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今、理事長と対面中です。僕らは今ソファーに座っていて従者ということでエレンとシーフは立っている。後は一緒に座っている。


今対面している理事長はセレス・スレシスナリー魔法学校のトップの方である。エルフの女性でそして容姿も端麗であられ耳が長い、それにしても俺が思うにこの世界の人は一定の強さを持つと片目に何かするのか、この人も綺麗な金髪で左目を隠している。


「それでこの手紙には二人と書いてあるのだが」


「いやーちょっと仲間が増えまして・・・あれですよあれやっぱり冒険には仲間が必要かなと」


あんな考察をしていたが、まあ今絶賛怒られる中なのかな。


「ほう君はそれでこんなに女の子を連れてくるのか」


「いやそれに関してはたまたまとしか」


「どうせやることやってんだろ」


あんたはおっさんかよ。


「そんなまだ僕は手なんて出してませんよ」


「なんだ草食系か・・・それにしてはその隣の子は頬を押さえているようだが」


見てみるとエミナルがわざとらしく身じろぎしていた。


「あれですよあれ何と言いますか・・・あの・・・何かホントすいませんでした!」


何だか妻に浮気がばれた夫の気分を味わされた気分である。


「まあ君の女性関係がどうあろうといいんだが、この手紙に書いてある通りこの学院に通うってことでいいんだよな」


あれ手紙にはそんなこと書いてあったんだ、まあ別にそのつもりだったし別に構わないか。


「はい、それで構いません。後この学校には寮とかがあるんでしょうか」


「あああるにはあるが今あいにくと満室でな、どうすることもできん」


「じゃあ僕たちはそこら辺でのたれ死ねとそれはあまりにもひどくないですか」


「そう悲しそうな顔で見てくるなうっとうしい。第一金には全然困ってないだろあの荷馬車に積まれていた龍の素材の山があれば家一軒なんて簡単に買えるであろう」


かもしれないけど龍一体の単価何て知らないしそれを分けたものだ、俺らがこのまま同居生活するとしてまず問題なのが料理できるのがリルさんと一応僕であるわけだが、それを毎日となるとさすがにめんどくさい、それにそんなに高いとも思えないしなならやっぱあれだな。


「すいませんけどセレス・スレシスナリーさんのお宅に泊めてはもらえないでしょうか。もちろん謝礼として龍の素材はすべてあげますので、僕らの安全を保障もしてもらえますか」


この学院には多く貴族の方が在籍されているのでその後ろ盾みたいなことになってもらおうという考えもある。


「別に安全の心配しなくても私が入れるんだから結局は悪目立ちするのは覚悟しといてくれ」


「ええそれは構いません。でもちょっかい掛けてきたらもちろん対処はしていいんですよね」


「ああ構わないよ、その時その時の節度を持った行動を頼む。それと宅の件だがまあ私の家に部屋は結構空きがあるし構わないぞ」


「なら決定ですね」


「ああだが私の家で変なことをするなよ」


まあもちろん釘は刺されるよな。


「はい、わかりました」


そう答えると理事長さんは手にベルをもってそれを鳴らしてメイドさんを呼び、僕たちを各部屋に案内してもらう。




案内された僕はふかふかのベットの上に倒れ込む。


「まさか最初から泊めてくれたのかな」


まさかなと思う、部屋があまりに豪勢な部屋のためそう思ってしまったが普通に考えて理事長何て高い位を持ってるんだ来賓の方だって多いだろうしな。


「これからどうしようかな」


今は学校も休みらしい(さっきメイドさんに言われた)今日は僕の世界で言う土曜日で日にちは12日である。この世界は28で一カ月だから毎月一日目が月曜になるっていうとってもわかりやすい日にち構成だなーと思う反面、日にちっていう概念あったのかって思ったりもした。


