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LEVELING FOR DEATH ―殺し、死に、蘇り、殺せ―  作者: 鹿紅 順
第一章後編 殺し屋たちの狂宴
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第七十一話 始まりの日のこと

◇獣器【じゅう-き】

意能/身体強化系


自分の体を変形させ、獣の力を宿す意能。

〝獣の蝕業〟を持つ者だけが習得する。


獣器の後に、爪や脚など、獣の力の名が続く。


器の形状に合わせて中身が形を変えるならば、

その逆、時に器もまた、形を変えるのだろう。


ゆえに己の肉を器に見立て、そこに力を注ぎ込む。

難しいことではない。所詮、人など獣なのだから。

 探索者証を返納した後、なんとなく俺はそのまま帰る気になれず、一階に併設されている食堂兼酒場の一席を占領し、注文もせずぼんやりと光景を眺めていた。


 難しい顔をしながら依頼票を眺める徒党。自分たちの実力、依頼の達成難度、報酬の見返り、それらを天秤に乗せてどれを受けるか。悩みどころであり、腕の見せどころでもある。

 あそこの徒党は純粋に〝外域〟に探索に出かけるのだろう。依頼も込みだと達成が脳裏にちらついて、あんなに朗らかな笑みは浮かべるのが難しい。俺もそうだった。


 ……いや、何を気にしているんだ。もう俺には関係ない事だろうに。


 俺は通りがかった給仕に麦酒を注文すると、特に理由はないが卓の木目を確かめるように撫でていた。


「は~い、お待たせしました。何か摘まむ物は頼まれますか?」

「ああいや、大丈夫。喉が渇いただけなんだ」


 別に言い訳する必要もないが、そんな理由を述べてから麦酒を呷る。ああ、旨い。

 ほんのり酔いが回ってくると、不思議なことに、俺は今後のことを考え始めていた。今まで避けていたのを酒の力を借りたおかげで勇気が出たのだろうか。

 ならば今のうちに身の振り方でも考えるべきか……。


〝――ウチの職員にならないか、パリオ坊〟


「…………」


 俺は麦酒をもう一度呷る。


「…………」

「お客さんっ、新しいの注文しますー?」

「……注文しないと、いなくならなさそうだからな」

「毎度あり!」


 さっき麦酒を運んできた女性店員が俺の卓にへばりついていた。へばりつくと言っても、絶妙な距離感を保ちながらだが。

 まあ、真っ昼間に酒場で暇を潰しているのは俺くらいだからな、少しでも金を落としていくよう気が変わらないうちに注文を取る気なんだろう。構いはしない。高級店ならいざ知らず、貧乏な駆け出しでも安くて腹一杯になる料理ばかりが並ぶギルドの食堂で散在できる額など、たかが知れている。


 それにもう、多少の贅沢をしても一生不自由しない金は稼ぎ終えていた。

 若いうちは探索者として富と名声を手にし、

 年老いてからは昔を懐かしみながら生活費を心配せずに暮らす。

 まさに誰もが一度は夢見た人生。理想の一生。

 いったい何の不満があろうか。


「……不満……」


 俺は今、不満を考えたのか……?

 何の不満があろうか……だなんて、まるで納得していない自分を説き伏せるかのような――



「――やめてくださいっ!」



「ん?」


 騒ぎの方に顔を向けると、さっきの給仕が声を荒げている。

 彼女は若い男三人に絡まれていた。


「放してください! 私仕事があるんで!」

「ンだよ、俺たちだって注文してるじゃねえか。お客様を差別するんですか~」「ケハハハ! お前の悪人面が嫌なんだろ!」「テメエだって大差ねえだろコラ!」「やめろって! 品性の低さがうつる~!」


 身形(みなり)からして、三人とも等級の低い探索者だな。ありがちな光景と言えばありがちだが。

 あの年頃は急激に手にした力に精神の成熟が追い付いていない。そういうのは徒党や探索団の先輩が指導するものだが……おそらくどこかの村から一攫千金を夢見て上ってきた田舎者だろう。


 騒ぎは聞こえているはずなのに誰も助けに入ろうとしない。やれやれ……。


「嬢ちゃん、俺の麦酒はまだか?」


 俺は女性給仕と探索者の間に割って入る。


「ア……? おっさん、なんだコラ」


 当然、男の矛先は俺に変わる。俺は後ろ手に早く行けと手を振った。


「女遊びがしたいなら大人しく娼館通りに行け。なんなら割り引くよう口利きもしてやってもいい」

「……喧嘩売ってんのかテメ――」


 俺は男の肩に手を置く。同時に多少の(・・・)殺気も込めて。

 実力が低いなりに感じ取るものがあったのか、男は焦ったように口を噤んだ。


「ギルドの昇級査定は、依頼の実績と同じぐらい人格を見定める。人の身に余る力を正しく行使できるか、その信用に足るかを。……こんなつまらんことで暴れてケチを付ける必要もないだろう」


