってくる。
幸せって結局こういうことかもしれない。
煙草がまずい。
果たして、
いいことなのであろうか。
酸っぱい飴をなめながら。
なるようになる。
するようにする。
僕の中身は何者なのか。
まだまだ先は長いモノ。
焦らずに走ろうよ。
僕もそうするから。
「太陽の告白」
偽りの悪の仮面を外せと嘘吐き校長に言われた。
僕の何が分かる。
嘘の塊の校長先生よ。
太陽は僕らのために毎日、昇り、
愛されるんだ。
太陽もたまには休みたいだろう。
偽りの悪の仮面など僕はかぶってはいない。
太陽が毎日、毎日、
力強く、
僕らに告白するように。
現実論は間違えなくこの通りだ。
カラスも鳩も七面鳥も飛ばない時があるだろう。
太陽の告白。
「壊れたアンプ」
僕のアンプは故障中。
コインランドリーへ行きたかったんだけど大雨が降りに降る。
明日の天気も雨らしい。
洗濯機も壊れてしまった。
今、思えば、
ベースに恋をしたようなものだ。
全知全能。
僕はもう、
金魚じゃない。
日曜日の貴女に魅せられたい。
文学的音楽を一生懸命に披露する貴女に僕は魅せられたい。
皆が愛してやまない貴女の歌声に魅せられたい。
時代の肩がこっている。
今日はシチューを作りましょう。
壊れたアンプに日々を置く。
今から少しだけ眠ります。
僕のアンプは故障中です。
「安心しろ。吉報は必ずやって来るから」
何枚、絵を描いてきたのだろうか。子供の頃から数えるととんでもない数になる。
アトリエで無我夢中。
きれいに描けていると言われ続けた。
その恩師がいなければ僕は自己満足で終わっていたことだろう。
今、狭い部屋で集中する。
広い世界へ行くために絵を描く。
恩師の優しい笑顔は僕が灰と化しても精神に残る。
安心しろ。吉報は必ずやって来るから。
今、鏡に言い聞かせた。
「複雑に曖昧に結構に1224」
実際、
やってみるか。
複雑に曖昧に結構ですと断った僕とあいつ。
棺桶には花だけでいい。
ひとつ、
ご苦労様でした。
と、
花をくれ。
そうしたら、僕は青空へ旅に出るよ。
すぐ、
青空から、
帰るから。
待っていてくれ。
貴女の夢中になりたい時がある。
貴女好みの人間に。
シャンペンシャワーは四六時中。
メリークリスマス。
サンタはお疲れ、
目薬をさしている。
1224。
メリーメリークリスマス。
「証そのマニマニ」
堕落して墜落せずに気ままに器用な彼女を愛す。生きている証に水を飲む犬がいる。
ホンモノはここに確かに生きている。
ニセモノは一体全体どこで笑うのか。
その証に僕はクラクションを一度だけ鳴らした。
そのマニマニ息を合わせ、
亜紀子を抱いた。
僕は意味不明なモノゴトも得てしまった。
そのマニマニ。
「じゃあ」
じゃあ、
朝にあなたが言った事と、
今、夕方になってあなたが言ったことは違うじゃないか。
じゃあ、
僕がいうコンプレックスの意味があなたには分かるのか。
その夜に香に言われることも幾つか。
その夜に優美子に言われることも幾つか。
働きました。
朝の四時から夜の十一時まで。
じゃあ、
あなたは御立派と言われたいだけなのか。
じゃあ、
あなたは殴られたことは一度もないのか。
僕は働きました。
「じゃあね」
と僕が言うとあなたは怒るじゃないですか。
今日ぐらい、
飲ませてくださいよ。
クリスマスイヴイヴに、
一杯、
ヒッカケテ、
文章と格闘してテレビも消して。
わかりました。
この夜は神の子と人の子が産まれたことにもっともっと祝杯します。
僕はわかりました。
あなたは御立派な人ですね。
「希望」
僕が産まれて間もない頃、おじいちゃんのベッドの上でよちよちと歩いていたらしい。
『この子には未来がある』
おじいちゃんはそう言い残して、この世を若くして去った。
希望がある。
僕には大事な人々がいる。
僕には希望がたくさんある。
それだけ僕は描いてみせる。
希望ある限り。
HEAVENSAINT
Aoi murakawa
100、
2015,1224、
Japan
O
38
165,5
Hint rakugo
Sushi
THANKS
Wakaba
41
Smile
Minasama
27
Love
engine
28
keganokoumyou
29
100kin
99
Convenience store
2000
Itsuji
2020
Chocolatesister
World
Wakuwaku
Dokidoki
aikatanominasama
Thank you
Thank you
LoveLove
1224henjin