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不条理・矛盾DBハッキング

現代詩に直球はあるか

小さな池で満足していてはいけない

大海のうねりに揉まれなければいけない あるいは

目指すところが違うのかもしれない

もう現代詩は古すぎるのかも知れない

間延びしている長い文節よりも連ごとに終える

または流れるように述語へ導く

ひとつのスタイルを持たなければならない

そしてスペシャルなものとは

例えば新規性

例えば専門性

つまりは

きっと

乱暴な論理かも知れない

技術の進化により表現が退化するという

鉄と人は時代が下るほどに落ちていくというような

ピークはいつも過去にあったということ

あるいはある分野においてはそうなのかも知れず

まるでお人好しで絶滅したドードーのような

資本主義により淘汰される手工業の技のように

それは本当は誰のためなのか

そうして本当に全ては散文でなければならないのか

縦に繋がる文脈の分断を表現するには

詩文がふさわしい

縦書きであればそれは読み手にとっての

右から左への時間の流れを具象化する

すべてのハッカーが本来は非営利であるように

すべての表現者も本来そうである

イデオロギーの頑迷さをほぐすように

言葉はかろやかに流れる

持ち得ない意味という足枷を不条理と矛盾として

アンビバレンスな対比へと昇華する文脈の輝き

閃く言葉を留めるために詩文は存在する

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