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Introduction:精霊の星 ルイン・アルラーミ



不定期に起こる爆発を伴った地殻変動。

その【災厄】と呼ばれる天変地異は、時折ルイン・アルラーミの世界を襲った。


災厄の始まりはいつも突然だ。

青白い光が一帯を覆い、その光は瞬く間に広がる。

木々や岩は削り取られ、土は抉られ、その場所にあったものすべてが跡形もなく消し去られてしまう。

まるで神の手によってこの世界が別世界に書き換えられたかのように、

光の収束とともに一切の痕跡が残らない。時には地形ごと変わってしまうのだった。


この世界の科学者や魔法使い、賢人たちは長年この現象の謎を解明しようと試みてきた。

だが、災厄の詳細は依然として不明な点が多い。


現在の有力な仮説では、この災厄は時折異世界と繋がっていると考えられている。

別世界の空間をまるごとこちら側、アルラーミに引き込むことによって、

元々その場所にあった物や空間が押し出され、行き場を無くしてしまい、

その圧縮されたエネルギーが爆発を引き起こす原因となっているのだという。


災厄が過ぎ去った後、その地点付近には異世界からの道具や書物、

珍しい品々が散乱していることが多い。この現象を通称【ギフト】または【恩恵】と呼び、

人々はこれを災厄の中の希望の光として見ていた。


ギフトには、アルラーミの文明を大きく進歩させる物もあり、時には強力な武器や高度な技術、未知の知識が含まれていた。

これらのギフトは多くの場合、まだその使用方法がわからず、解読もされていないものが多々あるとされている。


災厄と恩恵から学びを得て、この世界の人々は文明を維持し、発展させてきた。

豊かな大地と精霊たちが住まう世界で、災厄と恩恵によって築かれた文明社会。

多数の種族が共存し、精霊たちは自然と調和し、彼らの力を借りて人々は生活を営んでいる。


これは、そんなルイン・アルラーミという世界での物語である―

オープニング(導入)です。

初めての小説でセオリーもわかりませんが優しい目で読んでくださると幸いです。

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