 とどめに、俺は男の耳元で囁く。


「――それでもやりたいと言うなら構わんぞ。なにせ、俺は今さっき探索者証を(・・・・・)返してきた(・・・・・)ばかりだからな(・・・・・・・)


 意味を十分理解してくれたようで、見返してくる男の目には畏怖の色があった。


「さっきから何ブツブツ言ってんだ?」「コイツ、あんま俺らのこと舐めんなよ」

「……行くぞ」

「はあ⁉ え、あ」「おいちょっ、つーか注文は」

「うるせえ! 行くぞ!」


 ……失せたか。俺は溜息とともに自分の席に戻った。


 探索者を引退した――それはつまり、今まで幾度も鉄火場を潜り抜け、魔物や人外の首級を上げてきた強者の暗喩でもある。俺が喧嘩を売って勝てる相手ではないと正しく認識したわけだ。……自分で自分を褒めるようでこそばゆいな。


「お客さんスゴーイ! ありがとう!」


 間を置かず女性給仕が麦酒を運んできた。二杯も。


「頼んだのは一杯だぞ」

「こっちは注文の分、こっちは私からの感謝の気持ちです!」

「そうか」

「ではでは! お代わり欲しかったらまた呼んでくださーい!」

「…………」


 そう言い残して朗らかに去っていった。


 ……なんとなくだが、裏返した伝票を捲ってみると、きっちり麦酒三杯(・・)と記入してあった。


「……クク」


 確かに感謝の気持ち(・・・・・・)と言っただけで、奢りだとかそういうことは一言も言っていなかったな。


「なら、この一杯は私が貰ってもよいかな」

「――――⁉」


 いつの間にか卓を挟んだ向かいに誰かが座っていた。

 気を抜いていたとはいえ、まったく気配を悟らせずにだ。


「……やめてくださいよ。心臓に悪い」

(やわ)な心胆をしているのが悪いんだ」

「ギルド長が職務中に飲酒とはいかがなものかと」

「上の人間が我慢していたら、下は息抜きもしづらいだろう」


 なんだその超理論は。

 困惑している間にギルド長は堂々と杯に口をつけ、満足そうに頷いた。誰が諫めても無駄だろう……いや、諫められる立場の人間など誰もいないのかもしれない。


 この人こそ探索者組合の頂点。

 最大の責任と、最高の裁量権を有するただ一人――ギルド長アンネリーゼその人だ。


「さっきのはありがとうよ」と唐突にギルド長が言う。


「さっきの?」

「若造どもの指導さね」


 指導……。そう高尚な事をした覚えはないが。


「ああいう暇を持て余したのが雨後の雑草みたいにわらわら生えてきて頭が痛い」

「ギルド長としてその発言はどうかと」

「問題ない。魔法で結界を張っている。今もパリオ坊以外に私は認識できていないよ」

「魔法をサボりに使うのもどうかと」

「――やっぱりお前はウチの職員に向いてるよ」


 俺はそれに答えず杯に口をつける。もう空だった。


「自分はそうは思いませんが」

「いいや、適任さ。……ああ、受付をやれっていうんじゃないよ、勿論。パリオ坊みたいなむくつけき男をあそこに置いたら、私は賛成多数で弾劾されてしまう」


 本当に俺を勧誘する気あるのか、この人……。

 まあ本当にやったら、そうなるに同意だ。受付職員は探索者たちの目の保養に大事だからな。

 ……と見せかけて、甘い(かんばせ)で荒くれの探索者を丸め込む油断ならない存在でもある。俺も若い時分に何度も割に合わない依頼を……。いや、そうじゃない。今は関係ない話だ。


「適任と推すのなら、まずその根拠を聞かせていただきたいですね」

「正義感」


 ――正義感、か……。


 今の俺は、目を丸くして酷く間抜けな表情をしていることだろう。

 なぜなら、正義感なんてものと俺に縁があると、到底考えたことはなかったからだ。


「お前をギルドに勧誘する前、為人(ひととなり)はある程度調べさせてもらっている。お前は目の前の困っている人を普通に(・・・)助けに行ける人物だ」


 ……それが普通では?

