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訳あり少女

今日は学校初日ということでわくわくもあり緊張もあったのでいつもより早く起きたりなんかした、なんて事もなく普通に起床し、準備をする。


魔法学園の制服に腕を通し準備完了。


「似合っておりますご主人様」


みんなよりいつも早く起きるエレンに出迎えられ、他の寝てる人たちを起こしてもらうようお願いしていつもの食事する場所に向かう。


朝食なので軽く済ませ馬車に乗って学園に向かう。エミナルは妖精に白夜は刀になって同行している。さすがにメイド三人っていうのはダメらしい。


学園に着くとそれぞれの教師に連れられ教室に向かうことになった。僕ら戦闘科は屈強な男の教師でシーフの方は聖女を思わせる優しそうな人であった。


僕はそっとDクラスへの転向を考えながら屈強な男について行った。






屈強な男の名はルーカス・パウンドというらしくAクラスの担当教師と自己紹介が来た。自分も軽く自己紹介をしておきAクラスに到着する。


ルーカスの指示が入ってクラスの扉の中に入る。


クラスを見わたすとAクラスの人数は僕を入れて男子九人、女子五人後後ろの方で控えているメイド四人とかなり少ない構成である。いやもしかしたらこれがこちらの世界での普通なのかもしれないがでも少ないな。


「おい、どうした呆けっとして早く自己紹介しろよ」


「はい!えっと・・・・悠蛇って言いますこれからよろしくお願いします」


僕が自己紹介するとまばらな拍手が来る。どうやら僕はあまり歓迎されていないようだ。何そのよそ者迫害主義みたいなのいやまじちょっと怖いわ~男に歓迎されないのはいいけど女の子にも歓迎されないなんてこれからコミュニケーション必須なのに。


僕は空いているいる席にと言われたのでかなり空いている席の中から赤い髪の女の子の席の隣に座った。


「これからよろしくお願いします」


僕はさっきのあまり歓迎されてなさから無視されるかもと思いながら挨拶をする。


「どうして私の隣に来たの」


意外にも無視されることもなく返答が帰って来てくれた。


「えっと・・・・」


ここはやっぱり無難にあなたが優しそうだったから教えて欲しくてとかか、いやでもこれはほかの女の子を敵に回してしまうから却下か。


「えっと僕は田舎者なので右も左もあまりわからないようなものなので誰かの隣が良かったのと。そ、それにここは窓が近く空を見れたのでここを選ばしてもらいました」


ふふっと笑ったと思ったらすぐに無になる。


「ならいいです。そういう理由があるならどうぞお座りください」


どうやら何だか知らないけど許可をもらったようだ。


そんな会話が終わり席に着くとルーカスから連絡事項が終わり十分休憩になる。


日本だったら転校生ってすごい興味持たれて質問攻めにされちゃうんだけどどうやらこの世界は違うらしい一向に誰も話しかけてこない。

てかクラスが完全に殺伐としている。


お隣の席の赤髪の子が席を立つどっかいくのかと思い声をかける。てか名前知らないや。


「ちょっと待ってくださいどこか行くのですか。後名前教えてくれませんか」


「は?名前ああ言ってなかったわね。ルミアよ後知ってると思うけど午前中の一、二時間目は講義だからこの教室よ」


名前も教えてくれて次何かなんかも教えてくれるなんて話してみるといい人だとわかる。


「ありがとうルミアさん教えてくれて」


「別にこれぐらい構わないわ」


そう言ってどこかに行く多分トイレなのだろう最初は講義と言っていたし。


僕は席についてあたりを見てみる。女子の方は楽しく会話をしているが男子の方は二人しか喋っていない後は何か書いていたり寝ていたりしている。


話していた一人と目がばっちり合いこっちにやってくる。まばらな拍手をしてくれた一人である。


「これからよろしくねユウタ君。俺はファーバント・コーンクリームって言うんだ。ファンって呼んでよ」


手を差し伸べてきたのでこちらも手を出しよろしくっと挨拶をする。


「でさ突然で悪いんだけどさ君は女の子なの?」


「いや、違うけど」


いや確かに中性的な顔立ちしているとはいえ名前を出して間違われるか普通。いやまあ基準があっちの世界になってるからあだが。


「やっぱ!そうだよね!やっぱり男の娘何だね」


「嫌なんかそれ字が違う気がする」


やたらテンションが高めのこの子ファン君。


「いや、ごめんごめんでも君みたいにまともに喋ってくれる人が来てくれてうれしいよ。ここの人はみんなピリピリしてて嫌んなっちゃうもん」


「何でこのクラスこんなに嫌な感じなの君とあの子しか喋ってなかったよね」


ありゃあの子も本を読みだしてる。


「別にあの子とは仲良くないんだよ一方的に喋っていただけ、このクラスはAクラスだからみんなバチバチなんだよね。まあ君の隣のルミアちゃんがこのクラスで一番なのが問題なのかも知らないけど」