「懐中時計もあったし全然あの城でそんなこと教えてくれなかったなあそこ」


まあ、時計に関してはエレンから教えてもらったから高級なものだから知らなかったって線もあるか。


「まあ、何だっていいんだけどさ・・・・やっぱり暇だな」


エッチも何もできないし、てか僕今武器ないよ!襲われたらどうしようかな。返り討ちにする自信はかなりあるんだけね。


「他の奴の部屋に行く・・・もしくは」


僕の視線の先にはメイドさんを呼ぶときに使って欲しいと言われたベルがあった。


「そういえばどうやってこんなベルで分かるんだろ・・・みんなが一斉に鳴らしたらわかるのかな」


僕はそう思いながらチリンッと鳴らす。


軽く鳴らしただけで、扉からノックする音が鳴る。早くないと思いながらどうぞっと入ってもらうと入って来たのはエレンだった。


「ご主人様どうかされましたか」


「いや、別に用はなかったんだけど暇だったから喋りたくてね」


「そうですか。なら何かお話ししましょうか」


そうしてくれるっといって部屋割り何かを教えてもらっていく。


「そういえばこんなベルでよくわかったね部屋の前にでも待機してたの」


「はい、それもありますがこのイヤリングと連動して教えてくれるのです」


髪をかき上げて耳を見せてくる。


確かに耳には三日月方のイヤリングがついていた。


「それと連動して教えてくれるっていうのは場所まで教えてくれるの」


「正確ではありませんがある程度の位置が感覚で分かります」


「そういうものなんだ、かなり便利だね」


それにしても暇だこうやって横に座ってもらってエレンのしっぽをつい撫でてしまうぐらい暇である。


「そういえば学校の制服とかってあるの」


「制服ですか、別にそういうのはないと思われます。ですがローブは羽織るそうですよ」


ローブかそれも用意はしてくれるんだろうし別に考えなくてもいいか。


「試験とかってあるのかな」


「はい、あるそうですよ。魔法の力によってクラスを分ける用です。後補足で言うと魔法科、戦闘科、研究科があるそうです」


「魔法科と戦闘科の違いは何なの、どちらも戦いそうなんだけど」


「はい、聞いたところによると魔法科は魔術の詠唱などの基礎を教えてもらったりして、卒業までには上級魔法を使えるぐらいにするらしいです。戦闘科は戦闘の訓練は当たり前ですが、戦術何かを教えてもらったり、定期的に総当たりで戦闘科同士で戦ってポイントを稼いだりするらしいです」


「ポイントをゲットしたら何か意味があるの」


「ポイントはお金になるそうです」


お金か、なら全然これから困らないな。


「そういえばここの近くに迷宮があるんだよね」


「はい、あると思います。迷宮の近くには都市ができるっていうのがこの世界の基本になります。実際最初にご主人様が呼び出された国の近くにも迷宮はあります。あちらは地下にある方なので外に行かないとわからなかったと思いますが、この国の迷宮は何なのかはあまり知らないのですぐに調べましょうか」


「いや、いいよ。どうせすぐには迷宮に入るつもりはないと思うしね。むしろ先に冒険者登録した方がいいでしょ」


そうだよ冒険者登録だよ。何のためにあの城から出たと思ってるんだか自由の職業に就くためでしょ。


「そうと決まれば冒険者登録に行こうか」


「ご主人様がそうおっしゃられるならどこまでもついていきます」


僕は立ち上がってこの部屋から出た。


「まあ武器が無くても大丈夫かな」


「ご主人様は何が何でも私が御守りするので大丈夫です」


エレンもこう言っていることだし、いざとなったら逃げればいいし大丈夫かな。


てことでレッツゴーという意気込みでこの城ともいえるだっだ広い家から出る。






行きは馬車に乗ってここまで来たから歩くっていうのは何か新鮮な感じである。周りの家が連なっている住宅街や屋台を横切りながら、僕が冒険者ギルドに行くだろうと予測したエレンが調べてくれた、冒険者ギルドに向かう。


