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孤高の魔法使い  作者: くりーむパン★
フィスタリア
14/30

大会前

 



 今日は、四年に一度の大会、フィスタリアが行われる日だ。




 僕は昨日、父上に服を散々着せられた挙げ句、





 今、




 ふわふわとした、かわいいフリルがふんだんにつけられ、




 ピンク一色の服を着せられている…。











 そう、僕は今、ドレスを着せられているのだ!!!!



 そして、この姿で父上と大会を観戦することになっている!!!










「っつ、恥ずかしすぎるよぉ」









 と、僕が、恥ずかしさのあまり、顔を真っ赤にして言うと、父上は、







「まぁまぁ、いいじゃないか、似合ってるぞ」






 と、ニヤニヤしながら言ってきた。









 そんなの全然嬉しくねぇ!!!


 と思わず僕は、



 心の中で、毒づいてしまった…。












 父上とそんな会話をしながら馬車で会場へ向かっていた。

 馬車から見える世界は、見慣れないものばかりだった。

 

 街並みは、まるで、中世ヨーロッパのようだ。


 見た事がない食べ物、様々な人々、どれだけ見ていても、見飽きることがない。










 ···そういえばこの馬車、





 やはり王族の物だからなのか、

 中も外も、とても豪華な装飾がされている。










 引いているのは、なんと、












 ドラゴンなのである!!!








 なんでも、竜騎士という人が、操っているのだそうだ。









 ちなみに、職業は、三才の誕生日に、神殿で調べてもらって、初めてわかるらしい。






 それから、ステータスオープンというのが、使えるようになるらしい。

 僕の職業はもう、魔法使いと決まっているが…。







 そうこう考えているうちに、


 もう着いたみたいだ。




 馬車の中からでも熱気が伝わってくる。



 一体どんな感じなのだろうか?











「ユウ、そろそろ行くぞ」




 その父上の呼びかけに、喜々として返す。



「分かりました。父上」














 どんな試合を見ることが出来るのか、





 とっても、楽しみだ…。





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