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一部

「痛って...。ここは...?」

ゴツゴツとした壁。等間隔に並べられた松明。どうやら洞窟らしい。

取り敢えず、出口を探す為に立ち上がる。

少し暗いが松明のおかげで見えないことはない。

迷うとマズイので壁に左手をあてながら進む。

壁には壁画が描かれてる。内容は狩りかな。

ドンドン、道に沿って進んで行く。

オォォ──。

何かが聞こえた。動物...?

あたりを見まわしてみる。が、特になにもいない。

「...気のせいか。」

少し歩くと、光が見えてきた。

俺は走って出口に向かおうとしたとき、

オオオオオォォォォ───!

今度はハッキリと聞こえた。

同時に地響きが鳴り出した。

ヤバイ!追われている!

全力疾走で出口に向かった。

何かはドンドン迫ってきている。

200m...150...100。

もう、追いつかれる!

より地響きが激しくなる。

50...10m!

飛び出した出口の下には、足場が無く雪の上を滑っていく。

どれくらいだろうか、あの出口が遠くに見えるところまで落ちた。

雪があるのに割と寒くない。

足音を鳴らしながら、あの山から離れる。


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