 さすがに目の前に困っている人がいたら、手を差し伸べるぐらいはするだろう。


「そうは言うがね、大抵の人間は平気で他人を見なかった(・・・・・)ことにできるのものさ。今日、たまたま、出くわしただけの、赤の他人――その程度の縁で動けてしまう自分は稀有であると自覚していい」

「それは――危機感のない底抜けのお人好し、ってことですかい?」

「いいや、お人好しとは違う。さっき私は言っただろう」


 ……正義感。


「お前のことは調べた。探索者同士の争いにそれとなく介入しては問題が大きくならないようにしている。いや、問題の当事者を(・・・・・・・)自分に(・・・)すり替えている(・・・・・・・)。なぜか? さっきのように自分が矢面に立つからだな。お前が動く時は全て悪人から善人を守るためだった。誰も彼もそう証言している」

「…………」


 真相を言い当てた気になって得意顔のギルド長。

 だけど――本当に違うんだ。


「正義だなんて、そんな危ない言葉を使わないでくれ」

「……ん?」

「悪人だとか善人だとかは、あくまで俺の主観で、俺の行いはただの我儘に過ぎない。余計な問題も起こしたし、人に迷惑もかけてきた」


 強者から弱者を守る。

 耳障りの良い言葉だ。

 もしそれが本当に美しい方法で行われていたのならばだが。


 俺がやったのは結局、相手に力をちらつかせ、それで済まないならぶちのめしただけだ。それ以外のやり方を思いつけなかった。


「言葉と誠意を尽くすべき場面も、暴力で塗り潰した。そんな男に捜査課長なんて大それた役は務まらない。他を当たってくれ」


 俺は三杯分の硬貨を卓に置くと、宿に帰るべく立ち上がった。


「……そうか。パリオ坊の気持ちは分かった。先ほどの言葉は訂正しよう」


 ああ、俺のことは見る目がなかったと諦めてくれ――


「――お前以上の(・・・・・)適任はいない(・・・・・・)

「…………‼」

「確信したよ」


 だから、何を言おうと……、いや、相手をするから話が続く。さっさと帰ろう。


 忘れよう今日のことは。探索者として最後の義理を果たしたとでも思えばいい。

 明日からまた違う人生が始まるんだ。余計な事を考えている暇もないかもしれない。


 だから、忘れよう。

 忘れてしまえ。


 去りゆく俺の背中に、ギルド長の言葉が投げ掛けられた。






〝――お前の正義の天秤は、お前自身をも量り続けている〟


〝――そんな人間にこそ、このレアルムを守ってほしいのさ〟






「……あン? なんだよオッサン。見せもんじゃねえよ、消えろ」


 最後にギルド長と会って二日か三日経った後だったか。

 余生(・・)をどうするか未だ定まらないまま、夜、適当に酒を引っかけて、酔い覚ましに遠回りした。


 理由はない、近道の大通りではなく、わざわざ人気のない通りを選んだことに。

 遠めに見た、若い女一人の後ろを複数の男が離れて歩いていたことも、よくある光景だ。

 俺の足が止まって――来た道を引き返したことにも、

 何の理由はない。


「お前ら……そこで何をしている?」


 理由は――


「ンーッ⁉ ンンーーーッ‼」

「ヤッベ! 見つかっちったじゃん」「もっと手際よく捕まえろよマヌケ」「お前が顔は傷つけるなとか言うからじゃねえか。この後ヤる(・・)ときに興が削がれるとかよぉ」「大丈夫か? ギルドの職員だろ」「意能で頭イジッてやりゃ問題ねえって」「ほぼ廃人確定なのに問題ないとかマジ鬼畜」「オラ、動くな!」


 男たちに地面に押さえつけられた女。抵抗の痕か、衣服は中途半端に引き裂かれ、素肌が覗いている。それを下卑た目で見る男ども。


「オッサンさあ、黙ってさっさと帰れば見逃してやっから。今見たことも忘れろよ――」


 理由は――ある。


「――って帰すわけねえじゃ~ん! オラッ、お前も一緒に来、」




「【獣器(じゅうき)・魔が爪】」




 伸ばされた男の腕を躱し、俺の腕は右から左へ。


 ――直後、男の腹に三つの爪痕が刻まれる。


「ギィャ……ッ⁉⁉⁉」


 生々しい音を立てて傷痕から腸が隙間から零れ出る。血の臭いが(かぐわ)しく一帯を染めていく。


「おいマジか!」「頭おかしいのかよ!」「これって正当防衛になるよな⁉ いいんだよな⁉」「知るか武器抜け!」


 事態をようやく認識した男どもが各々の得物を抜き放つ。――遅すぎる。

 俺が殺気を放ったのも、攻撃の直前に筋肉を緊張させたのも、練達の探索者なら攻撃の兆候と察知し、無様に腹を裂かれることもなかったはずだ。それから迷いを捨てきれないまま武器を手に取ることも。


「【獣器・裂く脚】」


 獣の力を足に宿す。


 連中は一斉に向かってきたが、連携も何もない攻撃が今更俺に当たるはずもない。

 擦り抜け様に体を薙いでやると、情けない声を上げながら血溜まりに沈んでいった。

 殺してはいない。こいつらはギルドに引き渡して罰を受けさせる。世界は決して無法ではないことを身に刻ませる。


「な、んで」男の一人が呻く。「こ、んな……俺ら、アンタ、に、まだ……何、も」

「なんで? 理由……理由か」


 俺は(うずくま)るそいつを足でひっくり返すと、胸倉を掴み上げる。

 痛みでひぃひぃと泣いてやがるが構うものか。お前が知りたいといったんだ。だから教えてやる。我ながら最低に身勝手で、最高に爽快なやつを!


