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第一村人

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「だーかーらー!何が起きるかわからないんだから

縛りプレイはやめろって!」


「人生は楽しんだもん勝ちだよ!!

それに通常運転できるぐらいに冷静ってことさ!」


「はぁ...もういい、それより、

あたりを探索して、誰か人がいないか調べるぞ」


「じゃあ、久しぶりにプレアかけてよ!あれ、

フーレーバーテキスト的に神の加護で幸運があったりなかったり、ってあったでしょ?」


効果としては、微量の回復だし、

消費MPも少ないし...いいか


「「プレア」!」


「おぉ?!ゲームで感じたことのない清涼感!

やっぱりここって異世界なのかなぁ?」


異世界、そうとしか思えない状況ではあるが、

そんなファンタジーな...


「馬鹿なこと言ってるなよ。最後に俺たちを驚かそうという運営のイタズラだろ?」


「でも、もう終了時間も過ぎているのに、

今更そんなアプデ入れるなんてあると思う?」


「それは、ほら、次回作はこんなに凄くなるよという宣伝さ!」


「ふーん、」


わかってる。自分でも無理があるということは、

宣伝なら、あらかじめ予告しておいて、

より多くの人に体験してもらう方がいい


「それより、村?人の反応見つかったよ」


「それを先に言えよ!」


太陽の位置的に東?の方へ進むと、

リーの言う通り、人のものと思わしき建物が見えてきた


「すみませーん!誰かいませんかーー?」


「...」


返事がない


「本当にここから人の気配がしたんだよな?」


「メニューが開けないから、探索スキルの結果は

マップで見られなかったんだ。

でも、感覚的にはここで間違いないはずだよ。」


うーん、


「じゃあ、どんな状態なのかはわからなかったってことだよな?色で敵対かどうかとか、いろいろわかってただろ?鍵開けしてみてくれよ」


「そうだね。死にかけてたりしたら、NPCであれなんであれ、見殺しは良くないからね」


さすが元脱獄犯、鍵開けスキルは残っていたか


「鍵開けの難易度は中世の原始的なレベルだね」ガチャガチャ


まさかのリアル技能!?!

鍵開けスキルは魔法陣演出のはずでは?


「おっ!開いたよ。」ギィー...


「お、おう...」


「??」


家の中には質素なベットにキッチン、ボロボロな机があり、ベッドに、人が見えた


「わー...風邪かな?」


「?どちら様ですかな?」ゴホッゴホッ!


「大丈夫ですか?すみません。人の気配があるのに、返事がなかったので、緊急事態かと思い、侵入しました」


「そうかい...ゴホッ、離れときなさい、うつるよ。」


「ご心配なく、おばあさんはご病気ですか?」


「見りゃわかるだろ、王都の大神官様でも直せなかったんだ。うつると危ない」ゴホッゴホッ...


...大神官様?


「大神官というと?

ジョブ固有スキル【繁栄のフュンフリヒト】を受けてダメだったということですか?」


「ジョブ固有スキル?...ゴホッゴホッ

すまないね。あたしゃ神官様たちについてそこまで詳しくないんだ。何かの祈りの言葉かい?

ただ、癒しの奇跡が効かなかったことは確かだよ」


???


「その、癒しの奇跡というのは、誰がやっても同じですか?」


「さぁね...でも、聞いたところによると

大神官様は、他の信徒の奇跡より強力な奇跡を使えるらしいよ。

...死が目前になると、不信者だったあたしでも神を信じるようになったんだけどねぇ、

これまでの信心が足りなかったせいか、

手を握ってもらってから

しばらくは楽になったけど、すぐに戻っちまった」


...やっぱり、

おばあさんが言う癒しの奇跡は、

神官ジョブスキル【慈愛のドライヒーリング

【繁栄の光】より、二段階も下のスキルだ


「おい、多分だけど、俺たちならなんとかできるかもしれないけど、どうする?」コソコソ


「やっちゃえばいいじゃん」


「ばっ!声がデカいって、もし、どうにもできなかったら、どうする?NPCだとしても、

上げて落とすような真似はしたくないぞ?!

だいたい、イベントクリアして特殊な薬を作らないといけないクエストは、過去にもあっただろ?

これが事前公開的なものだったとしたら、

そうなっていてもおかしくない」コソコソ


「それなら、ボクが何も言えないように縛ってよ!」


「??...縛る、というのは、あなた達があたしを?」


「いいえ!ボクをです!」


「...っ!?そ、そうかい、いや、いいんだよ

そういう特殊な人たちがいるってのは聞いたことがあるから...ね?」


あア〜もう!

変な誤解された!!


「違います。いや、違わないけど違います!

