卍 諸君、戦争だ 卍
無知で文系なボクの戦争観、みたいな?
なんと、21世紀もずいぶん経ったのに侵略戦争が始まっちゃいました。
これがいかに蛮行であるかうすら寒い肌感覚として理解しているかたもおられましょう。
とはいえ、『戦争』となると我が国は途端に牧歌的なポエマーと化してしまうのもまた事実……ここに至って「憲法第9条があれば侵略は防げた」と真面目に言うキチガイはともかく、やれ戦争はイケない、正義がどうたらと、ふわふわした抽象概念を語るばかりである。
そしてマスコミは「複雑な情勢なのでなにごとも断言できませんが……」と言う。これってコロナ禍ニュースと同じフレーズ。
じっさいわたしだって今回のウクライナ侵攻について漠然とした知識しかありません。 じゃあなにが分かっているのか?
それが上で言った肌感覚的なモノ。
今回のロシアのプーチンのおこないは、第二次大戦後の、主に西側諸国と国連による世界秩序維持に真っ向から『NO』を叩きつけているのだ。
つまり、ポンコツな平和秩序なんて知らねーよ!実力行使こそが正義なんよ!という新ルールを敷こうとしている。
そして、アメリカとNATOはウクライナ侵攻を傍観したことによって、その考え方に正統性を与えちゃったのよね……
これがいかにヤバいことかはすぐ理解できよう。ロシアがああなら中国だって好き勝手にするだろう、と直感できる。
つまり台湾や沖縄諸島危機がとても現実的になってきたのだ。
今回については、プーチンが核による脅しを行った時点で「ならば侵攻開始と同時にモスクワに核攻撃を行う」と返答するのが唯一の正解だった。
でもまあ、バイデンや国連のなまくらじゃ無理な話でした。
それにしても、ヨーロッパ大陸ってホント、毎度よう分からん理由で戦争始めるよな。
とはいえその内訳と言えば、ロシアもウクライナも経済的にカッツカツで凋落するしかない貧乏国。
ざっくりと戦争が起こる理由はそれだけだ。「経済事情」
そして、アメリカとNATOは「あんな貧乏国のために血は流せねーし」という態度を取ったことで、「力が正義」という新秩序になかば同調してしまったようなもの。
すべては経済的な損得勘定によって決まるという、まあ一周して当たり前な話に戻ったとも言えますなあ。
というわけで、あと20年くらいするとたぶん食料と石油を取り合ってもっと凄惨な戦いが始まるでしょう。どっちも値上がりしてますし。
……というわけでウクライナ問題について詳しいかた、無知な我らにご教授してくれませんかね?