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第32話 ラッキースケベが再来した?


 昨日はカクヨムにて約3500pv、なろうでは1万pv超えを果たしました。


 昨日から日間ランキングにランクインしておりその効果が如実に表れました。最高は29位でした。


 読者の皆さん本当にありがとうございます。


 今後も下の評価ボタンやブクマ登録などをしてくださると執筆活動の励みになりますので是非お願いいたします。


 本日の残りは17時です。ただ来週あたりから少し忙しくなるので投稿本数は減らす予定です。申し訳ありません。ただ毎日投稿は心掛けます。


 ではよろしくお願いします。

『ちょっと待ってよ!あんた泊まるのって今日だけじゃないの?』


『そんなわけないじゃん、大学ならこっちの方が近いししばらく居るよ。』


『いや、でも服とかどうするのよ。』


『それならある程度持ってきてるし、最悪お姉ちゃんと身長同じなんだから借りるね!』


『もう、勝手に決めて…。お母さんは何て言ってるの?』


『お母さんなら《あんたなんか暫く帰ってくるな、彩のとこでも行け!》なんて言ってたから許可貰ったのも同然だよ!』


『はぁ…。康太くん、どうしよっか…?』


『まあ驚きはしたけど仕方ないんじゃない? 賑やかになるって思えば良いんじゃ?』


『でも、ほらあれがバレるかもしれないし…。』


『まぁそこは頑張ろ?』


『うん…。』


『あ、安心してね? 2人の時間はもちろん確保してあげますから!』


『もう愛!』


 てか急に来たと思えばまさかの暫くは居ることになるなんてな。姉妹で容姿は似ていても性格は結構違うもんなんだな。


『もう夜も遅いから私お風呂入ってきちゃうね!


 あ、後お兄ちゃん。一緒にお風呂入りたかったら来ても良いからね?』


『こら愛!康太君をからかわないで!』


『てへ、ごめんごめん、それじゃあ!』


 そう言い残して愛ちゃんはお風呂場へ消えていった。


『愛ったらもう、康太君本当ごめん…。』


『いや、良いって別に。からかわれるのは彩にも最初の時にされたから。』


『あ…。それ本当に思い出さないで!』


『あはは、ごめんごめん。まあ姉妹あんまり似てないようで似ているところはあるってことだね。』


『うぅ…。そういう所もありますね…。』


 



 暫くして愛ちゃんがお風呂から上がってきた。愛ちゃんはちゃんと服を着て出てきてくれたので良かった。


 濡れた髪と着ているネグリジェが今までの言動から想像される幼さをかき消し、大人っぽさを引き立てている。


 愛ちゃんはやはり彩と姉妹なだけあってとても綺麗だった。


『お2人ともお風呂お先に失礼しました!』


『良いよ、ゆっくり浸かれた?』


『うん、やっぱりここのお風呂は最高だよ、めちゃくちゃ広いし、ジャグジーもあるし。』


『そうだな、それじゃあ彩先に入ってくるね。』


『え?なんで夫婦なのに別々に入るの?』


『『え!?』』


『夫婦だったら一緒にお風呂に入らなきゃダメじゃん!そんなんだとすぐ愛が冷めちゃうよ?』


『いや、でも…。』


『ほらほら、2人とも一緒に入る入る!裸なんてお互い見てるんでしょ?』


 いや、確かに彩の裸は見たことはあるけど一回だけだ。それに一緒に風呂に入るなんてさすがに耐えられない…。


『わかったわよ、康太君と2人で入ってくるわ!行こっか、康太君!』


『そうそう、いってらっしゃーい!』


 彩は俺の手を引いてお風呂場へと向かっていった。


『彩、ちょっと待って!本当に入るの?』


『ここで無理なんて言ったら愛が怪しむじゃない?もう覚悟決めて入るよ!』


 また彩の裸を見るのか俺?でもあれはほんの一瞬だったけど、今回は一緒に風呂に入って見るわけで。。。


 ダメだ、想像しただけで緊張してきた…。


『あ、もちろんタオル巻いて入るよ?』


『あ、そうですよね、わかってましたよ、うん。』


『もしかして、変な想像してないよね?』


『いえ、全くしてないです!』


『まあ良いや、とりあえず服持ってくるから先入ってて。ちゃんとタオルは巻いててよね?』


『わかった…。』


 そりゃタオル巻きますよね、何期待してたんだ俺。


 俺は先に風呂に入った。もちろんタオルを巻いて。


 ただいくらタオルを巻いていても緊張は半端ない。


 風呂に入っているのに全く落ち着かない。


 すると脱衣所に彩がやってきて、服を脱ぎ始めた。もちろん見えてはいない。ただ音がより想像力を掻き立てる。


 そして脱ぎ終わったのか、お風呂場のドアノブに手をかけて入ってきた。






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