改行について思うこと
はい、タイトルが全て。
徒然なるままに改行について思います。
それと言いますのも、Web上に小説を載せるにあたり、見やすくするための改行という技術がどうやら必要なようだから、なのです。
基本的に一般文芸作品では、改行にもルールがあり、見やすくするためにと改行=段落を増やせば文意(というかニュアンス)が変わってしまうじゃあないですか。
それとこれ、紙とWebが違うのは分かります。なので最初から、改行ありきの文章が書ければ良いのです。
書けないんですねえ……(遠い目)
黄昏れちゃいますね。
句読点と同じで、培ってきたリズムは体に染み付いてますからね(格好良く言ってみただけ)。
それにほら、私自身がびっしり詰まった文章で苦を感じた事がないわけで、その感覚から勉強しないと。京極夏彦とか好きでしょ。家にある本で家が建つでしょ。物理。
他の作品を見ても千差万別の感です。
確かに「小説家になろう」は改行を積極的に使っている作品が主流。
実はWeb小説として投稿しようかな、という切っ掛けは「カクヨム」にありまして。カクヨムではR18が書けそうになかったのでこちらを利用している次第なのですが、あそこの「横浜駅SF」ですね……いやああれ面白いですよね……。あれ、詰まってますね。
何となくカクヨムをぴゃーっと見て、改行なしの方で書き溜めてた感じです。あんまり深く考えてませんでした。
他のサービスだと「pixiv」も利用してますが、なろうほどに行間空けてる作品は多くない気がします。気だけです。
pixivはセリフ進行のエロSS目当てで読んでますからね! てへぺろ!
自分としては行間空いてるのは慣れてないから読みにくいのかな、慣れたらこっちが楽なのかな、という当たり前の感覚しか掴めていないわけですけれども。
「いやあ、私、十年は前からネット上でBL小説読んでるけど、全然読めたわ」というインナーボイスが煩かったので、その頃印刷してたそのアマチュアBL小説を引っ張り出し、ではたと気付きました。
十年前の自分(っていうか十年以上前か)、そもそも紙に印刷してから読んでる。
その方々が知ったら悶え苦しみそうな所業ですが。その時私は携帯を持っているはずもなく(田舎の小学生だからね)、そもそも携帯でネットって時代でもなく、やっとパソコンが一家に一台。
ボーイズラブ読んでるのも家族共用のパソコン……
むしろそこにアクセスしてるだけでも心臓強いよね?
だからこそ小説サイトだったのです。見られてもぱっと見で分からないから。
そして長々占有する訳にはいかない。危険すぎる。当然のこと、紙出力して自分の部屋で読むでしょ! 自分の部屋がある恵まれた子供で良かったな!
懐かしい感覚を思い出しました。
高校生で携帯買ってもらってからはもう。そりゃそうでしょ。自分の部屋で激裏甘々でしょ。18歳以上ですかYESでしょ(嘘)。
そういう爛れた日々の中で出会ったのが、魔王と側近のBL……ML? でした……。もちろん自分が書いているやつじゃないです、でも自分の魔王と側近が欲しくて書き出したんです。
その魔王はキメラ的で、その側近は半馬だったので、性描写がとても刺激的でした。ケモに目覚めさせられてしまった。
魔族だからサキュバスとかそれだけが魔界の旨みじゃないですよ。これは非常に夢のある、可能性に満ちた世界ですよ。皆さんも書きましょう。
あと、うら若い皆さんは冒険を控えて。性癖が歪んで戻らなくなります。
何でしたっけ。改行ですか。
Webで読まれるために洗練された手法だと思いますよ。
しかしババアは時代に付いていけない。時には悪態をついてしまう。
「そんなSS紛いは小説じゃない!」
でも元々小説って、取るに足りない話のことを言うのだし。
郷に入っては郷に従えで、見やすい画面作りも修養。
「読みやすければもっと人に読んでもらえるだろうに……」
なんて言われたら曲げちゃいません? 信念。
いやそんな風には言われてないですけど。
一方で、皆さんが読みづらいと言われるみっちり文章もルンルンで読めるのはババアの特権やもしれません。
みっちりしてるからブラバって、臭いから納豆嫌いみたいなところありますからね(適当)。
それでは皆さんも是非、
・見やすい画面にしよう
・アドバイスは受け入れよう
・アドバイスしていこう
・読まず嫌いしないようにしよう
・ボーイズラブ読もう
・ボーイズラブ書こう
・人外に目覚めよう
・納豆食べよう
いずれかお好きな教訓をお持ち帰りください。それでは。