【修正中】
不適切な表現があったと反省し、修正中です
休みが終わった朝。
アネキが女装して仕事に出かける後ろ姿を見て、心に浮かんでた言葉を玄関ドアが閉まってからつぶやいた。
「女子力ひきー」
「なんか言った?」
「めっそうもない」
オレは高速で頭を横に振り続けた。地獄耳確証、以後要注意。
ギリギリの出勤時間だから軽いケリで済んだ。
しかしオカアサマと友達からの情報では、駅までに完全武装を終えてピュアな雰囲気の美少女に化けているとか。母親でも自分の目を疑ったそうだ。それメイクと言うよりイリュージョンだね。それも徒歩で移動しながらなんてオカルト。
チャリの前籠に鞄を入れてこぎ出す。10分少々ぐらいな。
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教室に入り、ある目的の人物を探すがまだのようだ。
HRの始まる直前に滑り込んできた。体型からして、転がってが近いか。
HRが終わって小休止、その人物に近寄りてを取り合わせた。
「クラフトマスターにご相談の議がございまして、お時間よろしいでしょうか」
呼びかけられて、少しの間固まるのは仕様。ロールするパターンを選んでいるのだ。
「ふっふっ、誰かと思えば越後屋ではないか。この儂にナニ用じゃ」
あらー、そっちのキャラで来るのか。想定外だけど軌道修正は出来るだろう。"お代官様"じゃなくて"クラフトマスター"で呼んだんだから、アッチの内容だと分かるだろうに、あえてか。ならば、こちらも"クラフトマスター"で押して参る。
「これなんだけどね・・・・・」
鞄からキツネもどきの像と砕けたのを取り出し、スマホで撮った祠の写真を見せて、"祭神"じゃなく"本尊"と言ってしまい造形を依頼した。この時はメインになる"神様"は"本尊"でいいと思っていたんだ。学が無くて悪かったね。
ついてけないから明文化しないがキツネもどきも、新しく像を造るとなってテンションが上がってきている。
造形師"クラフトマスター"ことポン太とは、学校帰りに家へ寄ってから詳しい打ち合わせをすることになった。
昼時間。食後にはマニカに護衛され校内の散歩をする。
訂正だ、引き回されている。マニカ曰く「デート」で「ウエディングロードを歩く練習」なのだそうだが、断じて否定する。オレは正常だからな。
食後はゆっくり昼寝していたいのだ。かんべんしてくれ、授業中にしか安眠できねえじゃないかよ。
廊下の進行方向から学校の有名人、残念美人の堀杏菜先輩が、脳みそお花畑の空気をだだ漏れさせてやってくる。
下手に関わると不良に絡まれるより大変らしいと噂だ。先輩がすれ違ってから振り返った。
「お兄ちゃん」
『おおっジーザス 妹よ』
こらっキツネもどき、どこの神様だよ。
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波瀾万丈の展開を予感した。
読んでいただいてありがとうございます。
HRと打って、ついハンターランクと読んでしまう今日この頃。なかなか上がんない。
フハハハハ、××居ない歴年齢なのにいちゃラブ展開など誰がカクモノカッ。(T~T)