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記憶障害の転生者って  作者: 日川文月
第4章 ダンジョン
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第2話 冒険者はロマンだ

「ダ~」

「どうした、アイコ」

「ダ~ブ~ラ~」

「・・・わからん、そろそろパパとかママとかじゃないのか」

「1歳2ヶ月じゃまだよ」

「そうだな、イリヤ、ラベルはどこかに行ったのか?」

「エルフの巫女長様の所よ。母上様と一緒に」

「ん?」

「あなた様、安定期ですけどラベルさんだって不安なんですよ。出産はご実家の方がよろしいでしょうし」

「わ、わかってるよ・・・もう」

 何処も出産ラッシュ、完璧に尻にひかれている。夏休みにもなっているので、エドガもワンドも実家の方で下僕生活をしていた。

 ついててもやることは無いし、仕事はもう任せちゃってるから大丈夫だし・・・

 そうだ、ダンジョンだ!


「なにか、おっしゃいました?」

「へ・・・いや」

 危ない心の声が漏れてた?

 そういえばこの頃は『キモオタ先生』なりを潜めてるな。初エッチの時は脳内イメージで鼻血の海でアップアップしてたから死んだかもね。

「すこし、仕事場に行ってくる」

「え、ま、いいですけど・・・」


 ーーーーーーーーーー

 ダンジョンと言えば冒険者、冒険者と言えばダンジョン、いろいろあって、冒険者ギルドは『沈黙の森』の連中と打ち合わせで行ったぐらいだったな。

 変装して冒険者登録してみようか・・・ま、秘密がありすぎて一般の顔バレは無いけどね。エールン国はしがらみも無いし・・・。

 それより、装備、ロマンがあるよな。やっぱ、魔導師か・・・。

 ちょっとテンションハイで考えた。


 下着  自動浄化温湿度調整機能付き上下          定番品

 靴下  自動浄化温湿度調整機能付き            定番品

 ブーツ 完全防水アダマンワイヤ入り灰色飛竜皮革      軽くて丈夫な高級品

 ツナギ 防水防破灰色飛竜翼皮製、肘臑膝サポート付き    軽くて丈夫な高級品

 防具  アダマンワイヤ入り籠手、ミスリル胸当て      超高級品

 首輪  フェイス結界防毒防熱機能付き           超高級品

 ローブ 青土竜皮革ローブ、ミスリル粉末含浸処理      結界導体付与超高級品

 ベルト 青土竜尻尾付近の皮革、採取ポーチ付き       超高級品

 武器  ミスリルナイフ、魔導師用魔法発動機能付き     超高級品

 腕時計 ミカミ工房謹製、マルチ結界とマルチマジックポーチ付き

     マジックポーチはマルチ型で食料庫や調理魔道具等専用、魔獣回収専用

     装備専用、武器武具着替え等専用と別れている。

     自動リスト機能で保管品を管理できる優れもの。

 装備  ドロン、コプター、自転車、結界発生器、テント、etc


 こんなもんかな、あまり変わり映えしないけど・・・。

 冒険者ギルドカードは加護とか出ない個人情報保護本人認証魔道具で、依頼記録と貯金機能ぐらいだしね。貴族出身隠しの偽名でも問題ないそうだし。

 プサイは世界で唯一制限無し、最高到達深度は25階、1・2・3階、11・12・13階、21・22・13階がフィールド型、その他の迷路型はこの2百年変化無し。フィールドは広くてリアル魔獣が繁殖している。

 ダンジョンの資料館には23階でドロップされた使用方法不明のアーティファクトが展示されている。イラストは明らかに拳銃の形だ。

 剣や防具などは王国宝物庫に眠っているらしい。


 ラベルは実家に。転移装置が胎児に影響するかはっきりしないので、みんなもそうだが、迷彩結界のコプターで目立たないように運んだ。

 ダークエルフの里へ調査に行くと出かけた。

 途中にあるプサイの迷宮都市に立ち寄るのが目的だ。

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