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裸天使にバスタオル、僕には生きる意味を下さい。  作者: にゃんと鳴く狐っ娘
Loop.0【親愛なるキミへ】
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人物紹介;Loop.00→01

◆七ヶ崎 一喜憂

◇ナナガサキ イッキユウ


 主人公、コンプレックスは身長と生き甲斐の無さ。一人称が僕な男である。好奇心はやたら強いが、その癖やたら色恋沙汰には疎いという初心な高校2年生である。


 触れた機械(電池以上の通電物質)を壊してしまう謎の力を持っている。その為に機械を弄れず、触れた途端に電源が落ちて点かなくなる。


 飛ばされがちの新人ジャーナリストな姉が居るが、大体が取材で不在のため普段は独り暮らし同然の生活をしている。両親は事故死、死因は交通事故だが一喜憂の力で車が故障した為であるらしい。


 空から降ってきた未来人、如月葉月を力によって脳ジャック用ナノマシンから解放した。その後に取り敢えず同棲する羽目に会う。


◆七ヶ崎 一喜憂(未来)

◇ナナガサキ イッキユウ


 未来において歴史を変える発明を繰り返した学者兼発明家。2076年現在では工学と量子力学中心に1,527と32の学問を修学し、32の新学問として《ナノバイオメカトロニクス》や《過剰圧縮光子力学》を大成した。


 半有機生命体時跳躍個体アバターエヴァンを初めとする時間転移技術や《タイムスリップ》の理論を確立した張本人である。


 猶、失踪後に未来人が彼を追う為に着手した《タイムスリップ》技術は不完全で《アバターエヴァン》の様な改造者以外を過去には飛ばせない。


 未来人には、どこかの時間軸に潜伏中だと推測され、《タイムパラドックス》による世界破綻を防ぐ為に追われている。


◆如月 葉月

◇キサラギ ハヅキ


 どちらも月の異名な変わった未来人、生まれが8月である少女。七ヶ崎一喜憂よりは僅かに背が高い小柄な女の子である。


 未来の一喜憂となりえる現代の一喜憂を殺す様にナノマシンにて洗脳されていたが、一喜憂に背中の光子翼エヴァンシェルを触れられその機能が沈黙し解放された。


 口下手で、熱くなると止まらないマシンガントークを繰り広げるが、内容が未来の新造語や学術用語だらけな為にうまく通じない。その為に一喜憂からは天使と、よくわからない羽が生えた人呼ばわりされている。猶、羽が生えているユニットは第2世代の時点では少数であり貴重である。


 可視光透過型ナノ結束ファイバー光学迷彩(本人曰く透明化)を初めとする、潜入任務を予定して強化された強行偵察仕様素体である。先駆けとして単機で作戦前日に送り込まれたが、主人公相手に籠絡されている。


 少し身体が弱く、今回は風邪をひいてしまい行動不可だった。《アバターエヴァン》も母体は人間なので風邪くらい引きます。


 未来での年齢は28歳だが、実年齢的に見ると15〜16歳程の外見である。なので時折腹黒かったり大人びていたり、基本は健気で献身的だが情に脆かったりもする。


 解放されても猶、マスター権限所有者を“お父様”と呼ぶ癖がある。決してファザコンでは無いが、未来人にとってのそれが如何に大きな物かは計り知れない。


◆天津風 久遠

◇アマツカゼ クオン


 コンプレックスは胸と姉、苦手な物はマッチであるロングヘアーの乙女。天津風一門と呼ばれる名家の9代目当主である少女。


 しかし、その血筋は九尾伝説でも有名な尾裂狐が憑いたとされる霊能力者集団であるとされており、最近はめっきり減ってしまったが霊媒や徐霊を執り行っていたとされる。


 実際には《姫九里滸黄泉》と先祖により命名された宿主寄生型の《アバターエヴァン》を宿した少女であり、能力としては近距離での火炎精製などの発火能力が挙げられる。異常なまでの耐熱属性が付与されており、火傷や焼死は有り得ない。


 遺伝の繰り返しによりナノマシン濃度が薄れ、自我掌握能力が破棄された今も《姫九里滸黄泉》の力は健在であり、通称“狐モード”発動時には発火能力が解放され身体能力も跳ね上がる省エネ設計である。


 耳と尻尾が生えてくるのは昔からな為、伝承では狐火と言われ恐れられたのに対しての《姫九里滸黄泉》なりの悪乗りだったとされている。当て字を直すと、姫九里暦という女性名になる。ただし、姫九里暦の自我は喪失済みらしく内的邂逅は未経験である。


 缶珈琲が大好物だが、ブラックは苦いので飲めない似非珈琲通。続く好物は拉麺であるが、猫舌な為に苦労しているらしい。


 『歩く残念』を自称する残念且つヲタクな姉がおり、若干だが影響を受け始めている。


◆友人A

◇?


