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白夜

ドラゴンを退治したらあたりがまた霧に包まれちょっと自分の体が傾く感じがした。


「戻ったってことか」


ドラゴンを退治したことにより元の場所に戻され霧も晴れた。てかもう日光が出てんじゃねえかよ。


「刀もありがとな」


刀を見るとやはり綺麗な漆黒の刀身をしている。


「それにしてもこのまま鞘に入れると抜けなくなるといやだな」


一々抜くときに斬りたいなんて思ってたらめんどくせえよ。


『それなら大丈夫ですよ』


「どういうこと」


『こういうこと』


刀が黒い靄かかっていくそして刀が人の姿に変わりだした。


「我は綺麗だろ」


そこには自信に満ち溢れた顔でいる僕より背が高く、黒い服のドレスを着た女の子がいた。


「はい!すっごく綺麗です」


「正直者じゃな。それにこんな幼かったんじゃな」


そういいながら僕の顎のラインを指先でなぞる。


「それに緊張しているのかや。顔が強張っておるぞ」


「そうですか」


おかしいなこういうのは慣れてるはずなんだけど。


「ユウタ君やったんだね」


樹木の中から割って現れたのはミレスとリルさんが現れる。


「もう明るくなっちゃったね」


僕はリルさんにいきなり思いっきり抱きしめられる。


「ごめんねこんなこと君にやらせちゃって」


えっどういう状況だ、急に抱き着かれるのには慣れてるけどリルさんそういうタイプじゃないし。


「リルさんどうしたんですか急に」


「君がすごく悲しそうな顔をしてる」


またなってたのか。


「別に大丈夫ですよリルさん」


「本当無茶してない」


少し僕を離し僕の顔を覗く。僕はそれを笑顔で接する。


「やっぱり少し強張ってるよ本当に」


言い切る前に僕は指で口を止める。


「そうかもしれませんけどこういう時は違うでしょ」


そう僕がの全でる言葉はそうじゃない。


「そうだよね。こんなに頑張ってくれてありがとう」


「はい、どういたしまして」


「それでそこの女性はどなたですか」


「ああそういえば君名前何なの」


顏を刀が擬人化した方に向ける。


「我の名前かや、そんなもの持ち合しておらぬわ。じゃから適当に呼べ」


そういう訳にもいかないよな不便だし。


改めて彼女をじっくり見る。綺麗な長い黒髪で端正な顔立ちであるため綺麗と表現するのにはぴったしである。胸も結構あるしな。


「黒姫、いやブラックプリンス」


姫という印象を強く感じたためそう思ってしまう。


「まあこれはないな呼びにくいし、なら黒、何か猫っぽいし」


「何でもよいと言っておろうが」


「そうはいってもこれからずっと僕のパートナーなんだよならそれなりの名前じゃないと」


「もうじゃあ黒姫でよくないかや」


まあそれでもいいけど。


「やっぱり僕が君の名前は決めたいから」


うーんもう無難に行くか。


「じゃあ白夜でいい、それなら刀の時でもマッチしてるし」


「それがいいなら構わぬよ」


「じゃあこれからよろしく白夜」


「我もよろしくなのじゃ」


これで無事名前が決定した。


「結局誰なの」


「えっとですねそれは~」


うーん、はっきり言った方がいいのかな、でも普通に考えて刀が人になりましたなんて信じないだろうし。


「えっと僕の従者です」


「そうなんだそれが今来たと・・・でも名前を知らなかったじゃないですか」


うん、それを言われると辛いな。僕が沈黙を貫くとあっちが先に折れてくれた。


「まあいいです。それよりこれどうするんです」


それとはもちろんドラゴンの残骸である。


「そうですね・・・・そういえばミレス君君は何がいるのこの中の」


「いや僕は何にもしてないから」


「いや君が居なかったら死にそうだった場面がいくつもあるじゃないか」


「でもいいのかい普通こういうのって独り占めしたくなるんじゃない」


「何で?僕一人で勝ったわけでもないのに」


そう彼はここに来て日が浅いから知らなかったが倒した者がその支配権を持つことを。


「それにこんなもの別にいらないし・・・でもお金にはなるか」


「本当にいいの」


「うん、別に構わないよ。ミレス君だって全部持って良くなんて言わないでしょ」


「それはもちろんだよ」


分配はこうだ討伐証明書になる部位と鱗百枚と前足はミレス、僕は鱗四百枚と後ろ脚だ。後は全部村に寄付することにした。

リルさんに分配がないのは晴れて僕の所有物になるからである。


「まあでもさすがにこの人数じゃあ下に持っていけないから町の人に手伝ってもらおっか」


僕の言葉に頷き、山を下りていく後ここまで印も忘れず付けていく。


そこからはリルさんに村長に説明しに行ってもらって僕らは流石に疲れているので宿に向かって歩く。


僕なんて寝てないからね一日、キッツイわ。


ていう事でそっこー宿の部屋に戻ってベットにはまだ寝ている四人がいる訳で、まあそんなことは関係なくベットの開いているところに寝っ転がる。

ベットに倒れてすぐに意識はベットに持っていかれた。


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