第67話 旅行した。③
すみません、レポートがたてこんでいて投稿遅れてます…
それではお楽しみください(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
俺達は浴衣を着て温泉街を歩いている。時間帯は夕方で少し肌寒いはずなんだけど、腕を抱きつかれているせいかめちゃくちゃ暑い。
特に凄い大きい施設があるなどするわけでは無いが、川に沿って歩いたり、緑の中を歩いたりしたことでかなり気分がリフレッシュされる。
ただ浴衣で歩くということは彩はサングラスをしていないため通りすがる人達全員に気付かれていただろう……
『ねえ、あそこのお店寄っても良い?』
彩が指でさしたのはガラス細工のお店だった。強羅ではかなり有名なお店みたいだった。かなり人がいた。
『ああ、全然良いぞ。』
ここでは色々なガラス細工が売ってあった。彩も色々なものを見ていて、特にイヤリングを見ていた。
『これ可愛いなぁ……』
可愛いと言っていたのは黄色を帯びたガラスのイヤリングだった。値段はそれなりにはするが俺にも買えないことはないだろう。
でもそのまま買うのも何か違う気がするな…… 違うお店に入った時にここに忘れ物したと嘘をついて一人で戻ってくるか。それならサプライズ感あるだろう。
『なあ、近くに美味しいちまきを売っているお店があるからそっちに行っても良いか?』
『あ、そうだね。行こっか!』
彩はちょっと残念そうにしてたけど俺の提案にのってくれた。少し申し訳ないけど許してくれ……
そうして俺達は近くにあったちまき屋に来た。ここも有名みたいで買うのにかなりの人が並んでいる。
『けっこう並んでるな…… あ、やばい。財布をさっきのガラス細工のお店で落としたみたい…… 拾いに戻るから彩はここでちまきを買う列に並んでいてくれないか?』
『え、大丈夫なの!? 私もそっちに行くよ!』
『いや、俺がしたミスだから気にしないでくれ。すぐに戻るから!』
俺はさっきのガラス細工のお店に戻り、黄色のイヤリングを買った。
『すみません、少しだけラッピングって可能ですか?』
『ええ、大丈夫ですよ。』
店員さんはそう言って少しラッピングをしてくれた。凄くありがたい。これで喜んでくれると良いんだけどな
俺はガラス細工のお店を出て急いでちまき屋へと戻った。
『彩、ごめんな。財布は見つかったから。』
『もう、1人にさせて…… でもまだちまき買えてないから一緒に並んで?』
『ああ、悪かったから俺が払うよ。』
俺はちまきを2つ買った。夕食も近いので小さめにしておいた。自然の中を食べ歩きしながら浴衣で帰るのも少し風情があって良い。
そして旅館へ着いた頃にはもうすぐで夕食の時間となっていた。
『そろそろ夕食だな、どんな感じなんだろうな。』
『ふふふ、期待しておいて?』
なんか変な笑みを彩がしているということは中々のが出てきそうだ。言葉通りに期待しておこう。
そして7時になり、仲居さん達が料理を運びにやってきた。
一流旅館の懐石料理ってことだけはあって物凄い美味しそうだった。汁物や刺身から盛り付けにかなり凝っている。
『どう、康太君? なかなかに美味しそうでしょう?』
『ああ、こんなの食べに行ったことがないよ…… ありがとうな、彩。』
『えへへ、どういたしまして。それじゃあ食べよっか。』
『ああ。いただきます!』
俺はあまり懐石料理の礼儀作法などは知らないが、丁寧には食べておいた。一口一口食べる時に食材の良さが引き出されているのがわかるし、何よりめちゃくちゃ美味い。
(筆者もこの間少人数の内定者懇親会で1人3万ぐらいするところに連れて行かれてこのような懐石料理を出されたんですが、タジタジになりました…… ただめちゃくちゃ美味しかったです笑)
『めちゃくちゃ美味いな、特に刺身!』
『このお刺身めちゃくちゃ美味しいよね!私もこんなの久々に食べたよ。』
俺達は料理に舌鼓をうちながら完食した。今日はけっこう食べている気がするけど旅行はそんなものだろう。
そして食べ終わった頃にまた仲居さん達が片付けにきてくれたのと、お酒を用意してくれた。
なんで今お酒なんだろうと疑問に思っていると女将さんらしき人が話し始めた。
『お2人で露天風呂に入られる時に日本酒があると良いという美川様からのご要望がございましたのでこちらでご用意させていただきました。ごゆるりと御寛ぎください。』
女将さんはお酒を置いて出て行った。今女将さんはなんて言った?
『康太君、その……一緒に露天風呂入ろっか…… もちろんタオルは巻くけどね……』
またこの展開来たのか…… 愛ちゃん以来だな…… 最近ハプニング耐性がついてきた気がする。ゲームのパワ○ロなら俺はハプニング○という青特が付いているはずだ。
『まあタオル巻くなら良っか…… せっかくの家族風呂だし。』
そうして俺達は別々に着替え、タオルを巻いた。今回は先に彩が入っている。
『そろそろ入っても大丈夫か?』
『うん…… 大丈夫だよ……』
俺は風呂場の扉を開けた。
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