「俺はなァ……自分より弱い奴には何してもいいと勘違いしてる、性根の腐ったお前らみたいなゴミクズがよ、レアルムを我が物顔で歩いてんのが、この世で一番クソ気に喰わねえンだよッッッ‼」






 正義感なんてものは俺にはない。

 高尚な理念を抱けるほど立派な人間でもない。

 他人に言われてようやく自覚した理由すら、眉をひそめるような私情でしかない。


 ――でも、そんな理由であっても、誰かを助けるための言い訳にしていいのだと、気づくことができた。


 余生の使い方は、もう決まった。






「今年もまた新人を迎える季節がやって来た」


 ――ギルド職員に就職して、同時に捜査課長を拝命してから三年目が始まる。


 引退した探索者の受け皿の一つであるギルドにおいて、探索者上がりの職員は珍しくないとはいえ、いきなり一部署の長になるのは異例らしく、一年目はいろいろと苦労した。

 だが、着実に成果を積み上げることで、俺は名実ともに、レアルムの治安維持を担う捜査課長として認められた。


 こうして配属される新人を迎えるのが二度目ともなると、時の流れに感慨深くなる。

 今回加わるのは昨年に引き続き三名……過去の記録を見る限り、ここ近年は増員傾向にある。年々、狡猾さと凶悪度を増す犯罪に対し、ギルドもこれまで以上に対策に力を入れていくということだ。


「――……です。よろしくおねがいします!」


 一人ずつ簡単な自己紹介と挨拶。身上調書は事前に目を通しているので、名前は勿論、一通りの情報は頭に入っている。


 ――だとしても、この再会は予期できないものだった。


「やっぱり、お前は……」


 最後に一人残った女。少女というには大人びて、大人というにはまだ若い。そんな成長の過渡期にある年頃。


「……酒場の給仕は辞めたのか?」

「看板娘は卒業して、今度は憧れの人と同じ仕事をすることにしました!」


 ――にひっ。


 三年前に聞いたことがある、でも嫌いじゃない笑い声。


「――……。……看板娘だったかは怪しいが」


 俺は自己紹介を促す。

 守り守られる関係ではなく、共に肩を並べ、助けを求める誰かを助けに行く。

 その新しい仲間のことを。


「私の名前は――」




   ***




◆自由都市グアド・レアルム、???、パリオ・ルッシウス



 体中が熱い。

 その熱も、体のそこかしこから零れ落ちていく。穴の開いた樽から中身が流れ出るように。


 自分の体は見なくても分かる。

 切られ、殴られ、潰され、焼かれ、刺され、喰われ、その度に回復魔法で治す。そんなことを続けていると、いつからか痛みの程度と体を動かした時の反応で状態が分かるようになってくる。

 今の俺は、全身が酸鼻を極めているだろう。

 体の所々は酷く抉られ、左腕に至っては辛うじて肩のあたりの皮膚で繋がっているだけ。死に体だ。懐かしい記憶が蘇ったのも、世界がゆっくりと流れているのも、己が死に近づいたからだろう。



「――――ガアァアアァァアアァアッッッ‼」



 ――だからどうした!


 死にかけだからなんだという!

 それが諦める理由になりはしない!


 大量の髪を解放したからか、〝殺し屋〟は硬直している。だが、それもすぐに回復するだろう。

 ゆえに、この一瞬。

 ここに全ての力を注ぎこむ。


【獣器・孤狼伯の隻腕】……残った右腕が人の形を失い、爆発的に膨張する。


 ――凶器と化した大いなる腕が、世界を薙ぐ。

 ――何もかもを喰らい尽くさんと、惨たらしく、獰猛(どうもう)に。


〝殺し屋〟が、髪を詰め込んだ悍ましい人形が、胴体部分で引き裂かれる。


 力を失ったように〝殺し屋〟の下半身が(くずお)れて――

◇獣器・孤狼伯の隻腕【じゅう-き・こ-ろう-はく-の-せき-わん】

意能/身体強化系


自分の体を変形させ、孤狼伯の力を宿す意能。

〝獣の蝕業〟を持つ者だけが習得する。


かの気高き一匹の狼はいかなる敵にも退くを知らず、

しかし度重なる死闘に、遂には前脚の一つを喪った。


その後、残る片脚は酷使により、禍々しく歪んでいった。

だが、孤狼伯はそれをこそ誇りに思ったのだ。

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