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プロローグ
「常識。それは前触れなく、そして急に崩れる。」
こんなもの嘘だと思っていた。
あり得ないから...。
しかし、これは本当だったんだ。
前触れがなかった。
突然青い光が視界を奪って、俺を包み込んだ。
そして、まるで宇宙にいるような、足場がなくなった。
浮いているような、落ちているような変な感覚に襲われた。
そして、俺が目を開けると世界が一転していた。
明るいはずの空が天井になっていた。
懐かしいような、どこか見覚えのある世界に俺は来てしまった。
どうも下野明です。
初めての作品となにますので、下手なところもありますが、よろしくお願いします。