 主人公の腐れ縁の友人で、主人公は『歩く残念2号』と呼んでいる。何故か登校後に居なくなり、転校扱いにされてしまっていた微イケメン。


 微妙なイケメンフェイスとネタの多さ故にクラス内ではそこそこ人気で、友達にはなりたいと言う声が後を絶たない。正に惜しい存在であるが、仲間思いの良い奴だったりする。


 常に笑顔を絶やさないが、久遠を下ネタでおちょくり制裁で息絶え絶えになる様が目撃される。活字と空気を読むのが苦手、そんな体育会系残念男子である。


 主人公の後ろの席、普段の授業中は外を見てたり悪戯したり。こちらも制裁されるのが良く見られる為、主人公との【禁則事項】な関係が真しやかに囁かれる。無論当人らは否定しているが、現在有志により全3部の大作が作成されている。


◆四十九院乃々葉

◇シジュウクイン ノノハ


 クラスに突如やって来た転校生、夏休み前でしかも3時間目という奇異な時期にやって来た黒髪ウェーブが映える美少女。一見すると主人公のタイプな清楚系だが、案外そうでも無いらしい。


 紐くじを交互に引く簡単なゲームのため、わざわざ用意を済ませたちり紙を持ち歩いている。行動目的は不明である、正に謎の美少女転校生である。


 あたかも人生をやり直している様な発言をし、過去に5回主人公と有ったと話している。主人公の力も把握している為、真偽の程は定かでは無い。


 物言わせぬ雰囲気とそれに準ずる強さがあり、言葉での籠絡に加えて肉体的にも握力で主人公を拘束した。しかし主人公相手に涙を見せ、孤独の中で命尽きた。


 左掌に自傷癖を彷彿とさせる切り傷があるらしい。


◆西園寺百合香

◇さいおんじ ゆりか


 久遠とプールで相対した《アバターエヴァン》で、青く染色された夜会巻きの少女である。久遠より胸が大きいが、寄生型と呼ばれる肉体を持てない改造を施された種である。


 寄生主である母体はひきこもりで、目前に現れた百合香にあっさりと身体を明け渡してしまったらしい。青髪はその元百合香が染めていた物らしく、百合香自身は内心恥ずかしがっている。


 高慢ちきで女王気取りの変態でバイであり、元百合香と記憶を共有した性で少しだけヲタク知識がある。実は世話焼きだったり、主人公を助けようとした久遠を引き止めようとする優しい1面もある。しかし影が薄い。


 能力は詰まるところの液体操作であり、重力に逆らわない程度に液体を操る事が出来る。水の塊に相手を閉じ込める“睡蓮病の王のリリックリリーエンデミック”など、奇っ怪な芳しい命名の技を持つ。久遠には厨二病と罵られたが、最早邪気眼と大差無いのが現実である。


 久遠のクラスメイトを洗脳した張本人であるが処理能力は低く、折角消毒槽やシャワーを通じてナノを送り洗脳したがゾンビみたいに動かす程度しか肉体を操れなかった。


 因みに洗脳される感覚は“背筋を鈍い痛みとむず痒さが駆け抜けて、その塗り潰された空白を異様な快楽がぞわぞわと這い昇りつつ根を張る感じ。身体がぶるぶるとうち震えた末に、自意識が薄れた中に無数の睡蓮が華開いちゃう感じがする。後は身体がスッと軽くなって私になる”と第2幕の口論中に語ったそうだが、本人は寄生側なので未体験だと言う。なんかエロいし、初心な久遠はその発言に対し「気持ち悪いわよ、この超絶淫乱ド変態いいいっ!!」と全身真っ赤にして怒鳴り返していたそうな。


 能力の応用なのか、久遠に寄生すれば内側から健康的に豊胸できると豪語する。母体は元貧乳なのかも知れない。ちなみに久遠は一瞬その誘惑に負けかけた、1度は百合香久遠も見てみたい物であると本人もバイ故に考えているとか。


 生粋の変態である。

◆七ヶ崎乃々葉

◇ナナガサキ ノノハ


 四十九院乃々葉と瓜二つの《アバターエヴァン》であり、統合狂化固体ルナシェルコールを名乗る恐らくはリーダー格の後方支援型である。


 電磁浮遊からの携行レールガン攻撃バラウールヴァラヒアや、ワイヤー射出からの短絡回路網形成による広範囲対象通電物質破壊攻撃バランクスアルケイリ等の凶悪な技を持つ。数少ない真面目な未来人であると言えるが、殺人衝動が気狂いとしか思えないレベルで存在している。


 恐らくは発電関係の能力を保有すると思われるが、地上絵やタツノオトシゴの様なおどろおどろしい翼で舞い上がる様にはある種の神々しささえ宿っている。磁場展開を行う辺り、磁力を操るとも推測されるが不明。


 校内生徒や教諭の思考を掌握していたのは彼女らしいと明らかになったが、いつナノマシンを注いだかは不明。処理能力は高いと憶測される。四十九院乃々葉との関係も不明で、謎の美少女転校生に瓜二つな謎の殺人大好き未来人である。


 狂った様な高笑いが響く時、其処には廃墟と死体が転がるだけである。味方からも恐れられる狂戦士で、今回の作戦の鍵を握っているらしい。


 一喜憂を感電死させた張本人、悪魔の様な天使である。

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