「ご主人様、馬車で行かなくてよかったんですか」


「う~ん目立っちゃうしそれに健康にも悪くないからね」


「健康ですか。でもご主人様は目立つのが好きな方だと思っていましたが改めて認識を改める必要がありますね」


「いや別に間違ってないと思うよ。僕は目立つの好きだもん」


でも今回は流石に悪目立ちになるからな、ただの女の子を連れて馬車で行ったら金づるだと思われて収拾がつかなくなりそうだしね。


「それにしても人多いいなあ学生の子とかかな」


僕と同じぐらいの年齢の人がたくさんいる。


「どうでしょう、魔法王国ともいわれているここですが全員が魔法を使える訳でもありませんし、入るのにかなりの額のお金が必要ですので冒険者の確率の方が高いでしょう」


「へ~入るのにお金がいるのかまあ当然ちゃ当然だよね」


あんまりそういうのを気にしてなかったわけじゃないけど僕たちはどうなるんだろう。まあこれも大丈夫だよね。


「あれなんか騎士みたいな人たちもいるね」


重そうな鎧を着た人達が二人一組みたいな感じで歩いている。


「警備隊でしょうね」


「警備隊、ああ確かに魔法が全員に発令すれば価値が低いけどそうじゃないってことだね」


「はい、魔法を使えるものはこの国にとって宝でしょう。剣士などよりも遠距離からも複数人をまとめて殺すこともできますから」


そうなるとこの学園は戦争をするための道具を作るところだな。


「あっご主人様ここです」


中々でかい建物である。ごつい人や可愛い人にミレスだっけ、まああの好青年ぽい若い人たちみたいなの何かが出入りしている。


「イメージ道理ちゃあイメージ道理だけど」


まあ止まっても仕方ないと思い冒険者ギルドの扉を開ける。


開けたことによりか、僕の方に視線が集まる。その視線を感じながら受付の方に歩いていく。


「すいません、冒険者になりたいんですけど」


「はい、新規登録の方ですねならこちらに要項をお書きください」


大人びた女性に紙とペンが出された。


「エレン書いてくれる」


さすがにこの世界の文字はまだ描けないのでエレンに頼んで書いてもらう。


「出来ました」


ちょっと時間がかかったが無事書き終わったようだ。


「では、新規登録と持ちまして銀貨五枚の提示をして頂けますか」


金とんの・・・あれじゃないの新規入会とかで初回は無料的な奴じゃないのでもそういうのは神に書かせる前に普通言わないといけないでしょ。


僕はエレンを見た。エレンは察してくれてか袋を取り出して銀貨五枚を置いてくれる。


「ありがとねエレン」


「いえ、気にする必要はありません私のすべてはご主人様のものですから」


耳元でそう囁いて僕の左うしろに立つ。


「はい確かに受け取りました。では冒険者になるに持ちましてこちらのカードとランクについて後依頼の受け方を教えますね」


「はい、お願いします」


なんだか少し相手の表情が綻んだ感じがしたがまあいいや。


「ではこちらのカードについてですがこれはあなたの身分証になります。それとランクもこちらに付くので依頼を受ける時なんかにも提示してもらう時があります。まずあなたの最初のランクはGランクになります」


最初はやっぱGってことか最高がSSSらしいからそこまで行くのにどんぐらいかかるのやら。


「次は依頼の受け方の説明に入らせてもらいます」


受付の方が真っ直ぐ僕を見てくる。


「依頼を受けるにはまず私達のいる受け付けカウンターと掲示板の依頼を受理できます。Gランクの方ですと一つ上のFランクの依頼が受けられますが掲示板の方はランクを問いませんのでお気をつけてください」


あいつが言っていた掲示板が


「ランクの一つ上が、原則ですか」


「はい、そうなりますね」


あのドラゴンはランクで言うとどんぐらいだろうか、確かSランクの試験になるぐらいだから相当強いことになるのか聞くこと自体は大丈夫かな。


「ドラゴンってどんぐらいのランクになるんですか」


「ドラゴンですか。そうですね最低でA最高でSってとこでしょうか」


最高でS、そっかそういえばソロで勝たないといけないって言ってたっけ、あれをソロで倒すのはかなり難しそうだけど白夜がいればそうでもないか。でも白夜なしで勝てるようにもしないとなやっぱ素手で勝ってみたいなちょっと悔しかったんだよねあの時。


「どうもありがとうございました」


僕はカードをもらう。


「クエストは今から受けますか」


「いえいいです今日は帰ります。あ、あと武器とかはどこで買えますか」


「それならここを出て隣に武器屋と道具屋もありますのでそちらを使ってください」


僕は笑顔で頷いて出ていこうとすると僕の正面に背の大きい男が目前に立つ。


洗礼って奴かな。


「何でしょうか」


「いやなに新入りを歓迎してあげようと思ってな」


「別にいいですよ」


僕が無視していこうとするともう一人出てくる。


「おいおいどこ行こうってんだよ。やさしく誘ってんのによ」


めんどくさいなあもう。それに周りは見てくるだけで助けようとしないのはこいつらに実力があるからなのか。


「お二方新人を痛めるようなことはしないでください」


職員さんが止めに来てくれた。


「痛めるなんて人聞きの悪い俺達は優しく誘ってるだけなのにな」


急にエレンの腕を取るがそれをエレンは跳ねの蹴る。


「おいおい何払ってくれてんだよ」


「気安く触らないでください。私の体はご主人様の物なのですから」


「へ~いいねそういうのそういう事言う子をお前のご主人の前で犯すが俺は結構好きなんだが、手前の主人はガキじゃねえか、そんなんじゃあ女の喜びも教えられてないんじゃないか」


ちょっとむかつくけどこんな事は結構あっちの世界でも言われたことがあるから懐かしく思ってしまうよ。


「職員さんこの方たちを殴っても問題になりませんか」


「おいガキ俺達を殴るっていいぜどうせなら一発殴ってみろよ。ここによ」


僕の前でひざを曲げ頬をつついて主張してくる。


「エレン下がってて」


エレンを下げて職員さんには目配せで了承を得る。


「じゃあ行きますよ先輩」


「おうこいじょ!」


言い終わる前におもっきり殴り飛ばす。魔力の扱いがかなりうまくなったためかドアを突き破って外に飛んでいく。


「手前何しやがる!」


殴れって言ったのはそっちなのに怒ってくるなんてひどいなあ。


剣を抜こうとしたのでその前に同じ所に殴り飛ばす。いい感じに人が積まれた。


「僕を子ども扱いする前に相手の力量が分かるようになりなよ」


そう決め台詞を告げた瞬間にこの冒険所から歓声が飛んで来る。


それには俺も昔やられたからスカッとしたとか弱い者をいびっていけ好かない奴だったからぶっ飛ばしてくれてありがとうなとか飛び交って来る。


どうやら結構嫌われている人たちだったらしい。ドアの弁償は彼らに払わせといてと言い僕らは帰っていく。


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