高校最底辺
主人公 宋野徽宗 年齢16歳。中高一貫の学校に通う高校一年生。ネットで生きている
ハァ…しんど....
僕はパソコンの前でそうため息をつきながらネットサーフィンをしていた。もう生きるのもしんどい。はぁ、2次元に行けたらどんだけ楽だろうか…、、いつもそんなことばかり考えていた。これでも僕は16歳。そう、16歳にして生きる希望を見失った。学校にはたまに行く程度で、毎日Twitter、YouTube、LINE、2ch、ニコニコで生きていた。
今日くらいは学校行ってやるか…(体育あるし)たまにそう思う日があり、学校に行くのだが…
「よぉ!なんで休んでたん!殺すぞ」「中途半端に来んなよ」「しねぇ!」「お前Twitterでは元気よな!一生Twitterやっとけ」
この有様である。はぁ.....
クラスのみんながみんなこうでは無い。仲良い友達は数人いる。が、集団心理と言うものは怖く仲良い友達はその時は悪ノリしたり、無視したり、、、所詮友達なんてそんなもんよ、、、はよ家に帰ってTwitterしたい。ちなみにTwitterの名前は「しみぃ」って名前でやってる。フォローよろしく。
僕の学校は中高一貫校の自称進学校の学校に行っている。僕は中学からエレベーター式に高校に入ったのだがまぁ成績は最底辺、アニメ好きのヲタクで、顔もイケてない、なんの取り柄もない人だった。そのうえ学校でいじめられており、若干引きこもり気味。家では親がうるさいので自分の部屋にいた。生きてる意味ある?!?!ないよね?そんな俺が唯一居心地がいい場所があった。それはネットだった。ネットではみんな平等。ネット最高!ひゃっほい!そんななかでもTwitterは格別だった。なにを呟いてもいい。フォロワーは多い方ではなかったが、対等に絡んでくれる人はいた。面白いツイートをするのが得意な方で、リツイートもちらほら。完全にネット中毒だった。
数ヶ月前まで、僕は完全にネット繋がりの人だけでTwitterはやっていた。リア友はいない。しかしある日、、
ピロン(通知) 「秦野政さんがあなたをフォローしました」
僕は震えた。学校のやつと同じ名前の人にフォローされたのだ。しかもそいつは俺をからかう常習犯なのだ。そんなやつにこのアカウントがバレたらいじめが加速されてしまう。やばい.....とてもやばい....
だがもう手遅れだった。次の日勇気を出して学校に行ってみると案の定俺のTwitterの話でもちきり。ふぁあああああ!俺の高校人生1年目にして終了!まぁすでに終わってたんだけどな()
とりあえず早退してやばめなツイートはツイ消しした。バレてませんように!!!
3日もすると垢バレの話は収まってきた。しかし同じ学校のフォロワーは増えた。なのでツイート内容も変えた。イキってる内容から日常系、ネタ系のツイートを主にした。相変わらずネット繋がりの人は絡んでくれる。同じ学校の人は見てるだけ。いいねくらいしろよぉ!フォロワー層はネット繋がりは1200人くらい、同じ学校の人は300人くらい。同校の人多ない?って思った人もいるだろうが全校生徒が2000人強の学校なのでそんなもんやろ。
まぁフォロー来たら返すのが俺流なので同校の人でも返すのだが、みんな自撮りばっかあげてやがる。いいね、楽しそうだね、、、僕もそんな学校生活送りたい....
はじめまして、しみぃです。最後まで読んで頂きありがとうございます。初めて小説書いてみました。設定とかめちゃくちゃですが、よろしければ最後までお付き合いお願いします。