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転生した、その後
今回は、アル君視点です。
「あーあ、いっちゃった」
あの子と喋ってるの、楽しかったな。
またいつか、会いたいな〜。
あっ、そういえば。
あの子が死んだ時のこと、話すの忘れてた。
んー、まぁいっか。
―――――― 数時間経過(残り三人も、転生させてきた) ―――――
はぁーーーー。疲れたー。
まさか十人目があんな人だったなんて。
死んだことを伝えたら、すごいヒステリックにわめき散らすんだもん。
ああいうの、ホントにやめてほしいんだよね。
···暇つぶしに、あの子の転生した後をのぞいてみようかな。
って、ん?
もしかしてここって…。
うわー、すごいところに転生したね。
運が悪いのか、良いのか、わかんないなぁ。
まぁ、面白そうだし、これからも観察してみようっと。
ユウ君、どうやって死んだんでしょうね。
そのうち書いていくつもりです。