「どうして一番の何が問題なの」


「出身の問題かな一言でいえば」


出身?ああもしかしてここでは場所とかじゃなくて爵位の話かな。


「ようは身分が問題って事ねみっともないな」


「ハハハハッ俺もそう思うよでも仕方ないとも思う今年は何たって勇者が二人出たんだ」


高らかに笑いながら飛んでもない事言いやがったこいつ。勇者が二人いよいよもって僕らが呼ばれた意味が解らないや。


「勇者ってルミアさんがそんなに強いの」


「強いよそりゃ勇者だからね」


「じゃあ身分の低いルミアさんが勇者なのが許せないと」


「まあそれもあるかもしれないけどもう一人がそれなりの名のある英雄の子孫の家系ってのが面倒なんだよ」


ああそれはめんどくささ倍増だな。身分の低いものが英雄の子孫何かに勝ったらそりゃあ納得もいかないわなそれに強さも疑われちゃうよね。


「そういえば納得がいかないならここのクラスの人は戦ったんでしょ一番って言われてるんだから」


「ああ戦ったよそしてみんな完敗だよいやみんなじゃないね君はまだだから」


「いやそういうのいいから」


「いやこれが良くないんだよ結構君が思っている以上にみんなに警戒されてるからね」


「えっ!そうなの!」


周りを見回すとさっとこちらを見ていたらしき人達が顔をそらす。


「怖がられてるのかな」


「ぷっないでしょそれは何だか構いたくなる愛らしさがあるからさ」


そこから少しルミアさんのことについて談笑しているとガラッと扉が開きルミアさんが帰って来た。ファン君はそれを見て自分の席に戻っていく。


ルミアさんも僕の隣の席についていそいそと教材なんかを準備している。僕は初日のため今思えばなにも用意していなかったのでその準備しているルミアさんをじっと見つめる。


ルミアさんを見つめているとさっきのファン君の話を思い出す。


傭兵として拾われ、傭兵として育てられた。傭兵団が壊滅した後たまたま出た賞金目当ての大会で優勝、その実力を買われて、勇者を決める大会に無理やり出される。その後決勝まで順当に上がり今回の優勝候補レックス・ヴィンガレッジとの決戦に相手は魔法も剣技もうまかったがそれを剣技だけで戦い引き分けたとのこと。

そして今腰に差している剣はその時に戦っていたものらしい。


「さっきからこっち見てどうしたの」


なんか最初の時より冷ややかな気もする言葉を受けながら、何も持ってきてなくて困ってることの胸を伝える。

そうすると彼女はスッとこちら側に教材を開いた物を僕が見えるように置いてくれる。

僕はそれを見て悪い子じゃないなと思いこのままだと彼女の方が見れないと思い教材を彼女の方に寄せ僕も彼女に寄る。

彼女はびっくりした様子もなく何でもないような顔をしている。


そんな様子を見ていやではなさそうだなと決定づけ教師の挨拶があり授業が開始する。


そして僕は教科書に目を通してみたら案の定こっちの言葉のため読めない。


まずは言葉の勉強から始めた方がいいなと心に決めて遠い目をして授業を受けることに決定した。






これはちょっと前のトイレに行ったルミアさんの話


「あああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・」


トイレに座りながら誰に聞かれているかも構わず深いため息がかなり漏れる。


「何であんな周りに誰もいない避けられてるのがありありの席に隣に来るのよ~~~~~~~でももしかして本当に外が見たいのかもなら変わってあげるべきかな」


顔を手で隠し誰に語るでもなくトイレで独り言を零す少女は結構いやかなりどうでもいいことで困っていた。


頭を抱えぶつぶつ何かを言っている。何が田舎者よとか、肌白すぎ女の子なのとか、もしかして初の女の子友達ができるチャンスとか、もしかして遠回しに嫌がらせするための罠じゃないのかなど色々それはもう色々と呟いている。


そして何事か決まったのか立ち上がり何もやってないがトイレを流す。それは今までの呟きを流すようになのか、はたまたそれはちゃんとトイレをしてましたからというアリバイ工作のためなのかは謎である。


さっきのトイレでの自分は別人ではないかと思わせるほど無の顔でよどみなく目的の場所に歩いて行きドアを開ける。

そこにはもう誰かと喋っている転校生がいた。


私が入ってきたことによってか話していた人は自分の席に戻っていってしまいます。もうすぐ授業が始まるから戻った考えさせてください心が持ちそうにありません。


そんな結構ガラスのハートの彼女は何とか立っていられるのを踏ん張って自分の席に足早に行って座る。


そしていつものように戦術書の教材を準備していると彼は何だかこちらを見て私に何かを訴えているの?


これは私から声をかけるべき、でもなんて最初の接触であんな感じだったから今更優しくすると変に思われないかしら。


そんなことをあーだこーだ言っていると彼が先に声をかけてきた。


どうやらやはり戦術書も何も持ってきていなかったようだ。それを聞いて私はできるだけ彼が多く見えるように戦術書を置く。そのちょっとした後に戻って来ていらないのと見たら彼自身もこっちに寄って来て凄く花のような甘くいい匂いがふわっと漂ってきて、なんだか落ち着いてくる。


すごくこの子を見ていると家にある抱き心地の良いぬいぐるみを思い出す抱き着いてしまいそうになる。そして気づくもうこの授業は手がつかないなと断定付けたまに触れていた希ガスが気付いていないようなのでセーフである。


それが二時間目も続いた。


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