変態なのはこいつだけです!俺はノーマル、

普通ですから!!」


「そうそう、ボクだけだよ。

さっき話してたのはね?手持ちの薬でなんとか出来るかもしれないけど、期待させちゃうのは悪いからってことさ」


こ、こいつ!


「...まあ、はい、そういうことです。」


「ッ!娘達にも、病気がうつるからとこんな村ハズレに追い出されたあたしに、こんなに優しくしてくれる人がいるなんて...うぅぅ」


泣いてしまった

恐らくこれまで、見舞いはおろか、心配してくれる人もいなかったのだろう

NPCだとしても、可哀想だ


「とりあえず、この薬を飲んでください」


そう言って上級万能薬パナシアを渡す

ソーマや、エリクサーの方が効果が高いが、

なんでとは言わないが取っておいた方がいいと思ったから、状態異常回復なら十分なパナシアにした


「ポーションかい?!ッゴホッゴホッ...

遺物レリックを見ず知らずの老婆に使うなんて正気かい?!」


ほう、遺物、レリックと来たか

薬師ジョブが無いということだろう


「安心してください、これは、高価...ではあるけど、まだまだ持ってますから」


在庫としては

【ポーション】

初級HPポーション×193,184,573

低位HPポーション×101,003,931

中位HPポーション×72,112,989

高位HP ポーション×36,056,494

最上級HPポーション×18,028,247


初級MPポーション×100,345,691

低位MPポーション×90,172,845

中位MPポーション×61,001,878

高位MPポーション×25,045,383

最上級MPポーション×11,017,136


【回復薬】

毒状態異常回復薬×1,270,306

麻痺状態異常回復薬×304,043

石化状態異常回復薬×3,107,100

眠り状態異常回復薬×143,730

混乱状態異常回復薬×3,730,106

狂化状態異常回復薬×333,333

...etc×134,434,013


【強化薬】

低位筋力強化薬×34,107,100

低位魔力強化薬×20,407,130

低位速度強化薬×13,107,136

...

中位筋力強化薬×17,460,138

中位魔力強化薬×10,406,105

...

高位筋力強化薬×5,104,100

...

濃縮筋力強化薬オーバーパワードーズ×999,107

濃縮魔力強化薬オーバーマジックドーズ×847,107

...

魔人化薬×430,101

獣人化薬×378,104

人魚化薬×406,651

...etc×1,697,429,410


【万能薬】

初級万能薬×1,245,731

中級万能薬×3,370,001

上級万能薬×3,009,110


神酒ソーマ×193,345


エリクサー×113,921


うん、

正直、俺、エリクサー症候群だし...


貴重なアイテムほど使いにくいんだよね


いやぁ、このゲームのインベントリが、外付けのアイテムボックスの形でよかった!

メニューが開けなくてもこうやって取り出せるから


神酒や、エリクサーって、特殊なクエストをクリアしてようやく一つ手に入るアイテムだから、パーティーに一人一つだとして、

単純に数が集まらない


誰も売りに出したりしないし、

俺がこれだけの数を持っているのは

その分やっているからで...


レイドとかで消費した分も合わせるともう...ね?


しかも、隣にいる変態は、プレイをできるだけ長く、多くするために、湯水のように使ってプレイしてきたはずなので、二人合わせてこれだけだと思ってもらって相違ない


神酒とエリクサー以外なら、薬師ジョブの人たちが作れるはずなんだけどなぁ...


「さっ、飲んで飲んで」


「ありがとうね...」ゴクッゴクッ


さてどうなる?


「お?...おぉお!」


「ついでに体力が回復する薬もどうぞ」


「いや、大丈じょう...」


「どうぞ!」


少し強引に中位HPポーションをのませると、

デバフ効果で衰えていたであろう筋肉と、目にうつる活力が、か回復し、


「うぉおおおぉおお!!」バッ!


飛び起きた


「元気になったようで何よりです」


「ちゃんと効いてよかったね。お祝いにボクを縛って...」


「しねぇよ!」


「はははっ、コントはここまでにして、

ポーション、ちゃんと使えてよかったね?」


えっ?

こいつ、人体実験のつもりでやらせたのか?


「いやぁ、助かったよ。あたしの名前はグラス、

恩人達のお名前は?」


「ボクの名前はリー、で、こっちが」


「クラッチって言います。あの...ここから一番近い町ってどこですか?」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「ねえ、あれが町?ボクにはどう見ても少し大きめの村にしかみえないんだけど」


俺達はおばあさんに教えてもらった町に来ている


「何かイベントが起こるかもしれないし、宿と酒場

あとギルドを探そう」


「えー、なに?そんなにボクとあんなことやこんなことをしたいの?」


「...っ!アンガーマネジメント、アンガーマネジメント」


ふう、こいつの相手はいつでも疲れる


「てか、イベントっていったら、その紹介状がぽいでしょ」


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