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対処

この学校に来て数週間が経った。

いまだに僕はこの世界の文字を書けなければ読むこともできないまま、こうやって今も先生の話を席で聞いている。


「魔族というのは魔物達を統べているのはみなさんご存じだと思いますが、その魔族というものの姿は人型ではあるが翼と角があるという違いを持っています。魔族はとてつもない力を持っているため、出会ったらまず命はないとまで言われています」


魔族は人型で魔物はそれ以外という認識らしい。


「えーですからしてそうですね。ユウタ君あなたならもし魔族と遭遇してしまった時どうしますか」


まさかの僕があてられるという事態が起きたわけだが。


「そうですね。魔族と遭遇したらですよね」


僕は少し考えてみる。はっきり言って魔族なんて見たことないから強さはわからないだが、強いといわれている。


「僕なら逃げます」


本当は戦いたいと言いたいところだが、そういう事を求められているわけではないだろう。


「逃げるですか、まあ正解ですね」


これに正解とかあるのかと思いながら席に座る。


「彼が言った逃げる事が正解というのは、まず勝ち目が少ないためです。人間と魔族の数の差では人間の方が多いでしょうが数が多いからといって質は違います。魔族は一人あたり大体人間100人分ぐらいの力を持っていると思っていいでしょう。言い過ぎかもしれませんがそれほど凄まじい力を持っているとされています。そこから階級があり上がっていくにつれさらに強いと言われていますが、残念ながら私は見たことがないので眉唾物です」


魔族一人で人間100人分か何計算か読めないけど、何か大魔法を繰り出せば学園長ならそれができそうだから学園長レベルがゴロゴロいるのかな。


「まあそう言われていることもあって魔族にあったらできる限り逃げる事を考えた方がいいですね。真偽はわかりませんが高い能力を持っているのは確かな様なので生き残る事を考えたら逃げるとなる訳です」


ならなんで魔族は攻めてこないのだろう。


「どうかしたのユウタ」


隣にいるルミアさんに聞いてみた。


「うん?そんなことか。それは人間側にも魔族が恐れるほど強い人間もいるからな。例えば代表的なのがやっぱり私達みたいな勇者と言われている奴等かな勇者に選ばれたものは強力な聖剣を携えていたり強力なものになっている。後は各地にいるSS冒険者と言われている冒険者の存在が大きいんだって。SS冒険者は化物とまで言われるほど強いよ」


まとめると勇者とSS冒険者っているのがいるから攻められないとそういう認識を人間側ではしていると。


「それにしてもSS冒険者ってそんなに強いの」


「そうだね。強いのは確実だね一回だけあった事あるけど生きた心地はしなかったなあ」


そういえばルミアさんは傭兵時代があるから対峙した事があるのか。


「どんな人だったんですかそのSSの人は」


「見た目から迫力のある人だったが一番目立ったのが背中に携えたデカい剣だったな。それを普通の剣のように振ってくるから基本的に打ち合ったら負けるな。それに加えて速いだなゴツイ体に似合わないぐらい早い奴だったよ。後からそいつの称号が神速って言われてるのを聞いて納得したぐらいね」


SS冒険者の大剣の神速か。大剣と聞いて思い付くのがあの時の団長だが、速さはなかったから別人だろう。大剣を普通の剣のように振るとかどんだけゴツイんだろう。


「そういえばルミアさんも魔族と立ち会ったら戦えるんですか」


「まあ一応聖剣を持っているから善戦はできるとは思うかな」


「聖剣を持っているからって勝てる訳じゃあないのはわかるけど戦えるのはいいね」


「そうかもね。基本的にあの教官は逃げるのが最善だっていったけど逃げると殺されるのは目に見えているんだよね。実際問題魔族はまず見つかったら絶対殺されるそれぐらい情報がないのが見たものは殺されてるからなんだよ」


見つかったら殺されるから情報が少ないのか。


まあそんな感じで今日の授業も終わっていく。


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